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就職までの道

むかし、閉鎖病棟に半年間入院してました。わたしが退院したときは朝ドラで「カムカムエヴリバディ」がやっていて、それをみるとおはぎが食べたくなり、おはぎを母に手作りしてもらったり、あちこち買いに行ったりしていました。退院してから本当にやることがなくて、やる気がおきず、食べて寝てばかりしていたので、退院してから、かなり太ってしまいました。

退院して1年2ヶ月は実家で療養していました。それから都内に戻り家族4人で暮らし始めます。まずは生活リズムをつけ暮らしに慣れるところからはじめました。それから双子が保育園に入園すると、時間ができたので精神科デイケアに通いました。精神科デイケアは2023年4月から11月まで通いましたが、本当に苦痛でした。作業療法士さんには「デイケアが通えないと就労移行に通うのは厳しい」といわれました。転院とともにデイケアを卒業し、作業療法士さんの言葉がひっかかりながらも2024年2月から就労移行に通い始めました。

就労移行に通ってみて思うのはデイケアよりも楽しいし居心地がよいということでした。だから通うのは苦痛ではありませんでした。デイケアと比べると話せる人はたくさんいたし、目的が復職や就職とみな同じだったので、就活の情報交換とかができて有意義でした。
精神科デイケアの目的は、通う人それぞれだとおもいます。わたしは日中の居場所や友達作りだったのですが、友達はなかなかできませんでした。
プログラムもあまり楽しくなくて、雰囲気に馴染めなかったのが苦痛でした。

結局、就労移行には2024年11月まで通いました。この10ヶ月間で、コーピングやリソースについて学ぶことができました。自己分析もしたし、テーマトークで悩んでいることを吐き出し意見をもらうというのもためになりました。  

就職活動は主に東京しごとセンターの女性仕事応援テラスのセミナーを受けておりました。アドバイザーさんには書類の添削や面接練習をしてもらいました。マザーズハローワークの職員さんにもzoomで面接練習を一度してもらいました。そのほか、電話やLINEで軽めに相談できる「就職だれでも相談」は何度か利用し、若者向けの就職支援プログラム「アトオシオンライン」は1回だけ相談してみました。女性仕事応援ナビ オンラインキャリアカウンセリングは3回まで、レディGO!Projectプラスのオンラインキャリアカウンセリングも3回まで利用しました。はたらく女性スクエアは就活中、就職してからも利用しました。

いずれは正社員を目指すなら次はわかものハローワークを利用しようかなとおもっています。やっぱり障害者枠かなと考えときは、まだ利用したことのない東京障害者職業センターや障害者就業・生活支援センター、東京しごとセンターの専門サポートコーナーも検討中です。障害者雇用のエージェントもあり、就労移行に通っている人はけっこう利用されておりました。

就職までのアプローチもたくさんあるとおもうので、一人きりで抱え込まず、相談や支援をうけながら進めていきました。無事内定をもらえたので、そこはよかったです〜。ただ内定はゴールではないので、続けることはいま悩んでいるところです。長くなりましたが、読んでいただきまして、ありがとうございます😊




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