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巻き込む力でチームの成果を最大化させる術

こんにちは!でーすけです。

今回は、前回の記事「仕事を円滑に進めるコミュニケーション術」の続編です。

前回はチームメンバーとのコミュニケーションについてお話ししましたが、今回は顧客やビジネスメンバーといった、チーム外の方々とのコミュニケーションに焦点を当てます。

こうした方々の協力を得られるかどうかで、結果は大きく変わってきます。もちろん、チームメンバーとの連携も大切ですが、今回の内容も同様に重要です。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです(^^)


協力者を味方につけてチームの成果を最大化する

プロダクト開発チームを中心に考えると、プロダクトを顧客に届けるまでには多くのスキルが必要です。

例えば、次のようなスキルや知識をすべてチーム内でカバーするのは難しいですよね?

  • 顧客の業務をすべて理解しているわけではない

  • 会社の方針を決める立場にない

  • プロダクトを直接販売しているわけではない

  • マーケティング施策を実行しているわけではない

  • カスタマーサクセスのように導入支援を行うわけではない

こうした時には、チーム外のビジネスメンバーや顧客から知恵やサポートを得る必要があります。
この「巻き込み力」によって、チームのパフォーマンスは大きく変わります。仕事とは、必要なリソースを補い合いながら、共に目標を達成していく「借り物競走」のようなものだと考えています。


チームメンバーよりもコミュニケーションが難しい?

実際、プロダクト開発チーム内でのコミュニケーションよりも、チーム外の方々とのコミュニケーションは難しくなることが多いと感じます。

例えば、次のような場面では、中々重い腰が上がらないですよね笑

  • 『顧客』に情報をヒアリングし、解決策を探る

  • 方針を確定するために『上司・経営』に提案する

  • 『営業部署』に情報を共有し、顧客に価値を伝えてもらう

  • 『別チームのエンジニア』に技術的なアドバイスをもらう

これが難しいのは、各自の仕事の目標が異なるからです。

例えば、私たちがプロダクトを作ることに重きを置いているのに対し、ビジネスメンバーはそのプロダクトを売ることに注力しています。
そのため、「開発は開発チームで」というスタンスになることも少なくありません。

こうした状況で、どうやって効果的なコミュニケーションを取れば良いのでしょうか?


コミュニケーションの下準備

私は1年前にPMとしてのキャリアをスタートしました。
この「相手を理解する」能力だけは他の人よりも自信があり、32歳の未経験者としてなんとかここまでやってこれたと思っています。

コミュニケーションの下準備として最も重要なのは、『相手を理解すること』です。

  • 相手は何を望んでいるのか?

  • どんな役割を担っているのか?

  • どんなキャリアを目指しているのか?

  • 普段どんな業務をしているのか?

  • 経歴はどうなのか?

すべてを理解するのは難しいですが、日常の雑談やコミュニケーションの中で『相手が求めているもの』や『自分が提供できるもの』を把握できると、スムーズなコミュニケーションがとれるようになります。

例えば、
「このお客様は、こんな職責を持っていて、こういった目標のために我々の製品を導入している」と理解していれば、
「目標達成をサポートするために、こんな仕組みを提案しますが、ご意見をいただけますか?」といった具体的な会話が可能です。

相手に協力してもらうには、まずしっかりとした下準備が不可欠です。
そして、さらに一歩進んで「真の協力者」になってもらうにはどうすればよいでしょうか。


普段から意識する『GIVE & TAKE』

上記、「借り物競走」で最も辛いのは、『助けてくれる人がいるのに、助けてもらえない』状況です。
そうならないためにも、普段から『GIVE』を意識しておくと、いざという時に助けてもらいやすくなります。

例えば、次のようなことから始めてみませんか?

  • アドバイスをもらったら、その結果をフィードバックする

    • 例:「教えてもらった方法を試して、うまくいきました!」

  • 困っている時に手を貸す

  • 相手の利益になるアイディアを考えて提案する

余裕がある時だけでもいいので、普段から相手に何かを提供することを心がけてみてください

私が新人の頃、上司に言われた言葉があります。
「まずは自分から何かを提供してみるんだ。理解してくれる人は8割、そのうちの2割が何かを返してくれる。」今、この言葉がこの記事の原点だと感じています。

まとめ

  • チーム外の力を借りることで、プロダクトチームの成果を最大化できる。

  • 目的が異なるからこそ、協力を得るのは難しいことを理解しよう。

  • 協力を求める前に、まずは相手のニーズを理解しよう。

  • 借り物競走で強い人は、普段から何かを与えている人。余裕がある時は相手のために行動してみよう!

と言う話でした。実際に2割ぐらいの人にはメリットを提供しても、そっぽ向かれちゃいますw(大体そう言う人は自分のために仕事をしている感が強いですね)

ゆうても、ノミニケーションが最強なのは変わらないので、前の記事もぜひ読んでくださいね!楽しくお酒を飲む会を提供するのも、十分な『GIVE』ですよ!!

それではまた次回!

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