2019年12月6日(金)から3日間に渡って東京大学で開催されている「Tokyo Forum 2019」。
初日である本日の午後にはソフトバンクグループの孫正義氏とアリババグループのジャック・マー氏の特別対談が行われました!
以下はその対談の全文訳レポートになります!
対談が英語だったのですが、完全な直訳ではなく大幅な意訳を加えております。一部聞き取れなかった部分や、訳に間違いがある部分、抜け漏れ等もございます。どうかご容赦ください🙇
それぞれの経歴
ソフトバンクグループ代表取締役会長 兼 社長 孫 正義氏と、Jack Ma Foundation アリババグループ創立者 馬雲(ジャック・マー)氏による特別対談です。モデレーターは経済キャスターである小谷 真生子氏が務めました。
※それぞれTokyo Forum 2019のHPから転載
対談内容
簡単な挨拶から始まり、対談はモデレーターである小谷氏の質問からスタートしました。
①小谷氏の疑問
孫:当時、アリババが創立されて4,5年のころでした。まだまだ小さい企業だったものの、僕は彼らの成功を確信していたので、小谷さんにも知ってほしかったんです。
マ:いまでも小さいですよ。
(会場笑い)
マ:そういってもらえると誇らしいですね。いま中国の発展に寄与できていることがとても嬉しいし、若者が自分たちについて語ってくれて嬉しく思います。ただし、これは僕が賢いからできたことではなく、愚直にハードワークしてきた結果です。
②2人が初めて出会った伝説の5(10?)分間。何を話したのか?
孫:5分じゃなくて10分だったかもしれないな。
(会場笑い)
孫:西暦2000年ごろ、ITバブルはピークを迎え、すでに弾け始めていました。だが中国は当時インターネットがはじまったばかりだったのです。
僕はアメリカ、そして日本の次に中国が来ると思っていましたので、実際に足を運び、現地で20以上のスタートアップ経営者と会いました。
ジャックはそのうちの一人でした。彼は僕に強い印象を与えました。投資したいと思わせるような強い印象です。
経営者と話すとき、まず最初の5分で「何をしようとしているのか」を聴くんです。
するとみんなお金の話をする。経営だったり、事業計画の話ばかり。
でもジャックは違いました。彼は、