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子育ちと水泳のすばらしさ 55

久しぶりに子育ちについて、今の思いを書いてみようと思います。


はじめに…

そもそも、教師を目指そうと思ったのは中学の担任が体育の先生でとても尊敬できる人だったからです。教師以外にも坊主という役割を持ちお寺の切り盛りもしている先生でした。
その先生の考え方、生き方、すべてがとても衝撃的で自分の人生を変えたといっても過言ではありません。
そして体育の教師を目指し進学しました。

でも、わたしは誰よりも運動のできない子でした。
もともと股関節脱臼で生まれ、足が弱く走っても飛んでも何してもどんくさい子。
それでも、頭がいいわけでもなく体を動かすことだけは好きだった、
ただそれだけで進んだ体育大学。

周りは全国大会出場は当たり前で、オリンピック選手もいるような環境の中、入学初日から絶望の毎日が始まります。
教員になるというよりも、
部活や寮生活を通して、自分を見つめる時間となった4年間。
本当に私は弱い人間です。
何かを言い訳に苦しいことから逃げることばかり考えている卑怯者。
それでも4年間を無事に終わり、人を教えるという立場になりました。

今でこそアスリートの世界はかっこいいものに映し出されますが、
自分たちの時代は正直貧乏の家の友だちが多く、
自分が強くなってスポンサーをつけて有名になって親を少しでも楽にさせたい、
そんな仲間ばかりでした。
だからビックリするような体験は数知れず…
家族に話しても口をぽっかり空けられることばかりです。

それでもそれらのとんでもない体験が今のわたしを強くしてくれました。

それからいろいろあった先に、アスリートの世界とはかけ離れた主人と出会い結婚。
全く違う家柄に、育ちにビビりながらも始まった東京での生活。
あまりに知らない世界ばかりで、本当に体育の世界は異質なんだと気づきます。

そして妊娠して出産… 
と思いきや、一人目妊娠で流産。
ある朝、異様な腹痛で目が覚めてしばらく耐えているうちに大出血。
体中の震えが止まらずに、あれよあれよと病院に行き処置も終わりました。
麻酔が効いているようで効いてなくて、ドクターたちの会話が聞こえたり痛みでどうにかなりそうな自分。目が覚めたときには、産院の廊下に流れるオルゴールが頭をぐるぐるしていたのを今でも鮮明に覚えています。
それから2度の流産。
そしてやっと出産へと希望を持っていたある日の検診で、
息子は心臓を止めていることがわかりました。
たった今、さっきまで胎動があったのにですよ!

そこからお腹から赤ちゃんを出す治療?が始まります。
何もわからないから言われるがままに、子宮口を広げる処置をしてバルーンを入れてそこから伸びた紐の先に二リットルのペットボトルを5本吊り下げ、その重みで赤ちゃんを出そうという処置でした。
あまりの痛さに意識が飛び、我慢できずにトイレと言っては噓をつきペットボトルの重さを感じないように隠れたものでした。
一週間もたったころ、自分の中で生きることへの希望も勇気もなくなっていくのを感じました。
そう、この痛さの先になにがあるのか?
息子も死んでいる、
この先わたしが生きていて何の意味があるのか?

そうこうしているうちに、分娩台に移され強制的に体の上に馬乗りになった助産師たちが私のお腹を押します。もう無理…

意識は飛びました。
すると、何とも言えない安らぎの場所にいました。
痛みも何もない、そう、わたしは心肺停止をしたのです。
あちらから分娩台に乗っている自分を見ているのです。
周りは慌てふためいてバタバタ動いています。
その時
「あっ、わたし、死んだんだ!」
ってわかったのです。
正直あの痛みの苦しみから抜けれたことに喜びを感じていたように思います。
悲しいとか寂しいとか切ないとかもない、
あぁ、死んだんだなって。ただそれだけ

しばらくそんなあれこれを味わっていると、よく言う三途の川みたいなものが見えました。
これもお寺さんで見たことがあったから、
本当にここを渡るんだと思ったほど冷静でした。
その先には大好きなおばあちゃんがいました。
手を振るけれど、何も反応してくれません。
駆け寄りたくて走りたいのに、足が動かないのです。
そしておばあちゃんが
「来ちゃだめだよ、まだお前はやり残したことがある。」
って大きな声で言うんです。
ハッとして目が覚めると、わたしは分娩台の上にいました。

息子はその間に出てきたのでしょうね。
あちらの方で看護士が何かしらしているのが見えました。

しばらくボー然としているうちに、現実を少しづつ受け止めていきました。

現実の日常に戻り、ボロボロになった心と身体のリハビリが始まりました。
決してすぐに回復したわけではありません。
何もかもやめて誰とも会うことをやめて、たった一人そっとそっと暗闇を何日も何日も過ごしました。
毎日のように息子の夢を見ました。
流産をしたときの子どもたちも一緒でした。
沢山話しているうちに、わたしはイノチについて沢山話をしてたくさん気づきを得ることができました。

そして、医者にも多分これから子供を授かりたいならば体外受精なり、次のステップに進むしか方法はないといわれ、子供を産むことをあきらめることにしたのです。

そのかわり、こどもに関することに関わりたいと幼児教育を学びました。
そして、東京でも有名は幼児教育に携わりました。
それはそれでとても勉強になりましたが、何か違うのです。
IQをあげるためにわたしは関わりたいのではない。
もっとイノチにかかわることをしたい。
イノチの大切さをしっかり伝えていきたい。
大切な子どものイノチを一人の大人としてしっかり関わりたい。
と思ったのです。

そしてその現場を去り、1年ほどたったときでしょうか。
アスリートの現役に戻り、バドミントンの大会に参加していた時のこと。
汗が止まらずに心肺が乱れて体が変。
監督に行って病院へ行ってみました。

なんと妊娠していたのです。
あれだけ自然妊娠は不可能といわれたわたしが、あきらめて何もしなくなってから授かったイノチ。

両親にも友だちにも告げることせずに、淡々と妊娠期を過ごします。
そしていよいよ分娩の日。
はじめて親に伝えます。

それが今23歳になる一人娘です。
その子が生まれ、わたしはきっとバカ親になると思っていました。
いざ、この手で初めて抱いたときに思ったことは
「この子は預かりものなんだな。ちゃんと生きていられるようにイノチだけは絶対に守って見せる。」
そう思いました。
それからというもの、毎日娘と起きて食べて遊んで寝て…
人生で一番パラダイスを感じたときでした。
そして東京での育児には、始まった時にすでに競争が始まることも知りました。
自分も幼児教育の現場にいたので、0歳時からの実情も少しはわかっていましたが、
やっぱりうちは違うなっと思い、思い切って田舎に引っ越します。

女一人起業したきっかけ

そして田舎でも毎日遊んで食べて笑って寝る、素敵な毎日の繰り返し。
引っ越し先の近くには間欠泉といって、温泉のプールもどきの施設がありました。
水が大好きな娘と毎日そこに通い遊んでいました。
1歳の娘は水中に1分ほど潜っては一人で遊ぶのが大好きな子。
それを見ていた同じくらいのママが
「この子なんでこんなことできるの?」
と不思議がっていました。
そして水泳を教えて?となって、
これが今のわたしの仕事の土台のベビースイミングの仕事の始まりとなったのです。

この子には、わたしが知っている大切なことを大切な人に学ばせたい、そう考えました。
しかし、この田舎でその素敵な人になかなか出会えない、
ならば私が先生になろう。
この子に伝えたいことをクラスにして、すべてを伝えようと考えたのが企業したきっかけなんです。

まず最初に始まったクラスが「ベビー水泳」。
水泳はスイミングクラブで働いたことがあったため、特にベビー水泳の大切さは自分が一番わかっていました。

そもそも人間は羊水という水の中から生まれてきます。
十月十日も羊水の中にいて、いきなり外に出されて自分で肺呼吸をしなくては生きていけれないのですから大変です。小さければ小さいほど、水の中は安心します。
そして、陸上に上がると3Dの運動しかできないけれど水中でははるかに大きな運動ができるのです。それが脳の発達に大きな影響を及ぼすことも証明されています。


水泳のすばらしさについて

はこちらを参照ください。 ↓

それではちょっと、ベビー水泳についてまとめてみましょう。
教材にあるようなことなのでつまらないかもしれませんが、
イノチの樹のレッスンはこれにのっとって、そして40年にわたる水泳指導のノウハウをアレンジして伝えています。

【ベビー時期からのアクアの必要性】


1,乳幼児期の健全な発育発達のため
 ・水に入ることで促される体温調整機能や水圧や水流による乾布摩擦効果
 ・子どもは決して大人の縮小版ではない。そのことを踏まえ心身の
  成長に向き合い感じること
 ・子供の成長はとても速く、毎回感じること・学ぶことが違うため、
  習い事は同じ繰り返しが大切
 ・自分から慣れたことは身につき次の行動に活かし楽しさがそこに
  うまれる
 ・発育発達に合わせた陸上動作を水中でよりダイナミックに立体的に
  行うことで、大脳細胞に大きな影響を与える。
 ・9つまでに運動神経は出来上がるためそれ以降の運動能力は
  身につかない
 ・乳幼児の大脳波多津に大切な時期であることを十分理解すること
2,水難事故防止のため
 ・生きる力を身につける
3,親子のスキンシップ ☚これが一番大事

【ベビー水泳の目的】

1,水で楽しく遊べること
2,水の特性(浮力・水圧・水流・抵抗)を全身で知ること
3,入水で促される、体温調整機能や水圧水流による乾布摩擦効果で丈夫な体作り
4,体が出来上がる3歳までは大人の余計な手を加えない

【レッスン内容】


1,リラックス
2、浮く
3,平衡機能
4,大脳への刺激
5,その他のポイント
 ・ベビーの水温適正は34~35度。内臓への負担を考えること
 ・入水時間は長くて40分(水温33度)

 抱っこ・ふりこ・高い高い・壁蹴り・アップダウン・腰かけとび・
 顔つけ・ロール・レッグアクション・スイムアクション・潜水 
 などのTrainingあり

子育ちについて思うこと

さて、水泳のことはここまでとして、
イノチの樹が願っている子育ちについてこちらもご覧ください。
大切な思いを書いてあります。
是非目を通してください。

子育ちって、子どもの成長のようにママも両親も一緒に成長していくものだと思うのです。
親だからしなくてはならないことるとがあるとしたら、
命を守る
ということだけだと思うのです。
寝て・食べて・出して・寝る
その繰り返しが当たり前にできる毎日。
この見守りだけだと思うのです。

子どもは子どもで、この世にやるべきことがあり産まれてきました。
親の持ち物のように育ててしまうことは、
子どもにとっても親にとっても結局幸せにはなれないと思っています。

名前も子どもが決めてきました。
自分でやるべきことを忘れないように…
そして、自分が成長するために、
ありのままのママがいてくれるあなたのところを選んできました。
何も悩むことも不安になることもありません。
今ここで生きている!
これだけが正解で正しい事実。

親の人生
子の人生
それぞれにたった一つの道なのです。
その道を、誰かに邪魔されることなく、
胸を張って生きましょう!

そんなお手伝いをさせてください。
一人娘を育ててわかったこと、
1000人以上の子どもたちとかかわって学んだこと、
愛をもって一緒に成長したいです。

是非オンライン寺子屋體へおこしください。
一緒に體のこと心のこと、
そして子育ちのことも学びましょう。
親子水泳にあわせ、こどもの未来希望塾的なことをしたいなぁと思っています。
賛同してくれるなら、イノチの樹と親子ともに成長しませんか?

オンライン寺子屋體 ご案内ページ
https://online-course.jp/cp/karada-oputoin
ただいま、初月たったの1000円で参加できます。
値上げする前にぜひ手にしてみてください。
いつでも解約自由です。

お待ちしています!

◆追記
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