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水のパワーを見直しませんか?! 25

 暑い夏!プールは行きますか?
日焼けが…とか体形が…なんて理由を探しては、
水のチャンスを忘れていませんか?


水のパワー

 水泳と聞くと泳ぐようになるためとか、そんなお堅いことを思い浮かべるかもしれませんが、実は水中には素晴らしい力があるんです。
 今日はそんなことをまとめてみます。

水圧

 水の中に入って一番に感じるのは一番に感じるのは、水圧ではないでしょうか?胸のあたりがぎゅっとされたりする感覚。
そう、何を隠そうこの「水圧」こそが体にとってとても大切なんですよ。

 水圧がかかることで、むくんだ脚にたまった疲労物質を体内に戻し、腎臓でろ過して排泄を促します。このため、こどもがプールやお風呂に入るとおしっこをするというのがこの理屈です。

浮力

 次に浮力です。
重力から解放される唯一の状態。
アルキメデスの原理で、水中に入ると体重は1/10にまでになります。
そして浮力がかかると造血能があがり、新しい血液が生まれるのです。
当然、免疫力もアップしますし貧血にも対応可能になります。

 それでもプールには抵抗があるという人には、
しっかりとした入浴を絶対にしてください。
入浴というのはシャワーじゃないですよ。
しっかりと熱いお風呂につかることです。

入浴

 入浴の目的は体を洗うことが一番ではないのです。
実はとても大切な役割を果たしています。

【入浴の目的】
・カラダに水圧をかけること
・体温を上昇させて末梢循環をあげること
・合わせて免疫力をあげること
・浮力で体重を軽くすること
です。

 西洋医学の薬では、末梢循環を下げることはできてもあげることは不可能だそうです。ロキソニン・ボルタレン・バッファリンなど、よく耳にするものは末梢循環を悪くするのです。
 女性が生理痛で飲めば飲むほど、子宮内膜の血液循環を悪くします。
 またステロイドも同じ、
使えば使うほど汗腺が減少して皮膚からのデトックスができにくくなります。末梢循環が悪くなれば、体温も下がり冷え性など悪い方向へ行くのは想像通りです。

 体温を37度近くまで上げることがとても大切になります。
体温が1度下がると、白血球機能は37%も低下し、基礎代謝は12%も低下、体内酵素の働きは50%も低下するという数字さえあります。

シャワーだけの生活
冷えたビールをいつも飲んでる
こんなことはありませんか?
健康のために、ちょっと今日から入浴を考えて見てください。

わたしは温泉地で生まれていますので、
小さい頃は近くの共同浴場へ行っていました。
温度は多分42~43度くらいあって、
子どもにはとても熱いお風呂でしたねぇ~。
でもこの熱い温度には意味があるんですね。
HSPという熱ショックタンパクというものがあるのですが、
簡単に言うと大やけどしたときに分泌され、
場所や組織を問わずに修復するタンパク質です。
このHSPを生産するのが、熱いお風呂に入ることだというからすごいじゃないですか?! 熱い風呂に入ると3日目にはHSPがピークになります。

 一時流行の半身浴は、かえって体を冷やしたりします。
上半身をわざわざ冷やすので、乳房を冷やし乳がんが増えたともいわれているときがありました。どう受け取るかは個人次第ですが、体の摂理から考えたら、わたしは全身をつかる入浴がお勧めです。
心臓に負荷をかけてはいけない場合には、必要な対応の時もありますが、
基本は入浴は全身をしっかり熱いお風呂につかりましょう。

低体温は万病のもと。
毎日の生活の入浴や夏だからこそ積極的に使ってほしいプールでどうぞ健康な未来をgetしてください!

たのしみ隊の未来

昨年の10月に「たのしみ隊」という小さい仲間が集まりました。
そもそもこのコミュニティーの発足は

「死ぬまでに泳いでみたい!」

という、高齢者の発言から実現したものなんです。
泳げる泳げないよりも、高齢者の水に入るということの意義を強く感じたいのです。
そもそも私は長年、水泳界に関わっていましたのでずっと水中運動の必要性は感じていました。
そんな時にこの発言。
これはもうやるしかない!そう思ました。

この発言に共感した同じような年齢の方が集まりスタート。
初日。
まずは皆さんの現状をと入水。
はじめてプールに入る人、
コースロープや壁を持っていないと怖い人、
水が飛んでくるだけでも緊張しちゃう人、
25m歩くのがやっと…
startはここから始まりました。
正直その時には、
「まずは死なせないように体調管理しっかりしなきゃ」
でしたよ(笑)

そして月2回のレッスンで、
一人づつと交換日記をしながら状況を双方で理解しながら継続。

・一人でクロールができるようになってきた人
・呼吸の大切さを知って深い呼吸ができるようになった人
・水中だと腰の痛みがなく自由になることを知った人
・全員が潜って一人で浮くことができるように

約半年で高齢者の方たちがここまで成長するのです。
すごくないですか?
きっとそれぞれの中に
最後まで自分のことは自分で!という強い意思があてこそだと思うのです。
団塊世代が2025年には後期高齢者となり、
今よりも深い医療状況になると予測は誰もができます。

逼迫した医療に頼ることを思うより、
今できることで自分の体を整えておくこと。
セルフケアの大切な時代が来たのだとつくづく感じています。

医療崩壊になった時に、
ちょっと行けていた医者へも行けれないときが来るかもしれない。
だからこそ備えるのです。

健康な体を持っていることは何よりもの財産になります。
保険に頼るより
行政に頼るより
医者に頼るより
薬に頼るより
まずは自分の今を自分で健康になることに投資しませんか?

是非お近くの方は、
「たのしみ隊」のプールレッスンに参加してください。
その他、
「呼吸法」「禅の心」クラスがリアルクラスとしてレッスンしています。
また、オンライン寺子屋體では、オンラインで学べるようにもなっています。

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