子守唄 『SUO GAN』
『SUO GAN』は、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『太陽の帝国(Empire of the Sun)』(1987年)。映画冒頭の挿入歌として印象的に用いられています。赤ちゃんを眠らせるために聞かせる子守唄。
人が亡くなることを“永眠”ということがあります。死も永遠に目覚めない眠りと考えると、子守唄と葬送曲が同じ旋律であることも頷けます。
映画では、イギリス人の少年が、出撃していく日本の特攻隊員たちに『 Suo Gan 』を捧げます。「我が子よ母に抱かれ眠りなさい」という歌詞は零戦の出撃と撃墜のシーンで用いられています。
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