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いのちの本、上梓です

 本日(7/2)、新刊本:私が一番受けたい「いのちの授業」(鈴木中人著、ごま書房新社、1430円)が上梓&発売です。その思いとして、本書の「はじめに」をご一読賜れば幸いです。

 全国の学校や医療福祉現場に献本する、2024「広げよう!いのちの授業」プロジェクトもスタートしております。小さな思い、小さな本、ですがお心を賜れば幸いです。

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本書「はじめに」
 ある日、お手紙が届きました。
 子どもとお母さんからのクリスマスカードです。

「けいこちゃんへ 
 メリークリスマス およめさんになれて よかったね。
 てんごくでも、かぜをひかないようにしてね。
 わたしも いのちをたいせつにします。
 みんなをまもってくれて、ありがとう」

「鈴木中人様
 いのちの授業を娘と聴きました。
 涙があふれました、本当に感動しました。
 家族がいっしょにいること、普通に暮らせることがどんなに幸せかと思います。
 今みんなに伝えたい、私が一番受けたい『いのちの授業』です。
 いのちのバトンをもらいました。
 ありがとうございます」
 お二人の姿が目に浮かび、胸が熱くなりました……。

 私は、全国で「いのちの授業」をしています。
 長女・景子(当時 6歳)を小児がんで亡くした体験を通じて、「いのち」「生きる」「家族」「大切なこと」「幸せ」などをみつめるものです。これまでに1000校を超える学校を訪問しました。「いのちの授業」には、 30万人を超える方が参加し、小学校で使う道徳の教科書にもなっています。
 たくさんの子どもたち、家族、大人と出会い、「いのちのメッセージ」をもらいました。そこには、いのちや家族への思いがいっぱいあふれていました。みなさまの姿と思いに涙がこぼれました。
 特に子どもたちからのメッセージは、大人が見失いかけている、大切なことに気づかせてくれました。一方で、子どもや大人の姿に、社会の現実も感じさせられました。

 今、いのちが粗末にされるニュースが連日報道されています。
「子どもの心や社会はどうなっているのだろうか」「家庭・学校・地域で、いのちの大切さをどのように子どもと育んだらよいのか」「いのちをどう支えて守ればいいのか」多くの人が、戸惑い、思い悩んでいます。
 しかし、実は揺れ動いているのは子どもや社会ではなく、私たち大人の心ではないでしょうか。だからこそ、いのちに向き合い、いのちを大切にする心を育んでほしい。自分の生き方をもう一度みつめてほしい。切にそう願うのです。
 その思いを胸に、いのちの実体験と実話、子どもや大人の生の声をもとに、いのちを育むために大切なことをこの本に綴りました。大人が子どもに示し教えることであり、大切にしたい「いのちの眼差し」を芽吹かせてくれるものを収めたのが本書です。

 あなたは、たくさんの「いのち」と出会います。もし自分ならどうするだろうか。いのち、生きる、家族、幸せとは何だろうか。出会うたびに、自身にそう問いかけてみてください。

この本は、「いのち」と「幸せ」を育む本です。
生きよう! きっと幸せになれるから―。 
そう感じてもらえれば幸いです。
では、「いのちの授業」を始めましょう。
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〇2024「広げよう!いのちの授業」プロジェクト
・学校や医療福祉現場への献本(目標1000冊)などを通じて、「いのちの授業」の輪を広げます。10月末まで。
・発起人:上甲晃、押谷由夫、野口芳宏、髙木慶子、玉置崇、大棟耕介、副島賢和、水谷謹人、志賀内泰弘、白鳥宏明、木南一志、畑中めぐみ、比田井和孝、佐々木美和、安藤明夫、鈴木中人
・応援特典例:➀本の斡旋(10冊以上、20%割引)、➁3000円寄付:1冊謹呈、➂御芳名のサイト掲載、④いのちの大会チケット謹呈 
→詳細は公式サイトを参照ください。
→応援申込フォーム

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