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105年目のライカ

2019年3月9日、ライカ京都店の5周年記念イベントへ参加した。
2014年、ライカカメラ誕生100周年という年に、築約100年の町家を改装した京都店も5周年を迎える。

観光客でごった返す祇園・花見小路通りで、日本とドイツの伝統が融合した世界一訪れたいと言われるLeica Storeがこの先にある。派手は看板などはないが、しっかりとオーラを放つ不思議な空間だ。

受付時間まで少しある。昼夜の寒暖差が激しいが、ゆったりとした時間の流れる京都のこの時間は気持ちいい。人混みを避けるように裏通りや建仁寺の園庭など、近くを散歩した。

やはり不思議なものでM10-Dというライカは自分の集中力があがるカメラだと感じる。ぼくは元々ファインダーを覗いている間、息を止める癖があるのだが、その短い期間さらにもう一つのセンサーが稼働して光や風を感じている気がする。もちろん、"ぼくにとっては"という話なので、あくまで感覚の話だが、後の5周年記念イベントでハービー・山口さんと小山薫堂さん・安珠さんがトークしていた「なぜライカを使うのか」という私の答えは、このあたりになるだろう。

前置きが長くなったが、ライカ京都店5周年記念イベントへ。
詳細はここでは割愛するが、いつもの"ライカらしい"パーティと共に、ライカと写真に囲まれた時間を過ごした。

ライカジャパン福家社長の挨拶中、ハービー・山口さんの写真展の紹介がされていた際、ふと左の階段側を見ると御本人がいらっしゃったのでライカを構えた。ぼくに気付いてくれたRockな69歳のハービーさんのお茶目なピースサイン、いい写真だ!

こういう失敗したくない1枚を撮る時のM10-Dの緊張感は心地いいものだし、データを取り込むまでのワクワクした時間もとても好きだ。

改めて、ライカ京都店5周年おめでとうございます。
いつもお世話になっている都丸店長はじめスタッフの皆様、いつもありがとうございます。

店長、カッコいいぞ!

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