
(9)松戸のソーシャルファーム日記 朝ドラ
朝の時間でドラクエウォークやってます。略して朝ドラ。
バス通勤は駅まで歩かずに済み、自宅から五分ほどで着く。東松戸駅からの送迎バスが来る30分前には現地に着くので、コンビニで昼食を買ったり、駅近辺に湧いているメガモンスターを狩ったりする。ここへ来るまでにも、ドラクエウォークならぬドラクエバスでいろいろ回収している。この感覚は位置情報ゲームならでは。
私はゴールドパスにしか課金していない。これがあると歩数に応じて溜まるウォークマイレージがさらに溜まりやすくなり、各種特典もある。ふくびき(ガチャ)に有償ジェムは使いません。
ガチャゲーは元から評判が悪いが、最近意外なデータが分かった。
まあこんなものでしょう。いつもガチャの渋さばかりが槍玉に上がるドラクエウォークだが、実はとっくにゴールドパスの売り上げがガチャに迫っているのかもしれない。そうだったら事実上のサブスク制実現なので、そちらの方がよほど健全だろう。
人が少ない日
だいぶ間が空いてしまったが、3月19日の分をメモを見ながら思い出してゆく。この日は出勤する人数が少なかった。4チーム中の半分のみ。女子トイレの掃除当番は女子しかできないので、男子の私はひとりで朝の水汲み。
ひとりあたりの仕事量も増える。液肥やりの記録を付けたら、昨日の根処理の続き。
休憩時間に、柏第3ファームでの農園体験の話を聞かれる。私のように、農園体験をしたファームと、実際に就業したファームが違う人は珍しいらしい。人事異動があるのは農園の管理者であるエスプールの社員さんくらい。
現代に生き残ってたワープロ
うちの班の農場長さんが、何かワープロのようなものを前にマニュアルを見ながら悪戦苦闘していた。テプラだ。掲示物用のラベルを作っているが、一行表示で済ませたいところが失敗して二行になってしまうらしい。
ワープロを見たのは、もう30年くらい昔か。今もラベル印字用として残っているとは、何とも珍しい。あとできちんと一行に仕上がっているラベルがテーブルの上にあった。良かったね。
慣らし作業のコツ
根処理でパミスサンドから植物の根を取り除いた後は、小高い山を作って乾燥させる。その後にやるのが、慣らし工程。発砲スチロールの板を使ってレーンを種まき前の状態に戻します。
慣らしが終わった後のレーンは、枯山水に似てるかも。レーンの中央に設置されたスミサンスイの黒いホースを見ながらそう思う。これは、私たちが休みの土日にエスプールの社員さんが水まきをするためのもの。
ここでちょっとした発見が。慣らし作業は農園体験のときにもやったが、そのときは野菜を育てていない新品の防根シートだった。松戸ファームではすでに何度も野菜を育てていたので、その間にパミスに苔が生える。すると育成中に地面だったところに苔がついて、緑色の線ができる。このラインを目印に慣らし作業をすれば、簡単に元の高さに戻すことができた。新品ではこうはいかない。
来週は自宅待機日と、雇い入れ時の法定健診があって。次に農園に来るのは一週間後。19日にまいたピーマンの種は、どうなっているだろうか。台所でよく見る、ピーマンの肉詰めやチンジャオロースをつくるときにお馴染みのアレそのまんまの種だ。プチトマトも実の成長が遅いので、間引きをして養分を集中させることになっていた。26日の出勤はどこが変わっているかを探すのが楽しみだ。
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