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だから同業カウンセラーに相談するのは嫌なんだ(トラブル編)

5,000文字を超えたので、前後編に分けました
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個人的なタクシーでの失敗話

私はタクシーが苦手だ
出来れば乗りたくない

車が嫌いなのではない、運転手ガチャが無理なのだ。
バスや電車と違って、運転が乱暴な人が多すぎる。
(東京だけかなぁ、西もそこそこ荒いと思うけれど)

昨日乗ったタクシーも最悪だった。
ワースト3に堂々のランクイン!
こんなん、更新されんでいいんですけどね!

夕方5時半ごろUberで呼んだ。
(が、これがすべての悪夢の始まりだった)
先月タクシーを使ったとき、なかなか捕まらなくて困ったので、失敗を生かすべく、出かける前に呼んだのだ。

Uberによれば3,500円から4,500円くらい30分で着くと見積もり。
それならばとそのタクシーを選ぶ。別で迎車代が500円らしいが、それくらいはいいだろう。タクシーは2分でやってきた。

(※2分でくるようなら、アプリで呼ぶ必要ないんです)

練馬ナンバーの、黒いクラウン、、、、
うっぷ。comfortか!

30分弱乗るなら、comfortじゃなくてもっといいやつが…と思ったが、
急いでいたので、仕方ない。
いそいそ乗り込む。

とても空気が悪い。

なんていうか、これは感覚的な話なのだけど、
旅先で飲食店に入って、「あ、ここダメな店だ」となったときと同じ感じ。
そして微妙な料理が出てくる。食事の後半がやっぱ予約しないとダメだねと反省会になるやつ。

タクシーの運転手が私に尋ねる。
えと、場所はどこでしったっけ?

私「え?」(なんで聞くの?)
運「あ、アプリですね」
場所はお台場方面だったので、アプリを見て、目的地の住所を旧式のナビに入れる。
江東区有明、、、、
え?住所入れるの?Uberの通りに行けばいいのに。

私はてっきり銀座経由の下道で行くと思っていたのだけど、
運「高速使いますよね?」
私「その方が早いなら」
運「はい」

(ここで私は二回目の間違いを犯します)

基本的にプロにお任せしたいタイプの人間なので、お任せするのだけど、お台場の住所を入れるような方なので、運転手さんレベル高くないんですよ、任せてはいけなかったんですね。

不安をよそに発信。
すぐに地獄に突き落とされる。
あーーーーやってもうた。
アカンやつや。

悲報。運転手さん、運転がお上手じゃなかった。。。
アクセルをこまめに踏むから、私の体ががっくんがっくんなる。
そういうのエコじゃない運転だから。
それ以前に人にやさしくないから。

私酔うよ、吐くよ、優しい運転してくれよ、
なんてことは言えないので、ぐっとこらえる。

大丈夫、高速に乗れば信号はないから
こんなに急発進と急停車はなくなるはずだ。

高速に乗って数分で大渋滞。
全然進まない。

え?急いでるって言いましたよね?
なにこれ?嫌がらせ?
下道でよかったじゃないの。
なんてことは言えないので、ぐっとこらえる。

首都高は、(冗談抜きで)左側と右側、双方から2分おきに合流がある。合流の関係で車は何回もブレーキを踏む。

めっちゃ酔う。

あほなのか。
ブレーキの踏み方、アクセルの踏み方、頼む!もっとソフトに普通にしてくれ。
なんてことは言えないので、ぐっとこらえる。

あのォ、つかぬ事をお聞きしますが。
タクシーって、人を乗せるお仕事として、専用の免許持っているんですよね?「二種免許」ってやつ、持ってんでしょ?それで、これなの?
どこぞの教官さんよ、教え子が今日もワイルドな運転してまっせ。
あんた何教えてんのよ?と思う。

目の前のワイルドスピードもどきのおじさんにはそんなこと言えないので、二種免許を出した教官に怒りの矛先が向かう。
まだ車は渋滞したまま霞が関を抜けていない。

おいおい教官さんよ、
一流のタクシードライバーは、コップの水がこぼれないというけどさ、もうこぼれるこぼれないっていう次元じゃないですよね。コップ吹っ飛んでますよね、派手に。交差点のたびに。
こういう人に二種免許出しちゃダメでしょうよ。な、コバヤシ教官(適当)

タクシー運転手の名前をチェックしたが、このご時世、タクシー会社の名前だけで、名前は伏せられている。
ふっふっふ、甘いな、私は彼の名前を知っているのだ。
ドライバー "テツオtetsuo" が向かっています」とUberが言っていたから。
本名かどうかもしらんけど。

おい、テツオ、頼むからコップと人に優しい運転してくれ。

Uberの画面を見たついでに、アメリカのライドシェアの方がよっぽど親切だったなと思い返す。彼らは、評価とチップというインセンティブが働いているので、いい加減なことは出来ない。
クセがつよくて文法が変な英語を使う、移民の人達だって、運転はもっと丁寧だったぞ。おい、聞いてるかテツオ?

ライドシェアは危険だなんだって言っているけど、私はそんなことないと思う。こんな乱暴な運転よりよっぽどいいと思うけど、当事者としてどう思うよ?テツオ?

心の中で語り掛ける。
もちろん、答えはない。

沈黙が続く。
夫は隣で早々と眠りについていた。

車がトンネルに入ってしばらくしたとき、

「GPS信号が受信できません」

助手席からテツオのUberがぽつりとつぶやく。

え?
今までガイドしてくれとったんか。ありがとうな。
ほんまは君にガイドしてほしかったんや。
交通渋滞もなんも考慮できていない前時代のナビなんかじゃなくて。グーグルマップで調べたらね、首都高は部分的に真っ赤だったよ。下道は青いのにね、まったく。
酔うしイライラするから途中で見るのやめたけどね。

Uberの無念さも背負って、私の胸の中のむかむかは
精神面と胃の中からくる吐き気とでピークに達したまま、レインボーブリッジを超えた。

朝晩の首都高はアカン。
旧式のナビもアカン。

テツオ「この辺だと思うんですけどね」
何もなかったようなトーンでテツオが言う。
私「建物の前まで回ってください」
テツオ「いやー分かりにくいですね」
(そんなん知るか。同意もとめてくるな)

目的地に着いたとき、吐くか殴るかの瀬戸際だった。
急ぎの大事な用事があるので、理性で怒りに強引に蓋をした。
メーターの金額は8,000円になっていた。

はっせんえん?え?2倍だけど?
しかも下道の予定時刻より15分おそい到着で!
なんで高速にしたんや。
やばい、理性が負けそうだ、頑張れ、冷静に冷静に。

怒りと酔いのダブルむかむかを抱えて、タクシーを降りた。

ぐっすり寝ていた夫が、
「やばかったね~。寝ていた俺でもめっちゃ気持ち悪い。大丈夫?」
と怒れる妻をねぎらってくれた。(夫のコメントで怒りがおさまるかと思いきや)

てか、寝ている人をも酔わすんだぜ、とんでもねぇ運転じゃねーか。怖い世の中になったもんだよ。
コバヤシ教官、聞いてますかー?(聞いてない)
とんでもねぇ怪物を送りだしてるぜ。

私のように、うんざりした人の「負の感情」が車内に溜まるから、あんなに邪気を感じる車内だったのかもしれない。こういう直感は大切にしないと。

そもそも2分でタクシーが捕まるようなら、迎車せんでよし!
自分で選んで止める。右手を上げるだけ、簡単✨レクサスに乗ろう。
混んでいる時間の首都高には乗ってはいけない。ナビを使うドライバーよりGoogle mapやUberを信じろ。

と、学んだものの、お金を2倍払って遅くて、酔って吐きそうでげろげろになるし、と最悪だったので、どうにも怒りと気持ちがおさまらない。
(夫はこんこんとテツオの愚痴をきかされることになった)

そうだ、こんな時こそ先輩カウンセラーに相談しよう!

癒しあり、するどいツッコミありの回答編はこちらから。




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