
だから同業カウンセラーに相談するのは嫌なんだ(回答編)
タクシー選び失敗談をカウンセラーの先輩に相談した結果、まぁまぁ想定を超えて心をえぐられたので、その話です。
失敗の詳細はこちらから↓↓
イケてない運転手のタクシーですっかり心がささくれていた私。
そうだ!こんな時こそ、カウンセラーの先輩に相談だ!
ちょっと聞いてくださいよー。
タクシーに乗ったらヒドイめにあったんです。
もうイライラして、とにかく最悪だったんです!!
(私は経験をババーッと話した)
黙って聞いてくれる先輩方。
傾聴はカウンセリングの基本だもの。
やっぱいいなぁ❤なんて、この時は思っていた。
頼れる先輩方は、順番に話してくれる。
「いのっち大変だったね、私もそういう時はキレるね。もっとキレて文句言うと思う」
あたたかい❤→(共感タイプ)
不機嫌になった自分を責めることないよという優しいメッセージ。
***
「いのさんは経験を面白い話に昇華しててすごい」
やさしい❤→(価値、魅力発見タイプ)
そうかなぁと照れつつ。笑い話にしてなんぼや、関西人だもの。
***
そしてそして、最後に
それだけ執着しているってことは、結局、テツオに愛があるんでしょ?
仕事ちゃんとしなきゃって抑圧した感情が、テツオに出てるんじゃない?
ぐさぐさ😢→(鋭利な角度で…本質的な提案タイプ)
いきなり核心をついてくる。100年に1人の天才カウンセラーさん。私とテツオを愛でセットにするのはやめてくれ。
あー。確かに、愛あるよね。
めっちゃテツオ好きよね。
その場の空気変わる。
ちょっと待って。なんでそうなんの!!?
確かにそういう見方もできるけど、できるけどさ、、、ここ?今ここでその方向で切り込む?
心理学的に乱暴な運転は、何を投影しているのか。
自分で自分に困難を与えずにはいられない、そのパターンなのか。
いやいやいや。
私「いや、内容が高度過ぎて理解が追いつかないっす」
「理解が追いつかないんじゃなくて、理解したくないが本音では?(ニヤリ)」
ぶすぶす😢(とどめるを刺しにくるタイプ)
身内にはドSが過ぎないか。HPが0ですけど。
都合の悪いことを聞き流そうとするが、それを許さない。
たくさんの武闘派を顧客にもつ先輩たち、強すぎ。
いやー。
先輩カウンセラーの愛にあふれたコメント✨すごいですね。カウンセラー仲間ができると、いろんなことが相談できますが、深刻な悩み以外は、容赦なくキッチリえぐられます。
クライアントさんには決して出さない一面を垣間見るわけですが。
まぁ、でもその通りなのさ。
「仕事ちゃんとしなきゃダメ」って禁止しているんでしょうね、わたし。
でも、お仕事に情熱を持って取り組んでいるって才能なんだとも言える。
自分に過剰な禁止・抑圧をしていると、それを守っていない他人に対してとてもきつくなってしまうものデス。
例えば、頑張って我慢してワンオペ家事していて、それに対して夫がちょっと小言をこぼすと、「それなら自分でやってよ!こっちの気もしらないで!」と大声でキレる。(ワンオペじゃないのに、怒られてるウチの夫、ホント可哀そうだな)
はじめこそ「ちょっとむかついたから聞いてよ~」って話でしたが、"怒り"とは、心理学的には特別な感情なので、そこから紐解くといろんな感情やブロック、才能までが見えてきてしまうのである。
相談は慎重に。
ご利用は計画的に。
最後に‥‥
ちょっと上記をまとめて、カウンセリングっぽくしてみます。
なるほど、、、それは災難でしたね。
イライラして当然です、今はもう大丈夫ですか?
この場で我慢することのないように、"ふざけんな!"でもなんでも感情出し切ってくださいね^^
でも、結果的に怒鳴ったりしていないし、最後まで紳士的に対応されていて、すごいなぁと思いますし、人としての器の大きい方、いろんな困難をこうやってご自身が背負うことで乗り越えてきたんだなぁと感じました。お話も上手で、ちょっと楽しく(?)聞いていました。人を大切にできる方なんですよ、あなたのその優しさと強さにたくさんの人が救われているはずです。
でも、旦那さんのトーンと比べると、ちょっと熱量高めですよね?
なんで、そんなに「怒り」があるんでしょう。
テツオの何が気になりますか。
仕事ちゃんとしてよ?って気持ちかなと感じたんですが、いかがでしょうか。
もちろんね、ちゃんとしてくれた方がいいんですよ。
でもね、人だから調子もあるし、得意不得意もあるし、会社がつぶれたせいでいやいや仕方な~くタクシー運転手やりはじめたばっかりかもしれないです。ナビ使ってたくらいですからね。
旦那さんがすっと受け流している出来事に題して、いのさんはイライラしている。こういうシーンってほかにもありますか?そういうことが多いと、ご自身が疲れちゃいませんか?
(はい、その傾向はあると思います)
「運転手さんが残念だったな〜」では割り切れない、見過ごせないものが、心にあるのかもしれないですね。とくに口調が強かった「与えられた役割にふさわしい仕事を」のところでしょうか。
仕事に求めるレベルがちょっと厳しすぎるのかもしれないですね。
厳しいって言うとネガティヴなんですけど、要は、人並み外れたプロ意識持ってる感じです。絶対音感の人が、ちょっとした音程のずれが気になっちゃうみたいな。それだけ高レベルってことなんですけど。
(えぇ・・・?)
でも、絶対音感の人だって、世の中すべての不調和音にイライラしていたら人生しんどいんで、ある程度距離とって離れるわけですよ。音楽が好きだからこそ、適度な距離で。
テツオとの距離近いですよね?(笑)
あたなはもっとやれるでしょう?という愛すら感じました
(え、あ、はい・・・そうですか?)
テツオにそれだけ熱くなれるいのさんのプロ意識は、おそらく相当な強さで自分にも向いているはず。ちょっとしんどくなっていないか心配。
人間は、本来怠け者ですが、自分に対して心では厳しく責めちゃう生き物なんですよ。
自分に対してのプレッシャーを下げられると、タクシー運転手に対しても、"運転は荒くて、道の選択もミスっていたけれど、事故なく送り届けてくれたし、用事にも間に合ったし、結果吐いてはいないし、ぼったくられたわけでもないし、まぁいいか"
って思えるかもしれないです。
(はぁ)(それはないかな)
今回はタクシーの話でしたけれど、きっと日常生活の様々なところで、「ちゃんとしなきゃ」「役割をまっとうしなきゃ」なんてプレッシャーをご自身に与えていそうです。適度な緊張感はよいのですけど、どうやら力加減があやうくて、そのために今回のような事象になって表れたとも考えられます。
自分に厳すぎだぞ!という心の奥底からのメッセージなんて考え方ですね。
この類の気持ちは、完璧でいたい、正解でありたいという種類の気持ちなので、何かをするときの「怖さ」という形で実感することもあるでしょう。
ここまで聞いてみてどうですか。
(ちょっと心あたりあります)
いつからちゃんとしなきゃ、って気持ちになったんでしょうね?
ちゃんとしていない状態の"わたし"に対してはどんな風に思いますか?
中学とか小学校ではどうでした?
・
・
・
・・・と、カウンセリングは続いていくのです!
以上、現場から。
私の失敗談と、それを先輩に話したらぐさぐさ刺されて、げぇってなりつつも、まぁ私ってそういうところあるよね~となった話でした。
同業者への相談は慎重にね!
先輩たちもカウンセリングにおいて対クライアントさんに対してはめちゃくちゃ優しいので、ご安心を。
わたしのモヤモヤも話してみようかな?何か新しい面が見つかるかも!と感じたら、モニターセッションはいかがでしょうか。
12月残り枠少ないですが、募集中です✨^^