イノベーターになるための4つの誓い~その1~ 『わかってる!で言い返したら何が起こる??』
親 「ちゃんとやるべきことを先にやりなさいよ!」
子 「わかってるって!」 (ゲーム進行中・・・)
親 フゥ・・・(。-`ω-)
なんてやり取りを経験したことのある人~。(‐з‐)ハーイ
日常茶飯事、ひどい時は、一日に何度も・・・。ということは、
1週間に何度同じこと繰り返し言ってるのでしょうか( ;∀;)
お互い、イヤ~な感じになるこの会話。減らしたくないですか?
そうは言ってもほっておくとずっと遊んでるし、ム~。
今回のイノベーター塾では、ブランチという“はこ”と“やじるじ”を使って
「わかってる!」と言うと、
どういうことが起きるのかみんなで考えてみました。
下は小学2年生、上は中学2年生の子供たちが一緒に学びます。
丁寧に先生から説明を受けたのち、それぞれのシンキングタイムです。
「わかってるよ!」と言い返すと⇒お母さんも自分もむしゃくしゃしちゃう⇒お母さんは怒りたくなくなって自分は勉強したくなる(小2)
「わかってるよ!」と言い返すと⇒むしゃくしゃする⇒どうでもいいと思う・雰囲気が悪くなる(小4)
中学生になると、もっと深刻です。
「わかってるよ!」と言い返すと⇒親も自分もイライラする⇒八つ当たりするようになる・親と仲が悪くなる⇒疲れて無気力になってしまう(中1)
「わかってるよ!」と言い返すと⇒時と場合によってはケンカになる⇒ケンカに疲れてやる気がなくなる(ベッドにボフ…)⇒勉強しない⇒成績が上がりにくくなる(中2)
ち、ちがうの。ちがうのよ・・・。
その言葉で、して欲しいことは、やる気を出してほしいの~!!
という親の切なる思いと裏腹のことが起きてしまうようです。
子供たちは、自分の頭で次に起こることをシンプルに考えていきます。
自分の頭でしっかり考えた分、「わかってるよ!」と言い返さない方がいいことを学んでいきます。
では、このことを子供たちに納得させるために親が一生懸命、説明(お説教)をしたらどうでしょうか。子供たちは、変わるでしょうか?
おそらく、ムッとしながら聞いてるだけで、行動はあまり変わりそうにありませんねぇ。
その違いは、『自分たちの頭で考えている』こと。
自分で考え、納得すれば、次にやるべき行動を自分の力で見出すことができるようになるんです。
何度も何度も同じことを言っても聞いてくれないのは、そういうことだったのか~!と私も気づかされました。
「わかってる!」というと学びの機会も失います。
学びの機会を失うことは、将来、人の役に立つようなイノベーターになってほしい子供たちにはあってはいけないことですね。
イノベーターになるための4つの誓いのひとつ。
「わかってる」と言わない は、日々の生活においても
子供たち、親である私たちにも、成長し続けるために
重要な誓いなんですね。
Koromo
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【こどもイノベーター塾4つのちかい】
●つなげてシンプルに考える
⇒論理的に考える力がつく
●人のせいにも自分のせいにもせず、思い込みのせいにする
⇒誰も傷つくことなく悩みを解決できる
●対立しても両立する方法を考える
⇒相手の立場になって考えて、対立を解消できる
●わかっていると言わない
⇒常に学び続けて、成長し続けられる