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冒険で出会ったのは、生き方のヒントでした / FINDコースを終えて(みや) #Season3

こんにちは!運営チームのみやです!

innovationGO Season3 FINDコース、全6地域の冒険を終えました!

今回冒険した地域はこちら!

Season3 FINDコースで冒険した6つの地域

全国のU-18は、自分の「やってみたいかも?」のアイデアをみつけるために、全6地域を冒険し、イノベーションに挑みました。そして、わたしもU-18の冒険を伴走する大学生メンターとして、全6地域を冒険しました。

冒険を終えた今。大学生メンターであるわたしがワクワクしたのは、冒険を通して出会う人たちが何を大切にして、どんな生き方を選択してきたかを知れたことです。

それは、今自分自身が将来を考えるタイミングだからこそ、気になることだったのかもしれません。

わたしは、今大学3年生です。

これからどんな職に就き、どこで暮らすのか、将来について考えることがあります。

これからの生き方を、どうやって選んでいこう。そのヒントが今回の冒険でありました。

ここからは、わたしが冒険を通して感じた「印象的だった生き方」と、「その選択の仕方」を紹介します。



出会った生き方①:自分と向き合う

1つ目は、「自分と向き合うことから、やってみたいことに気づく」生き方

岐阜県飛騨の冒険では、薬草を使った元気なまちづくりを行う、飛騨市地域プロジェクトマネージャーの岡本さんに出会いました。

岡本さんは現在、「ひだ森のめぐみ」という飛騨の薬草が体験できる施設で、お茶やコハクトウなど、薬草を使った様々な商品を販売したり、薬草講座を開催しています。

(左からローカル・プレイヤーの岡本さん、ナビゲーターの新名さん)

なぜ岡本さんは、飛騨で薬草を?に注目してインタビューを聞いてみると、そこには自分と向き合う中で見つけた、本当にやってみたいことへの気づきがありました。

都会で社会人として働く中で感じた、心と身体の疲れ。さまざまな葛藤の中で日々過ごす中、癒しは大好きなお花だったといいます。

植物が持つ癒しの力を感じ、薬草にも興味を持つようになった岡本さん。薬草を食べたり、飲んだりする中で、自分の身体にいい変化があることを体感し、植物の偉大な力を感じたそうです。そして、それがこうして飛騨で薬草を使った元気なまちづくりに取り組むことにつながっています。

自分と向き合ったからこそ、自分が本当にやってみたいことに気づいた

わたしも日々の生活のかなで、大小はあれど葛藤する時があります。そのとき、自分に向き合うことが、自分が本当にやってみたいことに気づかせてくれるきっかけとなる。飛騨での冒険で、自分と向き合う大切さを改めて感じることができました。


出会った生き方②:流れに身を任せる

2つ目は、「流れに身を任せて、その瞬間の出会いとやってみたいを大切にする」生き方

鳥取県大山の冒険では、泊まれる芝生「トマシバ」をつくった佐々木さんの、流れに身を任せる生き方に出会いました。

佐々木さんは現在、芝生の上にテントを貼り、グランピングができる施設、トマシバを運営し、切らずに楽しむ芝生の可能性を広げることに取り組まれています。

(左からローカル・プレイヤーの佐々木さんと、ナビゲーターの森田さん)

なぜ佐々木さんは、大山で芝生なんだろう?に注目してインタビューを聞いてみると、そこには流れに身を任す中で出会った芝生に対する夢や想いがありました。

初めて訪れた大山で、紅葉した木に雪が積もっている景色を見て感動し、季節がグラデーションで味わえる大山が大好きになった佐々木さん。

芝生農家の手伝いを経験したことで芝生産業を知り、「芝生の上に泊まれたら最高なのにな~」という夢を持ったそうです。

そんな佐々木さんは、芝生農家の山上さんと出会い、泊まれる芝生、トマシバが実現しました。

わたしは大学に入ってから様々な人との出会いで、興味の分野を広げてきました。その出会いは、必ずしも予定調和だったわけではありません。

些細なきっかけで知った、ひと・もの・ことに対して感じるいいなあを大切にする中で起きる偶然の出会い。そんな出会いの中で、自分の興味のアンテナが敏感になり、やってみたいことが生まれ始めました。

流れに身を任せて、その瞬間を大切にワクワクを追い求める生き方の選択は、大学に入ってからのわたし自身の生き方と重なる部分があり、共感しました。

これから先、人生という大きな流れの中でどんな偶然の出会いがあるのだろうか。大山の冒険を終えたとき、自分の可能性の広がりに胸が高鳴っていました。


出会った生き方③:生まれ育った地元への想い

3つ目は、「地元に関わりたい、という想いを大切にする」生き方。

鹿児島県こしき島の冒険では、島の風景を次世代に継承し、新しくつくりあげることにチャレンジする山下さんに出会いました。

山下さんは現在米作りや野菜作り、豆腐屋さんの再生や古民家の活用、高齢者からの事業継承など様々な活動をされています。

(左からナビゲーターの尾形さんとローカル・プレイヤーの山下さん)

なぜ山下さんは、こしき島で風景をつくるのだろう?に注目してインタビューを聞いてみると、そこには、生まれ育った地元への想いがありました。

山下さんはこしき島出身で、島外での生活を経験したのち、「こしき島の風景を大切にしたい」という想いから帰島しました。

ここでいう風景は、きれいな景色というわけではなく、自然と人が集まり、自然と共に生業が成り立つ風景。そして、そこには新しさもあるという風景です。

大好きな地元の大好きな風景を守り続けたい、という想いによって生き方を選択する。ステキだなあと感じました。

わたしにも生まれ育った地元があります。

いつかわたしも、地元への想いから生き方を選択するタイミングが生まれるのかもしれません。こしき島での冒険では、自分の生まれ育った地元について考えるきっかけになりました。


わたしが生き方を選択するとき

FINDコースで出会った一人一人の生き方と、その選択は様々でした。

けれど、そのどれにも共通していたことは、生き方の選択をするときに大切にしたい想いがはっきりしていたことだと、わたしは感じました。

わたしが生き方を選択するときに、大切にしたい想いとは?

「自分自身の好きやワクワクを大切にすること」

これまでぼんやりとしていた自分の生き方を選択するときの想いが、冒険を通じてはっきりした気がしました。

そして、こうしてはっきりすることができたのも、全国各地の冒険先で、たくさんの生き方のヒントに出会えたからであり、これもinnovationGO FINDコースの魅力なのかもしれません。


みや


<この記事を書いた人>
みや。兵庫県神戸市出身。岡山大学経済学部経済学科所属。i.clubインターン2期生。大学ではマーケティングを専攻。インターンでは、地域やイノベーションについて学んでいる。最近は丁寧な暮らしの魅力に気づき、自分が感じる”好き”や”心地よさ”を深堀&開拓中。Season2&3大学生メンター。Season3からは運営チームとしても活動。


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