何か一つ行動を変えてみる

2024年12月1日 16:54

「人生変えたいです！」
ここまで強烈な想いを抱いて相談してくる方は滅多にいません。

ですが、「もう少し良くしたい」「なんだか同じパターンを繰り返している気がする」など、日常の延長で小さな変化を求める声はよく耳にします。

でも、実際に変われる人は意外と少ないのが現実です。
なぜなら、人間はとことん楽をしたがる生き物だからです。

学びは行動しなければただの「いい話」

世の中には「成功法則」に詳しい人がいます。たくさんの本を読み、セミナーにも通い、理論的には完璧。しかし、実際には大した変化がない人もいる。なぜでしょうか？

理由の一つは、学びそのものに満足してしまうこと。
新しい知識や気づきは一瞬の刺激を与え、私たちを感動させます。でも、その感動をノートに書き留め、日常に戻るとどうでしょう。

夜にはご飯を食べて、ビールを飲んで寝て、翌日は昨日とほぼ同じ1日を過ごしている…。
その学びは結局、良い話を聞いた「思い出」になってしまうのです。

この繰り返しを止め、実際に変化を起こすにはどうすればいいのでしょうか？
答えはシンプルです。行動を変えることを決めること。

例えば、「水をたくさん飲むといいよ」と聞いたとします。でも、そのままだと何も変わりませんよね？
これを、「明日から1日1リットル水を飲む」と具体的な行動に落とし込むと、変化が起こり始めます。

重要なのは、行動を数値化し、計れる状態にすることです。
「できたか、できなかったか」をチェックできるようにすると、行動を変え続けることが可能になります。

習慣を変えるのは一見大変そうですが、ポイントは小さく始めること。
「〇〇を1回やる」「△△を3回以上やる」など、具体的で達成可能な行動を決めることが鍵です。

例えば、「1日1分だけストレッチをする」「朝起きたらコップ1杯の水を飲む」など、シンプルなアクションで構いません。これが続けられれば、次第に大きな習慣の変化へとつながっていきます。

「もう少し良くしたい」と思ったら、ぜひ今日から「何か一つ行動を変える」ことを始めてみてください。
完璧を目指す必要はありません。重要なのは、まず一歩を踏み出すこと。そして、その行動を続ける仕組みを作ることです。

さあ、何を始めますか？