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「まじで寝た方がいい」睡眠不足があなたの仕事と人生をダメにする話
皆さん、昨晩はぐっすり眠れましたか?
「うーん、微妙…」と思った方は要注意です。
実は、日本人成人の30〜40%が慢性的な睡眠不足に陥っていると言われています。本来、理想の睡眠時間は7〜9時間。しかし、現実には5〜6時間しか眠れていない人が多い。
「いやいや、自分は6時間寝てるからセーフでしょ?」と思ったあなた。
残念ながら、その1〜2時間の不足が、あなたの仕事、そして人生にじわじわとダメージを与えているんです。
今回は、なぜ「まじで寝た方がいい」のかをお伝えします。
「あと1時間足りない」が積もるとヤバい
1時間くらいの睡眠不足なら、大したことないと思いますよね? でも、この「あと1時間足りない」状態が1週間、1ヶ月、1年と続くとどうなるでしょうか?
ちょっとイメージしてみてください。
あなたの体はスマホのバッテリーのようなもの。
睡眠をしっかり取れば100%まで充電されるのに、毎晩1時間足りないだけで「今日は90%でスタート」「翌日は80%」「さらに翌日は70%…」と、どんどん電池残量が減っていきます。
結果、仕事中に「あれ? 今何しようとしてたんだっけ?」という記憶喪失モードに突入したり、部下の相談に対して「つまり…どういうこと?」と何度も聞き返すようになったり。
さらに、週末になって「さすがに疲れた…寝だめしよう」と思って昼まで爆睡。起きたら妙にダルく、結局ダラダラ過ごしてしまい、月曜日の朝にはまた「眠い…」からのスタート。これ、完全に悪循環です。
睡眠不足が引き起こす恐ろしいデメリット
では、具体的に睡眠不足が仕事や日常生活にどんな影響を及ぼすのか?
① 判断力の低下
「まあ、この案件はこう進めればいいか!」と決めたことが、後々大問題になることはありませんか?
睡眠が足りていないと、脳は十分に整理されず、直感的な判断に頼ることが増えます。本来なら慎重に考えるべき場面でも、「まあ、なんとかなるっしょ!」と雑な判断をしてしまい、後から頭を抱えるハメに。
特に中間管理職の皆さんは、「上司と部下の双方のための存在」という難しい立場。しっかり考えて意思決定をしないと、両者から「え、何考えてるんですか?」と冷たい視線を浴びることになります。
② 感情のコントロール不足
睡眠不足が続くと、普段は流せるようなことにもイライラしがちになります。
部下がちょっとしたミスをしただけで「なぜ、こんな初歩的なことができないんだ!」と必要以上に怒ってしまったり、上司の指示に対して「いや、無理っす」と反抗的な態度を取ってしまったり。
これ、実は自分の問題ではなく、単なる睡眠不足が原因かもしれません。
③ 集中力の欠如
「よし、今日はこの資料を仕上げるぞ!」と気合を入れたのに、気づいたらスマホでSNSをスクロールしている…。
この経験、ありませんか?
睡眠不足の状態では、集中力が持続しづらくなります。結果として仕事の効率が落ち、残業が増え、さらに睡眠時間が削られる…という地獄のループに突入します。
「ラストワンアワー」がもたらす劇的な違い
ここで、想像してみてください。
あなたが毎晩、あと1時間多く眠れたらどうなるか?
• 朝、すっきり目覚める!
• 頭が冴えて、仕事のアイデアがどんどん浮かぶ!
• 部下の相談にも余裕を持って対応できる!
• 上司の無茶振りにも「なるほど、こう切り返せばいいのか」と冷静に対処!
まさに、「ラストワンマイル」ならぬ「ラストワンアワー」。
たった1時間の睡眠の違いが、あなたのパフォーマンスを大きく左右するのです。
睡眠の質を上げる3つのシンプル習慣
「じゃあ、どうすればいいの?」というあなたに、私が実践している簡単な習慣を紹介します。
① 朝、太陽を浴びる
朝起きたら、まずカーテンを開けて日光を浴びましょう。これだけで体内時計がリセットされ、夜の寝つきがよくなります。
② 日中に適度な運動をする
オフィスで座りっぱなしの人は要注意。昼休みにちょっと歩くだけでも、夜の深い睡眠につながります。
③ ベッドでスマホを見ない
寝る前にスマホをいじると、ブルーライトが脳を覚醒させてしまいます。ついYouTubeを見てしまう気持ちは分かりますが、ここはグッと我慢。
さあ、今夜は「あと1時間」早く寝てみよう!
仕事をもっと効率よく、楽しくこなすためには、まずしっかり寝ることが大切です。
「明日からやろう」ではなく、今夜から「あと1時間」早く寝てみませんか?
それだけで、あなたの毎日が劇的に変わるかもしれません。
まずは、しっかり眠ることから始めましょう!