目標達成へ挑む者を堅実に支える右腕。転ばぬ先の杖の役目【賜物図鑑】
賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化
みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。
Kentoが提供中の個別面談メニュー
「使命段階レポート」「賜物解読」にて
お話を伺い、解き明かしてお届けした、
来談者さんの本質的な個性や
魂(1人の個としての心の本質)、
天与の才能や特別な資質(賜物)を
図鑑形式で紹介させていただいています。
Symbol of Giftedness
「トレッキングポール」
目標実現へ挑戦する者の、堅実な支え役
<キーワード>
推進力UP
負担軽減
リスク回避
転ばぬ先の杖
裏切らない
支えるべき人
苦しい時に助ける
備えあれば憂いなし
逆境やプレッシャーに強い
<強み/活用の方法>
高い目標の達成に必要なサポートの依頼を
頼まれたり、助けを求められたりして発動。
支えるべき者の右腕となり、
決して裏切らず最後までお供する。
逆境やプレッシャーに強く、
幾多の修羅場をかいくぐった経験から
ままならない事態や不測の事態に
予め備えておく先見性を兼ね備える。
チームや組織において精神的支柱が誰か、
支えるべき真の中心人物が誰かを
見極めることが重要。
<弱み/活かせない時>
この賜物の要は、相互の信頼関係。
チームや組織の支えるべき人を見誤ると
義理堅さを利用されて徒労に終わる。
かといって、相手の手腕や人柄を
信用しないまま支えることはできないので、
信用できない相手のサポートを引き受ける
必要はない。
心中する必要はないとはいえ、
支えるべき相手を身勝手に見捨てるのはNG。
また、支えるべき相手の手柄を
横取りする/独占するのもNG。
<解説/編集後記>
手足となって支える
登山で使う道具の、トレッキングポール。
これを持っていると、両手でも地面を捉えて
身体を支えることができるようになり、
膝や足にかかる負担を軽減できます。
登りでは、上半身のチカラを推進力に変えて
軽快に進むことができますし、
下りでも、上体を支えて
前につんのめるのを防ぎ、
バランスをとりながら
安全に下りやすくなります。
使ったことがある方なら、
あると無いとで大違いなのを
よくご存知でしょう。
登山のトレッキングポールのように、
この賜物が持つ個性や資質は、
縁の下の力持ちや、助演者、
簀の子の下の舞(すのこのしたのまい)
といった表現がピッタリです。
苦しい時の精神的支柱
この賜物を読み解かせていただいたとき、
思い浮かべていたのは、理想の上司。
サッカー選手で例えるなら、
日本代表キャプテンも務めた
長谷部誠選手でした。
目立った活躍をして注目を集める
花形というよりは、
試合の、仕事全体の流れを支配する
いぶし銀な仕事人であり、
周囲へのフォローも欠かさず
全体をよく見ている、視野の広い人です。
こうした人が司令塔や上司でいてくれると、
たとえば業績が苦しい時にも
プレッシャーのかかる場面でも
精神的支柱となってくださいますよね。
人柄と能力を両立させて、
会社や組織で活躍している人は、
表立って目立っていなくても、
社会にたくさんいらっしゃいます。
陰のリーダーの右腕
この賜物は、そうした人であり、
また、そうした人たちを陰で支える者の象徴。
組織やチーム、プロジェクトの負担を減らし
リスクを回避し、推進力を高める。
いわば「陰のリーダーの右腕」です。
たとえばリーダーや社長には
「右腕」と呼ばれる凄腕の人が
傍(そば)についていることがあります。
この賜物の持ち主は、まさに右腕となる人。
あるいは、そうした右腕的存在の右腕、と
言いましょうか。
苦しいときこそ助けてくれる人
いくつもの修羅場をくぐり抜け、
ピンチに動じず、
プレッシャーに揺るがず、
逆境に強い。
そんな人がいるから、
ただの集団が、1つの目標へ向かって
結束するチームとして成り立ちます。
場が引き締まり、リーダーが伸び伸びと
パフォーマンスを発揮できます。
苦しいときこそ助けてくれる人。
誠実であり、決して裏切らない人。
視野が広く、
避けるべきリスクを予め考えて、
備えておける人。
そういう、見る人が見れば分かる、
陰の中心的存在。
目立たないかもしれませんが、
失ってはならない人材です。
高い目標に挑むとき、
このような強みを持つ人が
味方にいてくれると、
とても頼りになることでしょう。
「トレッキングポール」の賜物/強みの
シンボル解説をさせていただきました。
お読みいただき、ありがとうございました。