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紡がれる言葉と所作が「いとあはれ」。品がある人【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。

Kentoが提供中の個別面談メニュー
「使命段階レポート」「賜物解読」にて
お話を伺い、解き明かしてお届けした、

来談者さんの本質的な個性や
魂(1人の個としての心の本質)、
天与の才能や特別な資質(賜物)を
図鑑形式で紹介させていただいています。

Symbol of Giftedness
「桜吹雪(さくらふぶき)」

いとあはれな言葉遊びで
じんわり染み入る感動を心に届ける

この図鑑の作成と公開は、個別面談のお申し込み同意事項に含まれています。
賜物図鑑の情報からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。

<キーワード>

  • 華やかさ

  • 節目、門出の祝福

  • 背中を押す

  • ラブレター

  • 不特定多数

  • 質より量で惜しみなく

  • 桜の名所のように人が集まる

  • 桜切る馬鹿

  • じんわり染み入る感動

  • 公の存在

賜物のシンボルに関連する大切なキーワードを、箇条書きで紹介しています。

<強み/活用の方法>

老若男女問わず、不特定多数の人々に
広く届けられるメッセージが、
特定の「あなたのため」となって
記憶に残り、心に留めてもらえる。

人生の節目、門出に人の心を後押しする。
送り出し、勇気づけ、応援し、癒やす。
言葉で彩りを添えるメッセンジャー。

紡がれる言葉と纏(まと)う雰囲気に
上品さ、 華やかさ、軽やかさがある。

蓄えた言葉、伝えたいメッセージを
惜しまず発信し続ければ、
名所の桜の木のように 広く認知される。

賜物(天与の才能/特別な資質)を、長所や強みとして発揮/活用したときの解説です。

<弱み/活かせない時>

あくまで、共感や情緒に訴える言葉が強み。
実用的・事務的な情報発信に
特化しているわけではない。

役に立つか/届くかわからないからと、
言葉を出し惜しむと発揮されない。

目立たないように人目を忍び、
黙っていては活かされない。

広く伝えていくことを邪魔する人、
言葉を模倣し独り占めしようとする人、
クレクレする人などとは、相性が悪い。

賜物(天与の強みや才能/特別な資質)が、弱みや短所になってしまう事例を紹介しています。

<解説/編集後記>

日本といえば、桜。
桜といえば、日本。

海外からの観光客からも人気ですし、
SNSで写真がたくさんアップされますし、
日本を代表する花(木)の1つだと思います。

満開になったときは、
それはもう美しいですよね🌸

私が住む家の敷地に咲く桜の花です

満開に咲いた桜の花が、
春の風に吹かれて一斉に乱れ散る様子を
吹雪にたとえた言葉が、桜吹雪。

今回の賜物のシンボルです。

侘び寂びの「さび」と桜

個人的に思うのですが、
日本特有の美意識「侘び寂び(わびさび)」
の心は、日本に桜があるおかげで
私たちの心に宿っていると思うんですよね。

桜が咲く季節は春。3月〜4月ごろ。
ちょうど年度の切り替わるタイミングです。

卒業や入学、入社などの節目ですし、
出会いと別れの時期ですよね。

友や仲間と別れる寂しさや、
新しい環境が待っている期待と不安。

子どもは成長を、大人は老いを覚えます。

人との繋がりも、身を置く場所も有限だと
誰もが大なり小なり意識させられる季節が、
まさに春だと思うんですよね。

良いも悪いもひっくるめて、
複雑な感情が入り混じるこのタイミングで、
毎年、桜は美しく艶やかに花を咲かせます。

物事が絶えず移り変わっていくさまは、
咲いて散る桜と同じ。

そこから私たちが見出すようになった
時間の経過とともにあるあり方の変化、
有限である諸行無常の観念は、
まさに侘び寂びの「寂び」です。

時間の経過は、
必ずしも喜ばしいことばかりではありません。

生老病死。
それら全て、世界に時間の経過があり、
有限であるからこそ存在しています。

時間の経過による美。劣化。あるいは別れ。
それは決して喜ばしいばかりではないこと。
寂しさや悲しさ、切なさをも含むこと。

そういった価値観・自然観を、
私たち日本人は桜とともに
心に刻んでいくのだと思います。

「寂び」の情感に寄り添うメッセージ

出会いと別れの節目に
私たちの後ろ向きな感情を置き去りにせず、
共感し寄り添いつつも情感を見出し、
ポジティブな解釈を加えて美化してくれる。

この「桜吹雪」の賜物は、
桜のように、諸行無常や寂びの情感、
時の流れに寄り添ってくれる言葉を
人を選ばず伝え届けてくれる強みです。

まるで桜吹雪が舞うように、
一人ひとりの心に彩りを添える言葉を
紡ぎ出し、メッセージを届けます。

言葉を出し惜しむな!

出会いと別れの季節に咲く桜の花の時期は、
開花から散るまで1ヶ月もありません。

本来なら、桜の季節を長く楽しみたいなら、
桜吹雪が舞い散らないほうが良いのですが、

有限だからこそ、美しい。
有限であること、諸行無常の価値を
私たちは桜から教わりました。

このシンボルが
桜ではなく「桜吹雪」である理由は、
「言葉を出し惜しむな!」という
活かし方のアドバイスでもあります。

何かを表現しアウトプットし続ければ、
新しい情報をインプットしない限り、
遅かれ早かれ必ず「ネタ切れ」の時が来ます。

ネタ切れを恐れて言葉を出し惜しむのは、
この賜物にとって最ももったいないこと。

伝わるかどうか?
役に立つかどうか?
うまく表現できているかどうか?
こんなこと言わなくても良いんじゃないか?

表現しない理由は、いくらでもあります。

だけど、出し惜しむな!なのです。
言葉を紡ぎ出し、世に出すからこそ
心に響くのです。
桜吹雪が、一気に舞い散るからこそ
美しいように。

話し手が発信内容の価値を精査しなくても、
言葉の受け取り手が意味を見出してくれると
信頼していれば、

桜吹雪に足を止め、花を愛でる人々のように
必ずメッセージが誰かの心に届いています。

「桜吹雪(さくらふぶき)」の賜物/強みの
シンボル解説をさせていただきました。

お読みいただき、ありがとうございました。

賜物図鑑はInstagramでもご覧になれます

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