燃え尽きて、疲れてしまったら
なにもかも失い、燃え尽きて、疲れてしまったら。
何がしたいのかも、わからなくなってしまったら。
今のあなたにできることを。少しずつでいいのです。
今回は私の近況報告と、活動再開のお知らせを兼ねたnoteです。
なにせ暑かった2024年夏
2024年7月からの2ヶ月間、私は自分のお仕事を完全にストップし、お休みさせていただきました。
何があったのか一言でいうなら、燃え尽きていたのだろうと思います。
私は住まいが京都なのですが、過去最高の夏の暑さに身体が参ってしまったのもあるでしょう。
京都市の今年の猛暑日は51日。
観測史上最多だったそうです。
7月の終わり。
自室のエアコンが壊れた日には、冗談でなく命の危機を感じました。
(幸い壊れてから1週間後には交換工事に来てもらえて難を逃れました)
この夏は本当に暑かったですね。
熱中症と隣り合わせの日々は、みなさんにとっても身心に負担が大きかったのではと思います。
夏の疲れ、出ていませんか。
ある日突然、文章が頭に入ってこなくなった
そんなこんなのある日、この暑さが影響してなのか、原因がわからないのですが、突然、文字や文章が頭に入ってこなくなりました。
本やホームページの活字だけでなく、SNSやLINEなどの個人的なやりとりを含めてです。
字面は追えて読めるのですが、ある一定のラインを越えると、脳が文字の情報を認識してくれず、理解ができなくなる感じ。
それでも読解しようとすると、拒絶反応が起きて頭がフリーズすると言えばよいでしょうか。
似たような症例を相談している方の質問を見つけたのですが、回答者によると「脳にストレスがかかりすぎている」とのこと。
とはいえ、何がそんなにストレスだったのか?
原因は未だにわかりません。
とにかく、これでは相談業含め仕事に致命的な支障をきたすので、ご相談の受付はストップし、お手伝いしていた講座の運営からも降り、SNSの利用も、メルマガの更新もお休みすることにしました。
現在は、日常的にSNSを利用し、読書ができるまで回復しています。
「もう、いいかな。」
命の危機を感じるほどの暑さ。
文章が頭に入ってこない状態に陥ったこと。
私は、自分の活動をお休みしている間、しいたけ占いの下半期のメッセージを思い出していました(私は太陽星座が蠍座です)。
この「もういいかな」の一言が、タイムリーに、とてつもなく胸に刺さったんですよね。
そうなんだよ、そうなんだよ…と、心に染みたというか。
というのも、2019年から2022年まで進めてきた研究が一段落つき、なにかの謎を解き明かす意欲と情熱が失われてきているのは感じていましたし、
ここ数年で「この人は」と個人的に大切に思う方々や来談者さんの自己実現が進み、中には潜在能力が覚醒した方もいらっしゃった。
それを見届けることができて、自分の今生でのお役目が一区切りついたような感覚がありました。
加えて、実家の猫が亡くなるなど、ショッキングな出来事が立て続いたのも大きかったのでしょう。
諸々の理由から、この夏、私は燃え尽きていたんだと思います。
あなたにしかできないことをやりなさい
2017年に起業して、まさか7年後に「もう、いいかな」しか出て来ないような状態になっているとは、想像もしていませんでした。
体調不良云々は別にして、こんなに心身ともに燃え尽きたのは、2009年に適応障害になったとき以来だったかもしれません。
今後、自分の仕事や身の振り方をどうしようかと考えたのですが、みなさんのために何もチカラになれないのは寂しいです(ダンジョン飯のマルシルみたいなことを言いますが)。
私が適応障害で1年間なにもできなくなったとき、再起する糸口にしたものは「今の自分にできること」「わたしにしかできないこと(Can)」に手を付けることでした。
「やりたいこと(Want)」でもなく、
「やらなければならないこと(Need)」でもない。
できることから、可能な範囲で。
それに、15年前と現在とでは、今の私にできることの選択肢、手札の数が違います。
畑仕事。 身心魂の分析。 相談業。
やる気云々やニーズの有無がどうであれ、「わたしにしかできないこと」が失われたわけではありません。
なので、これから私はまた「今の自分にできること」から再始動します。
ここまで、私の近況報告を読んでくださったあなたも。
なにもかも失い、燃え尽きて、疲れてしまったら。
何がしたいのかも、わからなくなってしまったら。
休みながら、今のあなたにできることを。
あなたにしかできないことを、少しずつでもいいのでやってみてください。
くだらないことでもいい。
褒められなくても。注目されなくても。
他の誰よりも、優れている必要はありません。
今のあなたにできること。
あなたにしかできないこと。
きっと、それが再び歩みだす糸口になります。