RICHO GR digital(2005)をひっぱり出して
最近またカメラを持って歩こうと思い始めた。
iPhoneで事足りることは事実なのだけど、カメラで撮るとやっぱり空気が違う気がしてしまいます。
最初に買ったデジカメがリコーのGR digitalでした。2005年に発売されたものでGRがデジタル化された最初のカメラ。カメラに詳しくない私はどこかのblogを見て感化されて購入しました。結構いいお値段でした。単焦点とか広角レンズとか28mmとかも全く理解していなかった。子供達を撮るには素早く取れたし、何より小さかったのでポケットに入れて持ち歩くのに非常に便利でした。
そのうち、背景ボケの写真が撮りたくてマイクロフォーサーズのカメラとレンズを買ったりしたが、そこで初めてGRの特有の色味が好きなんだなと気がついたりしていました。あれ?GRってなんかいいカメラなのかな、もしかして。
そんなふうに思ってからGRのことを調べたりして、好きになっていきました。
子供が小さかった時には運動会や学芸会といった行事で活躍の場もあったのですが、子供達も成長し写真を撮る機会もめっきり減ってしまいました。
10年ぶりくらいに部屋の整理で出てきたのでした。電源もまだ入りました。
動作も問題ありません。久しぶりにこのコンパクトで、中身の詰まった感じを思い出しました。
妻がブランチに中目黒に行こうというので、久々にGRを持ち出してみました。
たまたまインスタ映えを意識した内装のお店でしたので写真を撮ってきました。
18年前のカメラですが、GRらしさは健在。動作も問題ありませんでした。
いつ壊れてしまうかわからないけれど、大事に少しづつまた写真を撮っていこうかなと思います。