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芸術一家の言葉が深すぎた

ぼちぼちとまたゴルフの練習を始めたのですが、悩みは深く、なかなかしっくりとしたスイングになりません。練習量が圧倒的に足りないのは置いといて、もう少し綺麗なスイングになるといいのだけど。

さて、先日、娘が習っているバイオリンの先生の家族とご飯を食べました。バイオリンの先生はご自身でもコンサートを開いているバイオリニストでピアニスト、旦那様は個展も開く画家さん、お子様はサックス奏者というプロフェッショナル家族。

そんな皆様とお話しした際に娘のバイオリンのアドバイスからすごく深いお話が聞けたので、それについて考えたことを書きたいと思います。

娘は3歳くらいから現在7歳までぼちぼちとバイオリンを続けています。少し難しい曲も練習するようになりましたが、そのためバイオリンを集中して弾こうとしているそう。集中して弾くのはいいのでは?と思ったのですが、バイオリンだけを見るのではなく、自分に引きつけて弾くようにするのがいいというアドバイスがありました。

これは姿勢をしっかりと伸ばして弾くという姿勢だけの単純な話ではありません。バイオリンの音を直接聞くだけでなく、目の前の壁や天井、後ろのからの反響など自分を中心にして聞くことによって、今のバイオリンの音がどのような音になっているのかということを考えながら練習するのが大事ということでした。

ふむふむ、なるほどなぁーと思って聞いていると、今度は旦那さんが「調子が良くないときって、絵を描きにいっちゃうんだよなー」と。絵を描くことだけにフォーカスすると、いい作品にならないとのこと。素人にはわかるようなわからないような話ではありますが、何か妙に納得してました。

自分のことに置き換えて考えてみると、例えばゴルフのスイングもスイングする、ボールを打つことだけに集中するのではなく、まわりの環境の中での自分というものを意識してスイングするということが大事なのかもしれません。バーで料理を作るときも、ワインを注ぐときも、対象物への集中と同様に自分の軸を意識するということ。

自分に軸をおいてものごとに対処することを考えたときに、自分の軸というものがしっかりしていないといけないのではないか?と思ってしまうことが以前はよくありました。肉体では毎日細胞が入れ替わって、数年でまったく物質的に違うものになるそうです。精神的には、自分というものは常に変わるのが当たり前で、その変化というものを受け入れて生きていくのがいいといったことを最近人生の参考書としているロルフドベリという作家の本でも書いてあったように記憶しています

芸術一家の先生の言葉を意識しながら、ゴルフもバーサービスも精進していきたいと思います。読んでいただきありがとうございました!​

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