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はじめまして:nagisa(なぎさ)、内向型×表現活動について
自己紹介
はじめまして。nagisa(なぎさ)と申します。HSP気質でMBTI診断でINFP(仲介者)。内向型人間です。現在、内向型人間の生き方、とくに表現活動について研究しています。
もともと、アメブロで「HSP/INFPが自分を知り自分に合った生き方を探すブログ」を立ち上げ、HSPやINFPの方に向けた記事を発信してきました。このたび、「内向型人間の表現活動」について特化し発信していこうと思い、noteをはじめてみました。どうぞよろしくお願いいたします。
まずは私の自己紹介と、このnoteでやりたいことをまとめましたので、ご一読いただければ幸いです。
どんな人?
芸術や文化に関心があり、大学院の博士課程を修了し博士号(芸術学)を取得。現在、大学の非常勤講師と専門的な記事を執筆する文筆業をしています。
幼少期から空想することや物事を考えることが好きで、芸術や文学、世界の不思議やスピリチュアルなことにも興味関心があり、本を読むことが好きでした。内向的な性格のため、人付き合いや外界での活動にストレスを感じやすく疲れやすいことで、周りの友達が楽しんでいること(学校行事や恋バナなど)にあまり興味がなかったような気がします。
一方、お笑いやマンガ、音楽、スポーツ(観戦)など、好きになったものにはとことんハマるタイプでした。一つのことを追求するのが性に合っているようです。
「表現すること」に対する関心
そんな私が幼い頃から現在に至るまで考えているテーマの一つが、自分の適職とは何か、その見つけ方とは何か、自分は何を表現して生きていくのかということです。
早い段階から、自分は何かを表現して生きていきたいと思っていましたが、長い間自分にとって「人生において追求する何か」が何なのかを見つけられず悩んできました。いろいろ手を出しては、「これじゃない…」と落胆したりもしました。
感受性が高いので、完成度の高い作品や舞台、パフォーマンスなどを見るたびに、「こんなものを作りだせる人がいるなんてすごい!!」と感激する半面、「自分にはこの人たちのような素晴らしい作品を生み出せるのだろうか・・・?」と悩んでは落ち込みました。
自分とは違う才能のある人だけが、生き残れる厳しい世界なのだとも感じていました。
そんな私が大学時代から現在に至るまで、没頭してきたことが研究活動でした。大学では興味のある分野を見つけ、そして尊敬できる先生に出会えたので、研究をすることはとても楽しかったです。アートや芸能の世界と異なり、研究の世界は自分の成果がきちっと目に見える形で現れる世界でもあり、その意味でも、努力が形になるのは嬉しかったです。
一方で、その「研究」を通じて、私は社会に何ができるのだろう、具体的な「仕事」とは何ができるのだろうと悩んでいました。
また周りや先生たちはとても頭が良く有能な人が多く、「自分はダメだなあ…」と思ったことも何度もありました。大学院に入ってから博士課程を卒業するまでの間に、就職、海外での研究員生活、結婚、出産などがあり、何度か研究者としての道をあきらめようかと思ったときもありました。
何か特別な人にならなくても、ただ、主婦として、子どもの面倒や家事をしてささやかな毎日に幸せを感じる・・・そんな日々が送れればいいのかなと思った時期もありました。研究も、まあ、趣味程度にやってればいいのかな、と思ってもいました。
人生の転機~「自分らしさ」に気づく
産後、子育てに忙殺され、自分のための時間が無くなり、研究から離れた生活を送るようになったころ、夫からのモラハラや義母からの過干渉がきっかけで離婚を考えるようになりました。ささやかな幸せどころか、全く自分のやりたいことが満足にできない現状と未来に絶望するようになっていました。
「私が生きたかった人生とは何か?」
「私が私らしく生きられる人生ってどんなだろう」
そんなことを、絶望のどん底で考えました。
「ここで人生が終わったと思って、もう一度、自分の人生を真剣に考えたい」、そう強く思いました。
就職や報酬を得る仕事とは別の基準で「自分が人生を通じて行っていくライフワークとは何だろう」ということを真剣に考えるようになりました。もうなりふり構わず、自分を基準に、「なにをやりたいのか」を考えるようになりました。
自分について真剣に考えたことで、結果的に「自分を見つめなおす」機会となりました。何人かのカウンセラーの方とお話したりする中で、「自己受容」、つまりありのままの自分を認めることの大切さを学びました。
それによって、自分が「何者か」になるのではなく、自分らしさや、自分なりの視点、考え方を大切にすること――。
それに気づいたとき、再び再開した私の研究活動も、より焦点を絞り、独自性を出せるようになり、周りに認められるようにもなってきたのです。
「表現活動」の探求をライフワークにする
そんな中、私の学術的研究活動とは別に、もう少しフランクな形で自分の思ったことや考えたことを発信していきたいなと思うようになりました。学術的な論文や学会発表は、先行研究や根拠となるエビデンスを示して、背景、目的、方法、結論と結果を示さなければなりません。それがいい部分でもありますが、気軽に書いた文章を発信することが自分にとって難しくもなっていました。
もともと、日記を書いたり、エッセイのような軽い文章を書くことは好きだったので、何かテーマを決めて発信していきたいと思い、「HSP/INFPが自分を知り自分に合った生き方を探すブログ」を書き始めました。そのブログでは、HSPやINFPについての情報や私自身が考えたことを書いています。書いていて気付いたのですが、なぜか書く文章の内容が、「表現活動」や「自己受容」に偏ってしまいました。やはり自分の関心があることが浮かび上がってきたわけです。
「表現活動」については、これまで私が関心をもって取り組んできていながらも、なかなか自覚できなかった部分でもあり、なおかつ、現在あまり世間で語られていない部分なのではないか?と感じています。
世間的には、お金を稼ぐ方法だったり、何かを成功させるための方法だったり、そういったノウハウについてはあふれていますが、自己表現に関わる、表現活動についての情報が、ほとんどないということに気づきました。
多くの人は、この社会において「仕事」とは、「生活を維持するためにお金を稼ぐ手段であり、既存の職種の中から選択しなければならないもの」と捉えています。しかし、社会状況や人びとの価値観が変化している現在、職業の形も多様化し、生活の仕方も、より人それぞれ自分に合ったものを選択できるようになってきました。
令和の時代、風の時代ともいわれる現在、従来の固定観念を超えて、新しい価値観やビジョンを打ち出せる人が、この社会を動かしていくと確信しています。
それを支えるのが、表現活動、クリエイティブ(創造的)な活動であると考えます。
もちろん、すべての人が、表現活動を生業にしていく必要があるとは思いませんが、HSPや内向型の人など、自分の考えや感性を発信することに喜びを感じるタイプの方は、自分の考えていることや表現したいことを形にしながら人や社会と関わっていく「表現活動」を行っていくことにより、より、人生を豊かにすることができると考えています。
私自身、まだまだ勉強中で、今の考えも後に変わっていく可能性があります。しかし、前よりも自分のやりたいことや進む方向性が見通せるようになってきました。
私がこれまで研究してきたこと、経験してきたこと、これから学ぶことについて、noteで共有することで、過去の悩んでいた時の私のように、何かをやりたいけど、その一歩が踏み出せない、何をやっていいのかわからない、そんな風に苦しんでいる人が、一歩を踏み出すきっかけになるかもしれない・・・そういう思いで、日々活動を続けています。
まだまだ私自身も道の途中ですが、一緒に表現活動をはじめてみませんか?
今度、機会を見つけて「表現活動とはなにか」や、「私が自分のライフワークを見つけるまで」についても書いてみたいと思います。
それでは、また!
nagisa
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