フリマ(アプリ)の かしこい使い方 と 気づき
結論(ぼくの場合)
売るのはフリマ、買うのはお気に入りの販売店で。
ただし、フリマでも、良いタイミングで掘り出し物に出会えれば買う。
要するに、現実のフリマと同じように使う。
前提
私の場合、パソコン関係の情報機器とデジカメとレンズ、トレーディングカードしかやり取りしてないので、例えば消耗品やオリジナルなもの等、その他のものについては分かりません。
それと、フリマで生計を立てているわけでもありませんし、そのような方を批判するものでもありません。このご時世、フリマのお陰で助かっている人も大勢いると思います。
それを踏まえて以下の立場で考え、紆余曲折しながら、結局当たり障りのない結論に導いたことをご報告します。
●利用者共通
●出品者
●購入者
<利用者共通>
●信用と信頼、それが一番大事
●一般の人と仕事の人がいる
●慣れてる人と慣れてない人もいる
信用と信頼
”信用”はフリマ主催者が色々な方法で担保してくれる。本人確認、取引の評価と件数、支払い方法。
”信頼”は利用者の主観だが、主催者がサポートしてくれている。
出品者に対しては出品物の写真、説明文、プロフィール(の写真、コメント)、これまでの出品物から感じ取る。
購入者への信頼はプロフィールとこれまでの購入品などから感じ取る。
当然、以前トラブルがあった同士であればどんなに信用があっても信頼はなくなる。その件数が多くなればフリマ自体への信頼もなくなる。だからフリマ主催者の頑張りはその辺りにある。
一般人と仕事人(業者さんや生計を立てている一般の方も含める)
これはなんとなくわかる。写真や商品の説明、プロフィールから。
出品側と購入(仕入れ)側、それぞれの特徴は後述。
慣れている人と慣れてない人
これもわかってくる。慣れてくる、つまり経験値があがるということはそれなりにいろいろなことを体験したということ。そうなるとトラブルもいくらかは発生する。
そうなるとそんな面倒なことは嫌だから、事前に防ぎたくなる。
これも後ほど出品者と購入者に分けて報告します。
<購入者として気付いたこと>
これは購入者側から見て、出品物や出品者はどう見えているかということ。
ひとまず3つ。
●一般の人の値付けは相場を見てない
売れる値段ではなく、売りたい値段
●でも結局お得に買えるのは一般の人から
●安くなるパターン
一般の人は相場をみて値段を決めていない
たとえばパソコンを売りたいとき。
普通の人は自分のパソコンが今中古でどのくらいで売れているかなんていうことはおそらく調べないのだと思う。
だから、売れる値段ではなく、自分が売りたい値段をつけてる。
だから、売れなくて何年もほったらかしの出品物とかもある。「まだ購入可能ですか?」というコメントも忘れ去られて。。。
でも結局お得に買えるのは一般の人から
相場を見ない場合には、安い値段をつけていることもある。
それに、仕入れという概念がない場合。誰かに貰ったものとか。多分そういう場合も安くなっている。
それと、コレは出品側になってわかったことだけど、こういうパターンがある。(ぼくもそうだった)
出品物が安くなるパターン
たとえば一眼レフカメラ。新しいものが欲しくて手放そうと買い取りサイトで見積もったり、リサイクルショップなどに持ち込む。すると恐るべき安い値段が言い渡される。まだ使えるし、そこそこ高性能だし人気もあるのに何故その値段?と。
中古だから値下がりするのは仕方ないとしても、せいぜいこのくらいだろうと。
と、売りたい値段の見当をつける。プレミアものなら買った時より高くしたり。
それで今流行りのフリマに出そうと思う。
ほら見た事か!皆んなだいたいこの値段で売ってるではないか!
それで売ろうとすると、ある事に気付く。
そう手数料だ。得られると思った値段から手数料が引かれるのだ。許せない(フリマさんのおかげで助かっているのだから許してあげてね)。だから手数料分くらいは高くしても良いかなと思う。
少しくらいみんなより高くても機会があれば売れるだろう。
でも、いつまで経っても売れない。
たまに大幅な値下げを要求してくるコメントはある。それは受け付けられない。
まだ売れない。
仕方ない、ちょっと安くするか。
それでも売れない。
何故なのか?
ここで、ふとフリマの外の世界を見てみる。
するとどうだろうか?
同型の中古のデジカメがフリマと同じくらいか、より安い値段で売られているではないか!
それも怪しい店ではなく、近所や秋葉にきちんと店舗もある会社だ。
しかも、ポイントや保証付きだ。
これに敵うはずもない。
さらに悪いことに販売中のものが沢山あるではないか。。。
商売なら沢山の商品があるわけだから、それでも良いのかもしれないが、こちらはこのデジカメが売れるかどうかに掛かっている。
これでは確率的にも自分のパソコンがなかなか購入される訳がない。
それで、フリマに戻って、自分の出品したパソコンと同じモノがどのくらいの値段でSOLDOUTになってるか調べる。つまり相場だ。
やはり多くは自分のつけた価格や販売店の値段より安く売れているorz
さて、どうするか、このままほったらかしで機会を待つか
もっと値段をさげて売るか。
下げでも下げてもうれないならリサイクルショップに持っていった方が、安心な値段にもなる。
そこまでギリギリ粘る。
運が良ければある日天使が降りてくる。
めんどくさくて痺れを切らしているので叩き売る。
<出品者として気付いたこと>
これは出品者側からは購入者がどう見えているかということ。
気づいたこと3つ。
●購入者にも信用を求めてしまう
クレームとすり替えが心配 →購入者の情報をよく見る
●手数料が気になるが、結局、リサイクルショップへいくより満足度が高い
●フリマらしく潔く
購入者にも信用を求めてしまう
クレームとすり替えが心配
これはフリマを始める前からだけど、どんな人に買われるのか?お金のやりとり自体はフリマの仕組みで大丈夫だろうけど、クレームやすり替えなどは心配でした。
だからとにかく購入者の情報はよくみます。でも、取引実績がない人が一番緊張します。なので、みんなフリマアプリを使いましょう。(宣伝。。。)
手数料が気になるが、リサイクルショップへ持っていくより満足度が高い
宣伝したあとで落としますが。やはり手数料は安い方が良いですね。同じサービスなら。なので、総合してみるとまあ妥当な値段じゃないかと思います。ただで宣伝してもらっている面もあるわけですから。
そして、ぼくの趣味も入りますが梱包とかも楽しい!とくに比較的高価なレンズやOA機器を売るので丁寧な梱包を心がけているのですが、それだけのリターンもあるので面倒には思わない。
フリマらしく潔く
元を取ろうと思うと結局、前述のような流れになるので、思い切りが大事です。10年後の1万円より今の1万円ということです。
これは結論に結びつくのですが、出品を仕事にまでしようとすると、一般の人はメーカー品の仕入れで大きな販売店に敵うわけはない。
大きな販売店には大量仕入れの強みのほかに、
・大きな信用
・アフターサポート、補償
・ポイントや割引サービス
・下取り
などがある。
そこまで考えると、仕事としている人の出品物はよっぽどでないと安くはなっていない。
そうなると、やっぱり普通はお気に入りの販売店で買うよなあと思う。
さらに出品者として慣れている人は、それなりにトラブルを経験する。そうするとプロフィールや説明にリスク回避の文章が長くなる。
これはしょうがない。何かの出来事に対する重み付けはその経験によるところだから。
でも、商品が既製品でよっぽど価格のメリットがなければ、口うるさい人とうるさくない人がいるなら口うるさくない人から買うと思う。自分に対しては信用も信頼度も100%なわけだから。
これが独自の商品や滅多にない商品、貴重なレンズを独自にメンテナンスして販売しているとかだと話は別。
値段が高くても、多少の困難があっても、そこにしかなければ「欲しい」が勝つ場合もある。
まさに、フリーマーケットだと思う。
以上、フリマ(アプリ)について現時点での使い方と気づいたことでした。
令和3年3月12日 あすはフリマで売れるものを探す日です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?