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ありのままの状態が受け入れられる社会に

『サイボーグになる テクノロジーと障害、わたしたちの不完全さについて』を読みました。

この本は、聴覚障害を持っているキム・チョプチュさんと骨形成不全症を持つキム・ウォンニョンさんが障がいについて考えを書いてあるものです。

障がい者というと、生活に不便を感じていてかわいそうなイメージがありました。しかし、障がい者がものづくりの中心となることで障がいというものはただの個性にすぎないものになっていくのではないかと思いました。


実際、健常者でも万人が使いやすいという便利な道具はないので障がいというものは大きな個性なんだなと感じました。


また、障がい者は自分の障がいを克服することが必ずしも幸せではないということがわかりました

障がいを含めて自分自身なのだからなぜ変えなければいけないのかということです。

つまり、ありのままの状態を受け入れてくれる社会が必要なのです。

わたし自身も理解能力が遅いことを隠すために適当な相槌をうって会話をしてしまい、ちゃんと理解してるのかという目で見られたことがあります。これは、自分自身の弱点を知られることで他人からなにか思われるのか怖いからです。

周りは頭がいい子ばかりなのですぐ理解できるという空気があります。

でも自分の弱点を隠して生活するのは楽しくない!



まずは自分が様々な人々を自分のものさしで判断せずにこういう人がいるんだなとか興味を持つところから始めたいと思います。

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