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顧客の真のニーズを知るための方法

アイデアをつくるプロセスとして、顧客の新のニーズを知ることが
重要です。
そう聞くと単純な事業者や企業は、「それならアンケートを活用して
いるよ」という声が聞こえてきます。

しかし、アンケートでは顧客の真のニーズ、隠れた潜在ニーズを
聞き出すことはできません。なぜなら、顧客は非常に疑り深く、
真実をかんたんにさらけ出すことしてくれません。

実際に、マクドナルドが2006年に行った「お客様の声」を聞くための
アンケート結果で、ヘルシー、健康志向の商品の必要性を感じて
発売し、異彩をはなった健康食サラダマックは大コケしてしまい
ました。

その後、ギガビッグマックなどの超高カロリーの健康志向とは真逆の
商品に人気が出て、マックは一時期の低迷を脱しました。

ことほどさように、当時、消費者はマックにヘルシーさを求めて
いた訳ではなかったのです。「お客様の声」は単なる願望であって、
あったらいいな程度のほんとうのニーズではなかったのです。

しかし、2022年の現代なら健康・ヘルシー志向は時宜にかなって
いることでしょう。

具体例が長くなりましたが、顧客の真のニーズを聞きための
ノウハウが必要です、

1 Why?
2 What?
3 Wow

顧客がどうしてその商品やサービスを利用したかどうかを聞き
出すこと。お客さんの今置かれている状況や背景(コンテキスト)
を聞き出すことが重要。

それには、何がほんとうに必要なのか?どんなサービスを求めて
いるのか?お客様が教えてくれないほんとうのニーズ。

最後にあたらしいものの見方を提示して、お客様にサプライズ、
驚きをもたらさないといけません。そうすると顧客自身が気づいて
いない潜在的なニーズをあぶり出すことができるのです。

そして、どうしたらお客さまの財布のひもを緩めることができる
のか?という問題があります。

1 お金をチャージする正当性を主張する。
2 顧客に対する目標設定を明確にする
新規かリピートか?(単発かお得意様か?)、固定報酬か連動
(手数料か)?、直接か間接か?
お客さんから直接もらうか間接的にいただくか、副次的か?
パートナーシップ、代理店になるか?

そして、最後にいちばん重要なことがタイミングです。

タイミングを間違うとどんなにいい商品、サービスであっても
売れません。

それは、強烈な痛みを伴うことに対する緩和がすぐに得られると
思わなければ、、財布のひもは開くことはありません。
つまり、緊急性がものを言うのです。

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