#17 スポーツカンパニーを卒業しました
「新規プロジェクトのリーダーやれる?」
えぇ...まだ入って2週間も経ってないし、研修おわってないんですけど。
大学3年生の4月。
そんなスタートアップの洗礼を受けた。
業務委託だろうが、インターンだろうが、社員だろうが、関係ない。
『スポーツが良くなれば、社会が良くなる』
この想いに共感する仲間であれば、挑戦させてくれる環境。
それから、あっという間に1年9ヶ月が過ぎた。
スポーツチームをビジネスで支えたい。
スポーツ業界を変えたい。
スポーツの課題を解決したい。
そのためには、スポーツチームが儲かる仕組みをつくる必要がある。
その仕組みを、ookami でつくれると思ってジョインした。
1年半以上、スポーツカンパニーで働いて気づいたこと。
それは、何かを支えるなんて、傲慢で自分勝手だということ。
「好きなことをやる」「やりたいを見つける」
そんな幻に惑わされて
いつの間にか、自分が何か大きな影響を与えることができると勘違いしていた。
自分が1番スポーツに支えられていて、夢と希望を与えられていた。
大義はあっていい。志も高く持とう。
ただ、「支える」「変える」という慢心が現れた時点で、当事者ではなく第三者になってしまう。
いつだって、無我夢中に全力を尽くす。
評論家ではなく、プレイヤーであり続ける。
あとは、自分ってこんなに脆いんだって実感した。
2-3ヶ月に1回は体調を崩していたし、11月にはまさかの20代で帯状疱疹になった。
ストレスと体調をコントロールできていなかった。
目の前の業務に追われて、1日に4-5件採用面談やったり、日中にMTG入れすぎて夜に作業したり、とにかくスケジュールと仕事の管理が下手くそだった。
でも、それだけ夢中になっていたのだと思う。
スポーツだから、ookamiだから、がんばれました。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
慢性的な疲労がたまっていたので、ちょっとお休みします。健康に対する意識は少し大人になったかな。
帯状疱疹は自分でもびっくりした(笑)
新卒入社では、別の企業に就職します。
理由は、今の自分ではスポーツを消費する立場になってしまうから。
ちゃんと『与えられる実力』をつけて、精神を成熟させてから、また挑戦します。
試合開始からプレスをかけて
球際を厳しく
こぼれ球は見逃さない
最後までピッチを走り続ける
プロスポーツ選手のような
泥臭いビジネスパーソンでありたい。