
素敵な一冊
最近、とあるきっかけで知ったのが
作家の芹沢光治良さんでした。
彼の著作である、「神の微笑」という本を
読んだのですが
非常に感動しました。
驚くべきは、この本を書いたのが90歳の時で、
それから亡くなるまでの数年間、
一年に一回のペースで本を書き上げていたそうです。
そうして、96歳で亡くなられたとの事です。
最後まで、あくまでも特定の宗教に属することなく
宗教というものを、真理というものを探究し続けた
姿勢は、自分の価値観にとても合っていて本当に
感動した本でした。
若者が20代30代になると、すぐにおっさんとか
おばさんとか言いたがる時代ですが、
(かくいう私もサラリーマン時代はそう思ってました)
この芹沢さんの人生を見ると
いかにそういった価値観が視野の狭いものかが
分かります。
本当に、人生は長い目で見るべきだと思いました。
また、恵まれていることに、私の周りには
若者よりも元気が良いように思えてしまうような。
活力ある逞しい高齢の方々がいらっしゃいます。
元々、草間彌生様だったり、志村ふくみさんだったり、
映画監督のホドロフスキーだったり、
映画も老人が出るものが好きだったり
高齢で頑張っている方が好きというのもありますが。
今後も芹沢さんの本は読んでみようと思いました。