コロナの中で12.6億円の資金調達成功させたファイナンス戦略とは?!
【ファイナンス戦略とは?】
貴方がこの記事を見始めてから8分後に、
資金調達を成功させるファイナンス戦略を
理解するということが僕のミッションなので
ぜひ最後まで見て頂けると嬉しいです📣
今回はFUN GROUPから、
CEOの三木健司さん
CFOの相馬知明さん
以上2名が来てくださいました。
この会を開いて頂いたのは、シリコンバレー起業家兼エンジェル投資家の戸村光さんです。
皆さんありがとうございました。
【目次】
今回はこのような流れになります。
現在、僕も投資家の方にピッチをしたり
資金調達を成功・失敗したりと繰り返しています。
正直なところ、
最近初めて資金調達を始めたので分からないことも多く、悔しい思いをたくさんしました。
そんな心情の中で、この講義を聞かせて頂いて多くの学びがありました。
講義全てをここに載せている訳ではありませんが、
皆さんもここから何か良いものを吸収し、資金調達を成功に繋げて頂けたら嬉しいです!
本日もよろしくお願いします!!
1.ピッチ資料についてのポイント
ここでのポイントというのは、
コロナを迎えた際に、FUN GROUPのCFO相馬さんが意識したポイントです。
そのポイントは2点あり、
①Scalability(拡張可能性)とProfitability(収益性)
②自分達の短期・長期戦略を示す
この2点は効果的に活用できたと仰っていました。
スタートアップにおいて
たしかにスケールは大切なことですが、
現在の不確実な世の中の状況を考えれば、
資本効率の最大化が求められるので
スケールと同じくらい収益性は大切なのです。
投資家側もそこを求めているわけなので、
このような世の中の状況で、どんなストーリーを展開し収益性を確保するのかなど、
「短期・長期戦略と収益性」を示していくことが大切です。
また補足として、
Profitability(収益性)を示す上で重要なことがあります。
①グローバルを意識する
②過去の実績と戦略
以上、2点です。
例えば、
売上1兆円を目指す!!
と目標を立てたとしてもそれが国内のみをターゲットにしていたら高確率で達成できません。
それを達成に導くにはグローバル展開を意識しなければいけません。
そして、より具体的にどのように展開し、
何をするのかを戦略を立て、テストを行い、
どのくらいの収益性が期待できるのかを投資家に示すことでイメージと納得感を持たせることができます。
恐らく通常のピッチでもこのようなことは実施すると思いますが、
コロナなどの今後も起こるであろう不透明・不確実な状況のときは特に意識するべきポイントですね。
2.質より量
皆さんは資金調達をしてもらいたいと考えた時に、何人の投資家にあたっていますか?
この質問の回答の平均は10人ほどだそうです。
しかし、FUN GROUPの2人は
各40、50人くらいにあたっています。
これは、
孫正義さんの防御策は1、2、3重とかではなく、500重で考えろ。
ボトムケースを考え、どれだけ迅速に動けるか。
この言葉から多くの投資家にあたり、キャッシュが足らなくなる状況を防いでいるそうです。
常にリスクを考え、多くのプランを頭に入れて行動している。
(例えば、災害や金融危機などのリスク)
だからこそ、いざそういう場面が来たら初動が早い。
これはCEOの三木さんの言葉です。
まさに孫正義さんの言葉を実行に移していますね。
そのプランの一例として、
「ファイナンス戦略は多様に持っておく」
ということをやっています。
ファイナンス戦略プランA〜Cなど、
プランを少しにしてしまうと変化に対応できません。
不規則な変化に対応するために
FUN GROUPでは、
エクイティ、アセット、デット、
コンパーチブルノート、子会社売却、
コロナファイナンスなど
プランA〜Oと多く準備しています。
質はもちろん大切です。
しかし、それは前提として量をこなしてからです。
まずは量を準備し、そこから検討と修正を繰り返し磨いていくことが大切なのです。
ここの章は個人的に学びが多かったです。
こんなにも多くの防御策を準備していたり、
投資家の方にあたっていたりしているのは
量をこなすためで、そこから量から質に移行する。
今まで質を高めようと意識していましたが、
質を高めるには前提として量が必要である
と気付いたことが大きな学びです。
今後は質を高めるためにまずは量をこなします。
3.これまでに最もピンチだった体験
ピンチだった経験はスライド上の2点です。
コロナの辛い時期を乗り越えることが出来たのは
・行動力やスピード感
・ワーストケースの想定と検討
・意思決定の早さ
この3点があったからだと言っていました。
結果的に、
この3点は投資家の方からの評価にも繋がったそうです。
不透明・不明確な状況の際に大切なことが何かをここから学ぶことが出来ますね。
また②はCEOの三木さんの言葉です。
満足感を抱いてしまったら何も成し遂げられない。
これはよく言われる、
「現状維持は衰退である」
という言葉と似ているかも知れませんね。
自戒を込めて、
僕もストイックさを忘れず上を目指します。
4.最後に
以上になります!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
そしていいね!やコメントありがとうございます!
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