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Soft Shell(ソフトシェル)とは

MAKUAKEでのソフトシェルの説明ページとして書いています
Monpe Climber Soft Shell LT
https://www.makuake.com/project/infinity_peaks10/

山やアウトドア初心者の方、一般の方で快適でハイスペ系の衣料が好きな方は読んでみてください


はじめに

*まずはじめに1点だけご理解いただきたいことがあります
撥水≠防水 です
撥水は水を弾く現象、防水は水を通さないという物理的な構造ということを覚えておいてください

何か買う際に、防水です=防水膜があり水通しません、撥水です=水は弾くけど一定を超えると浸透します、という風に覚えておくと役立つと思います

Soft Shell(ソフトシェル)とは

登山業界で20年前くらい前に開発されたもので、元はアークテリクス、パタゴニアのどちらかだったと思います

開発コンセプトとして、当時ゴアテックスのような防水膜(メンブレン)を持つハードシェル(カッパ/レインウェア)はストレッチ性がない、または低く、防水性を捨ててでも他の快適性を取ったものというイメージで下記が特徴です
*ほとんどの防水膜は水蒸気の状態でないと外に水分を逃がせないため、どうやっても衣類の中で蒸れが一定生じ濡れ、不快感、オーバーヒートの原因になります
さらに言うと防水膜があると通気性もありません(一部メンブレン/eVentは通気性があるという話がありますが正確な詳細を知らないためここでは取り上げません)

小雨や軽い雪など、軽い天候変化は問題ありません
運動量が多い場合や可動域が必要な場合の快適性

1:撥水性(防水膜がなく防水ではありません)
2:適度な防風+通気
3:高いストレッチ性

寒い時期の防寒、動きやすさが必要な場所(岩場やクライミング)、天候がひどくなった場合には上からハードシェルを着てミドルレイヤーに使うなど幅広い用途で使われます

ウインドシェル/ソフトシェル/ハードシェルの違い

簡単ですがざっくり書いてみました

・撥水に関しては表の生地に由来するので生地次第で、ハードシェルだからといって撥水性が高いとは限らずほぼ値段なりです
・防水はメンブレン(防水膜)があれば水圧がかからなければ水を通しません(縫い目は除く)が、メンブレンの種類により透湿性能、耐水圧が違います

当社ソフトシェルパンツ(Monpe Climber Soft Shell LT)について

Monpe Climber Soft Shell LT

厚さで言うと山で言うLT(ライト)です
2000mUPの高山:真冬以外の3シーズン用
低山:真夏以外の3シーズン
平地:真夏と真冬以外

上記が使用シーズンになりますが防風性が高めなのでインナーの調節次第で使用温度帯は幅広いです
*アークをお持ちの方は、現ガンマパンツ(旧ガンマLTパンツ)とほぼ同クラスですが、ごくわずかに当社の生地が厚く柔らかく感じます

重量は同クラスのA社LTパンツ380g、1クラス薄いSL290gに対して、Monpe Climber SS LTは必要のないものを排除しているため251gと2/3程度の重量でかなり軽量です

ストレッチはポリウレタン11%、4WAYストレッチにより縦横最低でも25%伸縮(斜めにはさらに伸びます)の伸び率で通常XLの人間がMを履いても快適に動けました
*個人の感想です

生地機能

さらに、縫製糸にも撥水加工を行った国産の特注品を使用しているため縫い目からの浸水も軽減できています

使用糸

Monpe Climber Soft Shellについては下記URLよりご覧ください
*10月に入ってからの公開予定です
Monpe Climber Soft Shell LT
https://www.makuake.com/project/infinity_peaks10/

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