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自分を束ねる

英語の表現で、put yourself together というのがあります。

直訳すると「あなた自身を一つにまとめて、とか束ねて」ですが、→ 「落ち着いて、目を覚まして、しっかりして」というような意味です。

一日のうちに出会った人、話した内容、見た情報、聞いた情報、それを元に自分が感じたこと、考えたこと・・・あちこちに『自分の意識』が残っていること、ありませんか?

put yourself together は、自分の意識を、あの人に、この人に、過去に、未来に・・・とバラバラに存在させるのではなく、一つに(自分に)戻そうということ意味だと理解しています。

結構好きな言葉で、自分自身を落ち着かせたい時(一つにしたいとき)に、put MYSELF together と何回もつぶやきます。そうするとなんとなく落ち着いてくるのです。


やはり、意識があちらこちらに分散していると、今持っている体力、気力などのエネルギーをうまく使えないのではと思うのです。優先するべきことを完了させた方がスッキリするし、全ての物事は完結することを望んでいます。

魂は永遠に続くーと言われていますが、今現在わたし達が持っている身体には限界があります。いつか終わりが来ます。であれば、その今ある生命をちゃんと使うことができるよう、うまくやり繰りできた方が効率的ですよね。


一日に6万回?だったか・・・人は考え事をしていると言われています。良いことも、悪いことも。『今ここ』に集中することで、絶えず繰り返されている思考から抜け出すことができると言われています。抜け出せれば、悩んだり心配することから解放されそうですね。

日々の生活では、否応なしに周りに影響され、そこに反応ばかりして、自分の軸が分からなくなりがちです。自分の意識を自分に戻すことで、グラウンディング=地に足をつけて物事に取り掛かりやすくなるでしょう。物事を客観的に捉えることもでき、自分に戻ることができるようにもなります。イライラも激減するでしょう。


では、自分自身を一つにまとめるにはどうしたらいいか?
普段から、【自分は何をすれば気持ちが落ち着くのか】を知っておくと良いのかな、と思います。たとえば深呼吸をする、1分間どこか一点を見つめる、好きな場所へ行く、など。。。気持ちを落ち着かせることに成功したら、次に何が必要か冷静に観察し、実行する。


昨今は、人生100年と言われています。だとしたら50歳で人生の半分地点です。この先も今と同じように生活ができるのかと言ったら、「うーん、それはどうかな〜」ですよね。いつまでも今の健康、体力、気力を持っていられたら良いのですが。


一日一回、自分を取り戻すことを意識してみませんか?

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