【HRBP部門座談会】インフキュリオンが採用で大切にしていること
当社の採用活動を主導しているのは、HRBP(Human Resource Business Partner)グループです。今回は、私たちがインフキュリオンに入社したきっかけや、採用において大切にしていることについて話しました。
当社の雰囲気や採用について、皆さんに知っていただけたら嬉しいです。
HRBPメンバー紹介
廣江
2005年大学卒業後、東証一部上場の精密機器メーカーでの勤務、専業主婦を経て、2012年から人事のキャリアをスタート。人材業界で新卒・海外人材採用に携わり、その後医療系ベンチャーで人事部長、管理部長を経験。2018年7月にFintech領域の可能性に惹かれインフキュリオンに初の採用専任者として入社。2年半でエンジニアやコンサルタントを150名採用する。社員が200名を超え組織が急拡大する中で、事業をさらにドライブさせるための人材戦略立案から採用、入社後の人材が活躍する仕組み作りに目下邁進中。趣味は海外旅行、動画視聴(Netflix、Amazonプライムの二刀流)。
朝比奈
2013年大学卒業後、検索系Webシステム開発のベンチャー企業(当時30名)に総合職として入社。コンサルティング営業としてエンジニアと一対一のチームを組み、文字通り二人三脚で開発に奔走。携わるプロジェクトの大規模化によるチームマネジメントの難しさや、組織フェーズの変化の中で、部門の採用、育成強化などに向き合う。その後、同社の正式な人事部の立ち上げに伴い、人事部へ異動。2020年12月にインフキュリオンへ参画し、現在は、主にエンジニア組織の採用・育成、グループ会社の採用、新卒採用(エンジニア、コンサルタント)、採用広報を担当。趣味は愛猫と戯れること。(面接中に鳴き声が入ってしまうかもしれません…)
森本
2017年大学卒業後、IT人材特化の人材紹介エージェントに入社。法人営業として約100社の採用支援に携わる一方、キャリアアドバイザーとしても年間200名のエンジニア/デザイナーなどの面談・転職活動サポートに従事。エンジニア採用〜入社だけでなく、入社後の活躍をサポートする仕組み作り・人材開発などの経験も積みたいと考え、2020年12月にインフキュリオンにHRBPメンバーとして入社。エンジニアのダイレクトリクルーティングを中心に採用活動に奔走中。趣味は料理とYouTube視聴。
※この記事は2021/10/27に公開されたものです。
※所属や業務などは取材時点の内容です。
メンバー入社の理由
朝比奈:私たちは3人とも、2018年以降にインフキュリオンに入社しました。私は前職でWeb開発の営業部門から人事になり、人事としてよりチャレンジングな環境で挑戦したいと考える中で、当社に出会い転職を決めました。皆さんの転職のきっかけはなんでしたか?
廣江:前職で管理職として経営に携わり、「組織や社会に貢献できる人材でありたい。自身のさらなる成長が必要だ」と考えるようになりました。そのためには、裁量を持って新しいチャレンジができるスピード感ある環境に身を置くことが大事だと思い、当社に転職しました。
森本:以前はIT業界に特化した人材紹介会社で働いていました。3年半キャリアアドバイザーとして働きましたが、エージェントがお手伝いできるのは入社するまで。入社してからの人材育成や組織開発に関わりたいと思い、転職することにしました。
朝比奈:インフキュリオンに入社した決め手は何でしたか?
廣江:転職活動ではDX人材を積極的に採用する予定の成長企業で、これから組織作りを強化するフェーズのベンチャーを幅広く見ていました。その中でインフキュリオンは、事業の社会貢献性が高く、ターゲットとしている市場規模が大きかったので魅力を感じたんです。実は最初、”Fintech”には敷居が高いイメージがあり心配だったのですが、面接で話した経営陣がみな親しみやすく謙虚で実直な方々で、カルチャーフィットも後押しして入社を決意しました。
森本:インフキュリオンであれば、前職で培ったIT分野の知識を活かしながら、組織開発にもしっかり関われると思い決めました。朝比奈さんは?
朝比奈:私は「価値観」の合致ですね。人事組織の思想、会社の事業とフェーズ、自分がどれだけ貢献できるか、といった点が自分にマッチしたんです。採用面接が一方的な質問の場ではなく、すり合わせの場だったのも好印象でした。
採用で大切にしていること
朝比奈:そういえば、「人事部」ではなく「HRBP(=Human Resource Business Partner)」という部署名って多くはないですよね。廣江さんは理由をご存知ですか?
廣江:会社の事業を成長させるための「ビジネスパートナー」の役割を担うため、HRBPと名付けられました。
朝比奈:インフキュリオンは現在、拡大フェーズに入っていて、社会からの注目度も高まっていますよね。社員数もここ3年で60名規模から200名規模へと3倍以上に増えました。毎月新しい社員の方々をお迎えしていますが、お二人が書類選考や面接で大切にしていることはなんでしょうか。
森本:僕は、応募書類はインフキュリオンと応募者をつなぐ唯一の資料だと考えているので「自分がやってきたこと」「課題をどう乗り越えたのか」という実績はもちろん、「今後どんな挑戦をしていきたいか」などの想いや、仕事における振る舞いをイメージしながら書類を拝見しています。さらに、応募書類に「今後挑戦したいこと」やキャリア志向が明記されていると事前に応募者の方のご希望と想定ポジション・役割をすり合わせてから面接に臨めるため、限られた面接時間を互いの理解を深めるために使うことができます。事業部のメンバーも面接に同席するので、技術面の話は現場のプロが丁寧にお聞きするようにしていますよ。
廣江:面接では「当社のミッションやバリューに共感し、体現してもらえる方か」という点でもお話を伺っています。当社の現状をありのままにお伝えしていますので、「応募者のみなさんにとって当社は新しいチャレンジができる環境か」を見極めるために、どしどしご質問ください。ちなみに、当社では「バリューをどれだけ体現できているか」が人事評価の一つになっています。採用基準は人事評価基準でもあるわけです。インフキュリオンの仕事は「これからの世の中を作る仕事」。だから答えがないんです。私たちが求めているのは、正解を求める人ではなく、「わたしはこう思う」「わたしはこうしていきたい」というWILLを発信し行動できる人です。
「成長の場」としてのインフキュリオン
朝比奈:採用活動をしていると成長意欲の高い応募者の方に多く出会います。インフキュリオンは、「成長の場」としてどんな魅力があると思いますか。エンジニア採用を中心に担当している森本さん、どうですか?
森本:当社のサービスは、24時間365日動いていることが当たり前の世界。堅牢なシステム構成を前提にFintechサービスを作り上げているので、当社のエンジニアに求められる技術やプロダクトの品質・保守性は高水準なレベルが求められます。当社で仕事することで、エンジニア市場の中でも価値の高い技術を身につけることができます。強みを伸ばすだけでなく、別の技術領域にチャレンジできるのも当社のいいところです。
朝比奈:確かに、ずっとバックエンドでお仕事されていた方が、当社でインフラやフロントエンドの領域に挑戦されたりもしていますよね。
森本:フルスタックな技術経験が身につけられるのは魅力だと思います。ノウハウは社内情報共有ツールに投稿されてきているので、別の領域でもスムーズに仕事できるようになってきています。部署ごとに勉強会が行われていたり、社内Slackの雑談ルームでも、日常的に技術的な話題が上がっています。社内のリソースだけで、かなり学ぶことができると思いますよ。
朝比奈:コンサルタントやビジネス職はどうでしょうか?
廣江:「決済」は価値交換で必ず生じる行為で、全ての個人や企業が行います。インフキュリオンでは、その決済を基点としたこれからの時代に必要とされる新規サービスに、多種多様な業界の方々と共に企画〜実行〜グロースまで携わることができます。長期的なスパンで多くの方が使うサービスに関わるので、専門性が高くクリエイティブなプロジェクトメンバーと学びの多い時間を過ごすことができるのではないかと思います。自身のキャリアプランが変わった時も、自分のやりたいことを社内リソースを使って新規事業として始めたり、グループ内の別の事業会社へ転籍したりと、「転職」以外に自分の成長を促進できる選択肢があるというのもインフキュリオンのいいところです。
森本:少しずつですが、社内のオンボーディング制度も整いつつあります。入社後には「決済基礎研修」「決済動向研修」「IT基礎研修」を全員に実施しています。その他にも役員との1on1、人事面談などを実施し、リモート環境下でも社内コミュニケーションが希薄にならないよう工夫していますね。
朝比奈:採用では、双方向のフィット感がとても大切です。スキル・カルチャー・志向性・フェーズがフィットすれば、社員も企業も一緒に成長することができ、幸せになれると考えています。「フィットした採用」が事業・経営の課題解決につながり、さらに社員と会社の向く先が一致することで、社員個人の成長が自然と会社の成長になります。当社の場合、社会貢献性の高い事業に取り組んでいるため、その成長が社会貢献にもつながっているんです。
「インフキュリオンという会社に興味がある」「社会貢献できる仕事がしたい」「エンジニアやコンサルタントとして大きく成長したい」と思っている方は、お気軽にご連絡ください。まずはざっくばらんにお話しましょう。応募者のみなさんにとっても当社にとっても、よりよい選択ができれば嬉しいです。