【カミーノ巡礼記　#10】＿出発前にかならず確認しておいた方がいいこと

昨年秋、カミーノ800㎞を歩いてきました。「語学力ゼロ」「女ひとり」という自分でもぶったまげるくらいの大冒険だったので、せっかくなのでこちらのnoteでまとめていくことにしました。旅好きな方はもちろん、カミーノってなあに？という方もぜひぜひ読んでいただけると最高にうれしいです。

はじめから読みたい方は、こちらをどうぞ。

▼カミーノ巡礼記　#１

本日の目次はこちら

1．パスポートは持ちましたか？

パスポートがなければ、海外にはいけない。これは当たり前のことですが、ときどき聞きますよね。パスポートを忘れましたってこわい話。ゾゾゾ。怖すぎます。さすがにこの体験は過去に一度もありませんが、カミーノへ行く前には①パスポートが自分のものなのか（家族などと一緒に保管されている場合は、特に念入りにチェックを！）、②有効期限が切れていないか（2025年3月24日から日本のパスポートが新しくなり申請手続きに今まで以上に時間がかかるようです！）、③滞在する国によってパスポートの残存期間があるので、それが問題ないかを調べておくべき。これらは最低限チェックしたうえで、もしもに備えてパスポートのコピーも持ち歩きましょう。

2．靴のメンテナンスはしましたか？

ここは声を大にして言いたい！　出発前に靴のメンテナンスを必ずおこなってくださいね！！！　わたしはね、これを怠ったばっかりに現地で大変な目にあいました。何が起きたかというと…。日本を出国してパリへ到着したときのこと。まだ、巡礼旅は始まっていないというのに、なんとここで靴が壊れちゃったんです。え！ですよね。

エッフェル塔を見たいと思って夜の街を歩いていたんですね。そしたらなんか急に靴に違和感を感じて…。見てみたら靴底がはがれているではありませんか。なんで今！と思いましたよね。歩くだけでカパカパの状態。ああ、おわったと思いましたね。翌日の早朝にはパリを離れる予定で、しかもこれから800㎞を歩くぞというときに、大事な靴がこんなことになるなんて。慌てて接着剤を買い求めてお店に飛び込み、どうにか修理ができましたが。

その後何度も靴のトラブルに見舞われました。そしてこれが、わたしだけではなかったんですよ。途中出会った日本人の方も同様に靴底事件が起きていて、その方はそういうこともあろうかと日本から接着剤を持参されていましたね。歩いている人のなかにも完全に取れちゃった靴底を手に歩いている人も見かけました。

靴トラブルは、カミーノあるあるかもしれませんね。長い距離を歩くし、靴へのダメージが大きいですから。というわけで靴のメンテナンスは、絶対やっておいてくださいね。現地で靴を買い替えるとなると、買いたいタイミングでお店が見つからないことがほとんどだし、大都市でしか靴屋を見かけませんでしたので。靴に関しては、万全に準備されておくことを超絶におすすめします！！！

ご参考になればさいわいです。

つづく…