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「観察」は「感覚」だから対面でないと伝わらない
観察の方法は対面でしか伝わらない。
観察は見ることだ。
見ることは感覚だから言葉で伝えるのは難しい。
味とか匂いと同じでその場で体験を共有しないと本当のことは伝わらない。
文章も動画も伝えることができるのは「情報」だ。
動画で見ると簡単に見えるから分かった気になるけれど、
実際に現場で体験することは全く違うのだ。
本当の面白さ、奥深さは体験しなければ伝わらない。
動画ばかり見ている毎日が充実しないのは当たり前だ。
絵を描くときは観察が重要だというわりに
観察について書かれた書籍はほとんど存在しないのは、
観察について文章で説明するのは難しいし、
理解するのも難しいからだと思う。
私も観察について書いているけれど、うまく伝わるとは思えない。
指導者と作者が、同じ空間で作品とモチーフを共に観察し、
感じたことを言葉を通じてコミュニケーションをすることで
ようやく伝わるものだ。