稼働率ってどうやって調べるの?
こんにちは。
いんでぃーです^^
今回は「稼働率の調べ方」について!
まず、「事業計画書とはなんぞや」でも伝えたとおり、
事業をする上で最も大切なのは【売上】です。
売上がない=利益が出ない
となると、そもそも事業が成り立たないので、
ちゃんと売上が出るのか、根拠のあるデータに基づいて
計算をしないといけません。
民泊事業では
宿泊単価×稼働率=売上(月)
で計算をします。
(ホテルや旅館、宿泊事業は基本的な考え方は同じだと思います)
例えば、1泊1万円の宿に、月に15日間の予約が入ったとすると、
1万円×15日間=15万円の売上になります。
そして、稼働率は1か月の半分なので、50%ということになります。
では、稼働率はなんのデータをもとに調べればいいのか?
さっそく、詳しくみていきましょう!
※私はプロのマーケターとかではないので、あくまで参考として
みてもらえればうれしいですm(__)m
【マクロとミクロのデータを調べる】
稼働率を調べるとなったときに、
私が注目したのは以下の2つ。
<マクロのデータ>
→日本に来る外国人観光客数の月ごとの推移
理由は、全体的にどの時期に外国人観光客が多く来て、
いつが閑散期になるのかを把握するため。
<ミクロのデータ>
→民泊をする周辺地域の競合他社の予約率=稼働率
全体的な外国人観光客の数と繁忙期&閑散期が分かったら、
今度は、実際に民泊をやろうとしている地域の稼働率を調べます。
※これから民泊する場所を探す人は、まずはAirbnbで周辺に
民泊が何軒あるか、調べましょう!もし、少ないようであれば、
そもそもその地域は民泊向けではない可能性があります🚨
マクロとミクロの両方のデータを調べることで、
より詳細で根拠のある稼働率を予測することができるようになります。
ちなみに、日本への外国人観光客のデータは、日本政府観光局(JNTO)が
分かりやすくデータをまとめてくれてました!(ありがたい😊)
【ライバルはどれくらい予約が入ってる?】
それでは、Airbnbで周辺の民泊の予約状況をチェックしましょう✅
先に結論を伝えると、予約されてる日を1つずつ数えていく、
という、とてーも地道な作業です(^^;)
やり方は👇
①その部屋の予約されている日を1つずつ数える
②3か月ごとの四季に分け、予約されている日数÷90日間で
それぞれの季節の稼働率を出す
③同じことをすべての部屋で繰り返す
④各部屋の稼働率の合計÷部屋の数で、その季節の稼働率を出す
以上です。
(なんとか、もっと簡単に調べる方法はないか探しましたが、
私は見つけることができなかったので、数えることにしました😓)
”そういうことね!”
と思った方は、ここまでで十分だと思います。
”それよりいい方法あるよ!”
という方は、是非、コメント欄で教えてください🥺
ここから先は、Airbnbの使い方も含めて、
具体的かつ丁寧に書いてます。
もう少し詳しく知りたいな、という方は
読み進めてみてください😊
最後には、データが見やすいように作成したスプレッドシートの
一部も公開してます。
まず、Airbnbの検索ページを開いたら、民泊をする場所を入力。
今回は、例として、以下の条件で探してみようと思います。
ロケーション:渋谷駅
最大収容人数:3人
1泊2万円
※最大の収容人数や、1泊当たりの値段が決まっていれば、その数字を入れて調べてみて
検索結果が出てきたページの左側にある【フィルター】は、
条件を絞るときに使用。
【部屋タイプ】【価格帯】その他にも下までスクロールすると、
いろいろ項目がある。
今回は1泊2万円希望なので、価格帯を2万円に調整。
・・・あらら、6件しかヒットしなかった💦
初めて渋谷区を検索してみたけど、やっぱり相場は高いのね…。
そしたら、今回はこの部屋をみていこうと思います。
部屋の詳細ページが出てきたら、一番下までスクロールして、
【チェックイン日を選択】を見ます。
部屋にもよりますが、多くの場合は半年後くらいまではスケジュールが
見れるようになっています。
ここからは、この章の冒頭に書いたやり方で計算します。
ちなみに、私はスプレッドシートを使って、
このようにまとめました。
説明は、以上になります。
意外だったのは、冬の稼働率が高いなーということです。
民泊の本も複数冊読んでますが、本の方では逆に冬の稼働率が一番低い、
と書いてあるのが多いんですよね🤔
うーん、こればかりは実際に予約を受け付けてみないと
分からないです(^_^;)
(多分、私が間違ってるんだろうけど…)
【最後に:次回は・・・】
次回は「視察に行ってみた第一弾」について、
書きます!
この間、私が民泊をする地域で1番評価の
高いところに泊まってきました。
2~3軒は泊まるので、それぞれの体験も
記事にしようと思います。