INDUSTRIAL-X代表 八子に聞く20の質問 ~プライベート編~
皆様こんにちは。note担当の安井です。
当社INDUSTRIAL-X(以下I-X)は4月15日に創立5周年を迎えました。
前回より、5周年特別企画として、「代表・八子(やこ)に聞く20の質問」と題し、メンバーから質問を募集し聞いてきました。
前編は「仕事編」として、仕事に対する思いや起業後の心境の変化など、思考の本質に迫る記事でした。
「仕事編」はこちら。
後編は「プライベート編」をお届けします。
名前の由来、趣味、子育てで大切にしていることなど、仕事以外の一面を聞かせてもらいました。
是非ご一読ください!
(※I-Xでは、役職に関わらず、お互い「さん」をつけて呼び合っています。そのため、本文内でも普段通り「さん」を付けた表記にしています。)
Q1. 好きなマンガは?
「ガンダム」「ワンピース」「鬼滅の刃」です。
「ガンダム」はリアルタイムで観ていましたが、当時子供ながらに情熱と理論の間でうまくいくことといかないことがあるんだという事に、魅力を感じた作品でした。
「ワンピース」は友人から組織運営やマネジメントの参考になるからと薦められた作品でしたが、実際にI-Xの組織形成をする上でも非常に参考にしています。
「鬼滅の刃」は話題になっていたので、「よし!映画を観てみよう!」と思い立ち、その勢いでアニメを夜通し一気に鑑賞して、そのまま朝一の映画を観に行きました。
なんといっても煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の熱いキャラクターが最高ですね!
Q2. 好きな音楽は?
ハードロックとヘビーメタルです。
特に
・「Motley Crue(モトリー・クルー)」
・「Guns N’Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)」
・「Def Leppard(デフ・レパード)」
は愛してやまないバンドです。
中学の頃から聴きはじめて、語り始めたら語り尽くせないくらい大好きですし、日々のモチベーションにもなっています。今でもライブに行ったり、お声がけいただき、ステージに立つこともあります。
Q3. 小さい頃の夢は?
これといってなりたいものはなく、母からとにかく「大学に行きなさい」と言われていたので、それが漠然と目標になっていたと思います。
中学時代に出会った「山月記」(著者:中島敦)(※)に影響を受け、本気を出さない人生は臆病で無意味だと気づき、ここから物事に対する向き合い方の意識がぐっと変わりました。
※「山月記」:詩人を目指しながら、自尊心を捨てることができずに才能を浪費し、虎の姿になってしまった男の胸中が語られる作品。
虎は臆病者の象徴として描かれている。
―――ちなみに八子さんは歌が上手ですが、バンドデビューは目指さなかったのですか?
バンドデビューを目指していた時期はあります!
幼少期から歌が好きで、父の影響もあり、当時はよくクラシックを聞いていました。N響アワーを聞きながら踊っていた幼少期の写真もありました。
中学時代の同級生に音楽好きの友人がいて、どっぷり音楽(ハードロック)に浸かりました。
それから広島での大学時代には、バンド活動をはじめ、月1回ユニコーンが出演するライブハウスでライブをしたり、5〜6曲オリジナル曲も書いて歌ってました。数年間のバンド活動の中で1年ほどは、「ボーカルの君、あと5kg痩せたらプロモーター呼んでやるよ」とライブハウスのオーナーに言われ、結構本気で音楽と(ダイエットも)向き合った時間でした。
Q4. 学生時代のあだ名は?
ずっと「八子ちゃん」か「八子」です。
Q5. 名前の由来は?
「八子」という苗字は新潟県に多い名前です。
「知礼」は礼儀を知るべき、という意味合いで父が名付けました。
なかなか同じ漢字の名前の人に出会ったことがないですし、字面的にお坊さんかと思ったと言われることもあります。
Q6. 八子知礼という人物を一言でいうと?
内と外とのイメージが違うと思っていて、社会人になってしばらくは「熱」と表現していましたが内面に秘めた社会に対しての反骨精神でいうと「烈」かなと思います。
また人生において、「均」という字がいつも心の中にあり、「エネルギーは保存される」や「ポジティブな話には同時に必ずネガティブな一面がある」、「大胆かつ繊細」など、昔から相反することを常に自身に課して、バランスさせるということを意識しています。
Q7. ずばり八子知礼を漢字一文字で表すと!
「直」
まっすぐ、ストレートだと思います。
Q8. 趣味は?また最近、何をしてる時が一番楽しい?
旅です。中でも新しい場所に行くことが好きです。
2012年ごろからアジアを毎年各国訪れていて、毎回新しい国に行くと決めていました。旅行先では行きたいところを2か所くらい決めて、後はほぼノープランでゆったり過ごすことが多いです。
とは言え、一日に20km以上現地の街を歩くことが多いです。
予定を決めてもなかなか時間通りにはいかないアジアとは違い、ヨーロッパに行くときは時間を無駄にしないようにしっかり予定を立てていきます。
Q9. プライベートで旅行に行くならどこに行って何をしたい?
クワイトストレンジャー(※)になりたいので、ひっそりとしていて、自分が自分と認められないところ、日本人があまりいなくてサバイブしないといけないところ、また日本語が話せない環境下で、その地ならではのカルチャー・文化・風景を、見て・聴いて・経験したいです。
なので都会に行きたいという想いより、アジアのほうがその点で刺激があって楽しいと感じます。
それとどこに行っても美味しいものを食べることに幸せを感じます。国内には「おかえり」と声を掛けてもらえるお店も各地域にあって、旅の大きな楽しみの一つです。
海外では超有名店には行かず、準有名店や地元の人が通うお店を調べて行ったりします。
現地・現場の生活を見ておくと、いかに日本が恵まれているかと感じるし、現地で感じたことを日本に持ち帰って、エピソードを話せるということも、旅の大きな財産です。
※クワイトストレンジャー:「完全なる他人」のような意味合い
Q10. 海派?山派?
「海派」です。
水の近くで良いアイディアが浮かぶことが多いです。
Q11. イヌ派?ネコ派?
「イヌ派」です。
幼少期に犬を飼っていたというのと、猫はどこまでいっても気持ちが伝わらない気がして・・・(笑)
Q12. そこそこ暮らしやすい無人島(笑)に、3つだけ物を持っていくとしたら何を持っていく?
・太陽光発電機
・電熱コンロ
・ナイフ
の3つですかね。
太陽光発電があれば全部の電気器具が使えるからこれは必須ですね。
Q13.もし人生の物語を映画化するとしたら、どの俳優に自分の役を演じてもらいたい?
山田孝之さん。
汚れ役も笑い役もパリッと演じ分けられて、決してカッコいい役回りだけじゃないでも演じきれるところ。
作品を見たら感情が揺さぶられて何の躊躇もなく泣けそうだなと。
Q14.最後の晩餐で食べたいものは?
お寿司です。
その中でも、「アジ」「コハダ」「マグロ」です。
Q15.夫婦生活で大切にしていることは?
相手がやりたいことに対して、否定しないことです。
理解を得られるまでに何度もケンカを重ねましたが、今私がやっていることが人生の総仕上げでやっているということを理解してくれていると感じています。
Q16.子育てで大切にしていることは?
これも夫婦生活で大切にしていることと似ているかなと思いますが、どんな選択でも「君たちの人生」だと伝え、思いや考えを尊重しています。
こうしなさいと言うことはあまりないです。
Q17.これまでで一番号泣した瞬間はどんなときですか?
約10年前、あるプライベートでも付き合いがある知人が本当に本当に困っている状況で、何も手助けをすることができず、自分を無力に感じた時です。
その時に頭の中で斉藤和義さんの「強くなりたい、優しくなりたい」という歌詞の歌が流れてきて号泣しました。
個人的に、相反する概念を持ち、バランスをとることを心がけていますが、「強さと優しさ」どちらかが欠けていても成立しないため、両者のバランスが大切だと痛感しました。
Q18.今、無くなったら一番困るものは?
INDUSTRIAL-X(会社)の仲間たちです。
Q19.夢を叶えられるなら何にしますか?
個人的に、水辺にいるとアイデアが湧き出るので、キーワードは「水」になります。
一つは、海沿いで、津波のない地域に家を持つことです。
ただし一般的な家ではなく、シドニーの海辺で見たんですが、自宅が船になっており、そのまま水上を移動できるようなものがいいです。
もう一つはベネチアに住むことです。
ベネチアが世界で一番好きであり、憧れです。観光ガイドかレストランで働きたいかなあ。
Q20.故人に1人会えるとしたら、誰を蘇らせたい?
祖母にもう一度会いたいです。
自分を深堀りすると、必ず祖母に影響を受けてきた事にいきつくんです。
祖母から繰り返し伝えられた「あんた生かされてる人生なんやで」という言葉が今でも強烈に残っていて自分の礎でもあります。
もう一度会えたら、孫である自分にどんな風に育ってほしかったか、今の状態はまだまだ褒めて貰えないだろうなと思いつつ、意見を聞いてみたいです。
ーーおわりに
「仕事編」「プライベート編」をお届けしてまいりました。
「プライベート編」の質問の中には、時折「うーん…」と深く考え込む場面や、言葉に詰まったりするものもありました。
しかし、どんな質問に対しても、仕事と同じように真剣に、時に笑いを交えてコメントしてくれたことが印象的でした。
また、今回の取材では過去に触れる話も度々出てきました。限られた時間の中では語り尽くせないことも多かったので、後日、本人企画で自身のライフライン(経験)シェアの会を社内向けに開催してくれました!
このライフラインシェアというのは、幼少期から現在に至るまで、自身に影響を与えた良い経験だけでなく、失敗や辛いことも全てを包み隠さずオープンに語るものです。
I-Xでは、社内メンバーの相互理解を深めたり、学びや気づきを与えるという目的で、メンバーが持ち回りで20分程度で話す機会を定期的に設けています。
今回はロングバージョンで2時間弱を割いて、八子のライフラインをシェアのうえ、「八子の取扱説明書」も披露してくれました。
ライフラインシェアは、自身が過去のネガティブな出来事と向き合うことになるので、自身にとって相当な覚悟が必要となるものですが、メンバーのために企画してくれたことに、八子の熱量と高さと優しさを改めて感じる機会となりました。
5周年を迎えた当社ですが、さらにお客様に寄り添ったDX推進への貢献、産業構造変革の実現に向け、邁進してまいります。
WRITER:YUKO
EDITOR:@enoy8977
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