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怠けすぎは死なないけど、働きすぎは死んでしまう

こんにちは、風邪をひかなきゃ皆勤賞、そんな学生生活を送っていました、エイです。
この「皆勤賞」ってやたら褒められがちですけど、正直あんまり意味ないんだよなぁ、と最近になって思い始めました……。

「皆勤賞」よりも他に讃えるべきものがあるんじゃないのか、と思い始めた今日この頃です。

なぜなら、皆勤賞とは、言ってみれば半分は「運が良かったで賞」だからです。
身内の不幸もなく、風邪も引かず、怪我もせず、災害に見舞われることもなかった、幸運に送られるものです。

そして、「皆勤賞は偉い!」と信じ込んだ人って、そんなに幸せにはならない気がするのです。
同時に、何か成し遂げる人になるかといえば、そんなこともないと思うのです。

むしろ幸せな人間はサボるのが上手な人で、何かを成し遂げた人は大抵学校をサボりがち、というのが私の個人的な偏見です(笑)。

今回は、そんな「サボる」大切さについて話してみたいと思います。

楽しんでどうぞ。


皆勤賞=言うことを聞く力
サボったで賞=自分で決める力 かもしれない

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もし学校に、皆勤賞の他に「サボったで賞」があるとしたら、どちらの方が取るのが簡単でしょう?

「サボったで賞」だと思った方は、おそらくとても真面目で皆勤賞を目指して頑張ってきた方か、もしくは皆勤賞なんて頭にないくらい当たり前にサボっていた方じゃないかと私は思います。

実は、サボることの方が、皆勤賞を目指すより難しいんじゃないかと私は思うのです。

授業をサボると、どんな問題が発生するでしょう。
その回の授業内容を知らないわけですから、自分で調べたり、友達からノートを借りたりしなくちゃいけません。
サボった時間、何をするか考えなくちゃいけません。
先生や親へのいいわけを考えなくちゃなりません。
もし罰則が発生したなら、それをどう受けるか、もしくは回避するのか考えなくてはなりません……。

サボるのって、考えることがたくさんありすぎます!

これなら下手にサボらず授業に出てぼーっとしてた方が幾分楽なことでしょう!

逆に言えば、サボることができる、というのはそれだけ決断力と思考力がある証拠でもあります。

友達や親と交渉ができる、コミュニケーション力の高さの表れと言えるかもしれません。
同時に、サボった後のことを考えないでおける楽観的思考も持っているかもしれません。

サボるということは、とても高度で知的な行動なんじゃないか、と私はこう思えて仕方がないのです。


真面目より怠け者の方が有能かもしれない

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ところで、どうしてサボることは悪とされているのでしょう?
周囲の人間が困るからでしょうか。

真面目な人間は、
「やれ」と言ったことを期日通り、言われた通りに「やる」。
「俺が正しい」と言えば「あなたが正しい」と言う。
「謝れ」と言ったら「謝る」。
多少理不尽でも、真面目な人間は相手の要求に応えようと奮闘します。

サボりがちな怠け者は、ヘタをすると言われたことを言われた通りにやりません。
自分が思う、効率の良い方法でやっておいて、残りの時間は自由にサボります。
謝れと言われたら、心のない「すんません」で右から左に流します。
右から左に物事を流しながら、必要最低限の力で適当に物事をこなすのが、怠け者です。

あれ? 意外と怠け者の方が優秀では?
私は書いていてこう思いました。

ちなみに真面目な人間は真面目になればなるほど追い詰められます。
「どうしてできないんだ」
「もっと頑張らなくちゃ」
「もっと完璧にならなくちゃ」
こんな考え方をしたら、そりゃぁ心も壊れます。
真面目な人がうつになりやすい、心を病みやすい、というのも頷けます。

一方、怠け者な人間は怠ければ怠けるほど、体力も気力も回復します。
「できないもんはしょうがないなぁ」
「まぁこんなもんかな」
「うん、上場じゃない?」
ひょっとして怠け者最強では。

もし仕事が楽しくなかったら、真面目な人間はそれでも頑張るかもしれませんが、怠け者は比較的早い段階で仕事を変えることができるかもしれません。

やはり、怠け者は強いですね笑。


結論:いくら怠けても死にはしない
真面目にはならないに越したことはない

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ここまで「サボるの万歳!」「怠け者万歳!」という話ばかりしてきました。

そんなことを言うと
「真面目に努力した人間の方が成功するんだ!」とか「真面目なあの頃があったから今があるんだ!」という人が声を上げるかもしれません。

確かにその通り、真面目な努力は人を成長させるし、のちの未来につながるかもしれません。

ただし、それは未来があったから言えることです。

真面目な人間は、怠け者の人間よりよっぽど死にやすい、と私は思うのです。
周囲の評価を気にしたり、自分に完璧を求めたり、向上心があるのは素晴らしいですが、時にその気持ちが自分を追い詰めてしまいます。

「大変なほど良い」「高い壁ほど越えなければ」と自らイバラの道を選び、精魂尽き果てて死んでしまう可能性が非常に高いのです。

一方、怠け者の人間にはほぼ確実に、未来があります。

いくらサボったところで、人間死にはしません。
「楽な道」「低い壁」を自ら選択できるので、生存率が非常に高いのではないかと私は思うのです。

おそらく、幸福度もこっちの方がだいぶ高いでしょう。

いくら怠けても死ぬことはありません。
でも、真面目がすぎると死ぬことがあります。


もし今が辛い状況にあるのなら、ぜひ積極的にサボってみてください。
学校でも、職場でも、なんでも構いません。
不真面目に慣れてみましょう。

きっと今より自由で力強い未来があなたを待っていることでしょう。


あなたはサボるとき、何をしますか?

エイでした。


画像:https://unsplash.com/photos/_upET0w5MvM
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