肝腎
漸く昨日 まっすぐ歩いている感覚が戻りきた
空気も風も変わらずつめたいまま 歩み出す意識の覚醒に囀り
中心に還り立つこと じぶんを歩くこと 拭えぬ違和の感覚を
忘れずにいやう はてなき鍛錬 夕の5時には暗かった辺り
あかるさが残るように 季節はゆっくりと移ろふ
愛にみちる空間 望むときの流れに身をゆだね
豪胆で繊細なひとに 腰はストレスよと明快に言い放たれ
然も有りなんと気も緩み 頭痛と同じくにがり塗布が効くさう
お豆腐 お味噌 こいしい麹に醗酵 広がる大豆畑 地のものから作りたい
香りの速度は光 すきを じぶんを探しにゆかう
我とつながる香を求め出して暫く タイミングであらう
葉陰から呼び来る魂 訪ひにパイを拵え
ときの調べに涙を拭いて ゆるやかに待つ彼らのもとへ走り出す
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美醜など存在しないのだと あらためて気づかされる
誰かのものさしで語られること あなたの基準は何か
すべては完全体で きらきらした光 うつくしさにあふれている
世の人がきらうものであれ やはりそこには神性が宿る
わたしたちを取り囲む環境のなかに 求めるものは用意され
ただ囁きかけている 声を聴き どういきていくか
問われているのは いつも単純なこと
あなたを待つ水辺が 思い映しの鏡にならう 愛を
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Erat, est, fuit
あった、ある、あるであろう....🌛