古代豪族・葛城氏と土蜘蛛とは?/復古希望!!未だ隠蔽され続けている出雲・出雲族の歴史
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大雑把に「葛城氏」
葛城氏。
3世紀ごろ(古墳時代辺り)に隆盛し始め、5世紀末(飛鳥時代ごろ)に滅亡したと言われる古代豪族である。
武内宿禰を祖とし、天皇家に娘たちを嫁入りさせることで王権と負けず劣らずの立場を誇示。朝鮮半島との太いパイプ(対外交渉権)も持っていた渡来系氏族。
難波湾・瀬戸内・日本海、そして朝鮮半島への海路を掌握(制海権)し、奈良を中心とした東西南北の陸路(川含む)をもおさえていたのだ。
祖を同じくする豪族は、紀(木)氏・蘇我(素鵞)氏・淡海(近江)氏・平群氏・波多(秦)氏など数多くいるが、小国家連合体のような状態だった当時の大和の中で、葛城氏は抜きん出た存在だったよう。
通訳集団・鍛治集団・機織り集団・水運集団などに従事していたこれら豪族たちと連携関係を築いていた。
上記したものは、歴史学科教授・平林章仁さんの本【謎の古代豪族 葛城氏】の、個人的に重要だと思った部分をちょーーーーーざっくりリライトしたものである。興味ある方は、ぜひ手にしていただきたい。
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