会社を辞める決意
今回私は独立することを最初に決心したわけではなく、会社を辞めるタイミングだとふと思ったのが先でした。
それが、2019年6月。
そこから、転職活動とかするのかなーとか思って求人サイトに登録したけど、なんか触手が動かず。。。信頼できる知人にそろそろ卒業かなーと3人話したら、3人が会社を紹介してくださり(とても感謝してます)、その会社に話を聞きに行ったけど、せっかく仕事するなら大きめな企業で決まった枠をこなす形はやはり合わないなーと思いはじめたのです。
まわりに起業家やスタートアップ がいる環境
それが私を独立という考えに導くことになったのかもしれません。
弊社は、数年前からある年齢を過ぎた方々に向けて早期退職制度を行なっていました。ちなみにとある広告会社です。
広告会社はメーカーと違って、基本的には製品を持たないため、コンサルや商社などのサービス会社同様ヒトがすべてだと思っています。
その意味で、個人的にはひとを成長させるのは、組織の中の憧れの先輩やこうなりたいと思う上司…その理想像がなければ、その会社の中で成長することに対して想像がしづらくなると思います。
2007年入社。大切な出会い。
入社当初から、ハードな部署への配属で土日も仕事。その上、楽天的で天真爛漫なマジシャンが上司でした。ある意味はじめてのサラリーパーソン経験なので、ヒナが鶏をみたときのようにそれが当たり前だと思い、時代なりのブラック感を感じつつ、配属すぐから大きな競合プレゼンに参加させていただきました。そこでの出会いが私の最初の転機だったと今でも思います。
話が少し逸れましたが、なぜこのようなことを書くかというと…この当時に出会ってきた優秀で、会社を率いる憧れの先輩たちが
早期退職制度で独立しました。。。
その時実感することになったのですが、私は昔から2018年9月に辞められた優秀な先輩方の背を追いかけていたと思います。会社を面白くしよう!後輩が会社を好きになるようにどうすればいいか?対外PRはどうすべきか?会社を良くするにはを1番に考えていた先輩方の多くがその場を去りました。
会社を良くしたいと思うことは間違っているのか?
稼ぐことはもちろん大切です。
余談ですが、私はお金を稼ぐことが大好きです。
ただ、稼ぐためには、稼ぐことを考えるからこそ、ヒトが全てのサービス業なので、いかに優秀で面白いヒトを採用して、その人たちが辞めないように、そして面白い仕事でクライアントと顧客をハッピーにしていくかを考えることが大好きで、それに対して私も努力していきたい!と思い続けていました。
会社を良くしたいと思う、方向性が違う
会社と自分の考え方が違う、さらには大企業という組織で働くことが私が目指している次世代の働き方と少し違うという違和感を感じた時、1番に昔からお世話になっていて、独立した先輩に会いにいきました。そして、ワクワクしてる先輩を見て、外に広い世界があることを実感。外向き思考がさらに広い視野を見てしまったことで、自分もチャレンジしたいと思い始めてしまったのです。
スタートアップのCxO
数年前から、スタートアップ企業の方々とお仕事をさせていただき、社会のために必死に考え奮闘する姿をサポートしてきました。
何事も、経験しないとわからない
これが私のモットーです。コミュニケーションの基本は相手にどこまで寄り添えるかということ。1番近いのは似たような経験をすることです。例えばそのままあがれる高校にいたのに、受験を経験したいから大学受験をしてみる。そんな行動をしたこと、今でも本気でよかったと思います。
経験をしたことがある人の言葉は説得力があるのです。
これを考えたとき…スタートアップの方々と同じ目線で話すためには、独立するという選択肢がでてきたのです。6月のとある金曜日に会社を辞めると心に決めてから、1週間も経たなかった気がします。
自分ならできるかなーという根拠のない自信とともに、初めての退職。そして、独立という一歩が目の前に現れた瞬間でした。
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