FF14 : マケボで稼ぐためには~後編~
こんにちは、藍色タイガーです
前回に引き続き、FF14でのマーケットボードを使ってのお金稼ぎ(マケボ稼ぎ)についてまとめていきます
前編ではマケボ稼ぎの基本的な本質二つについてまずはご紹介しました
この記事でも何度も引用しますので、おさらいしておきましょう
本質-① マケボで何かを買う人は、多かれ少なかれものぐさな人、手間を惜しみたい人である
本質-② マケボで稼ぐこと、それはすなわち手間の代行をして利益を上げることである
前編ではこの基礎の元に、マケボで稼ぐための方法を順を追って説明しました
後編ではこれの追加情報として、下記を紹介したいと思います
各商材のより詳しい特徴
販売時の個数設定の重要性
素材系で単価を設定する際のコツ
商材用の素材の上手な買い方
転売について
メジャーパッチ更新時の特需について
基本的な内容は前編の記事で紹介していますので、ぜひそちらに目を通してから、こちらの記事を読んでみてください
きっと、よりマケボ稼ぎが楽になるはずです
各商材のより詳しい特徴
このセクションでは各商材の特徴について、箇条書きでまとめます
前編で説明した内容も少し入っていますので、補足情報として見てもらえると良いかと思います
全般
釣りで入手する素材が入ってくると、出品者がかなり減る傾向がある
釣り餌が必要&狙った魚を必ず釣れるわけではない、という点で漁師は他のギャザラーよりも集めづらさが目立つのだろう
一次素材
とにかく価格変動が激しく、2〜3倍くらい変動することもザラ
数百個分をまとめ買いする人も多いので、99個を5,6スタックとか出品しても良い
まとめ買いの人が現れた場合、最低価格よりも高めに設定してても一緒にまとめて買って貰えるチャンスがある
その後もしばらく価格が高めで推移するので、そこで一気に売りさばけると利益率up少量だけ素材が欲しい人も居るので、10〜20個スタックとかでも出品しておくと良い
中間素材
価格はかなり変動する上、相場を無視した超安値で出してくる人がちらほらいる
恐らくアイテム分解で得たものや、自分でクラフトして残った端数を出品しているまとめ売りは商材作成用、バラ売りは個人使用・グラカン納品作成用とどちらも需要がある
HQ品の方が若干人気だが、NQ品も普通に売れる
低レベル帯の中間素材ほど差が小さい(素材がHQだろうがNQだろうが製作物をHQにしやすいため)NQ品で良いなら、簡易製作で一気に作れば手間はほぼ掛からない
最新パッチのHQ品はまだうまく作れないクラフターの人に需要がある
ただし、あなた自身の手間が増加する可能性も高いので、本質-②を考えながら商材とするか否かを決めるとよい
装備品(おしゃれ装備除く)
新規で売り出す人があまり出てこず、その装備の出品者は自分だけという場合も割とある
せっかく買うなら…ということで割高でもHQ品の方を買う人が多い模様
グラカン納品目的ならほぼHQ品一択1人につき基本的に1個しか買ってもらえない
ただし、転売目的なのか複数個まとめ買いする人も稀にいるので、2,3個出品しておくと良い
時折存在する、オシャレ装備ではないが見た目が良い装備はミラプリ用としても一定の需要がある(例:漆黒での青い武器群)
調度品
正直かなりの穴場で、売り手も買い手も少ない
特に買い手はハウジングしてる人だけに限定されるため、売れるスピードが最も遅い商材のひとつ
調度品によっては複数個まとめ買いがあり得る(椅子とか)
HQ品にする必要がない(そもそもHQ品にできない)ため、作製難易度自体は低い
とにかく見た目が重要視され、簡単な材料から作れる調度品(見た目が美麗)が驚くほど高値で売買されてたりする、本当の意味での穴場
パッチ更新で新しく追加された調度品の内、見た目の良いものは一時的によく売れる上に比較的高値になりやすい
売れるスピードの遅さ故に、焦れた売り手が我慢できずにジワジワと値を下げることがよくあり、独りでにひどい値崩れが起きることもあるので注意
庭具
基本的な事項は調度品と同じ
庭具はハウジングで置ける個数が調度品と比べて極端に少ないため、売れるスピードは調度品以上に遅く、まとめ買いも少ない
あまり商材向きではないかも…
調度品と同じく、パッチ更新で追加された庭具は一時的によく売れるため、商機を逃さないようにしたい
料理・薬
スタック出来るのが本当に助かる。数百個作っておいて、売れるたびに放出するやり方がとにかく楽(賞味期限?知らないが)
効果の高い料理や薬だとリピーターが付きやすい
料理は材料の種類が多いので、作るときはまとめて一気に作った方が良い
カバンに入れてた商材を誤って自分で食った時のやっちまった感は異常
譜面
古びた譜面がドロップしてそこから自作するタイプと、最初から完成品でドロップするタイプがある
ダンジョンやレイド等で獲得するものは、必須ダンジョンやアライアンスレイドのものは安く、任意ダンジョンやNレイドのものは高い傾向がある
また、当然ながら最新パッチに向かっていくに従って比例的に高値が付いてくる最新に近いパッチのNレイドや極、零式の譜面は数十万〜数百万とかの値が付くものも
一攫千金を狙えるもののゲットできるかは時の運なため、商材として狙うというよりは、ダブって入手できた時にお小遣いが入ってラッキーくらいの気持ちでいるほうが良い
マテリア
(あまり売ったことがないので、買い手側としての観測も混ぜて紹介します)
バトル用とギャザクラ用で全く価格傾向が異なり、後者のほうが型落ちでも値が落ちづらい
低レベル帯(今ならメガ&エクスマテリジャ以下)のバトル系マテリアはほぼ投げ売りで、普通にSHOPで売却するのと同じor大差ない価格で売られている
ただし、最下位の“マテリア”だけは例外で、武略・雄略・天眼あたりは何故か一つ1000〜1500ギルとかで売買成立したりする
何に使われているのかは謎…(知ってる方居たらコメントとかでこっそり教えてください!)クラフター系マテリアは、最新でないものも妥協禁断(ステータスは少し落ちるが、型落ちマテリアを活用して金額を抑えて行う禁断)などで使われるため比較的高めの値段が維持されている
最上位のものだと時期によっては一つ数万ギルとかで売れるので、小遣い稼ぎ感覚で売りに出すのはアリ
ぴったり欲しい個数を売る、というホスピタリティ
前半で話した通り、グランドカンパニーへの納品物は狙い目の商材のひとつです
その中でも採掘師・園芸師の納品に着目すると、20個セットで要求されていることがわかります(全品目そうなのかは不明です。網羅的には調べられないので…)
なので、鉱石・草花のグラカン納品者をターゲットとして売る際は必ず20個ぴったりで出品しましょう
19個とかの不足してる数では買い足しが必要ですし、足りない分ぴったりを買えない可能性もあります
逆に21個などだと余計にお金がかかりますし、余りの処分が面倒です
錬金術師の薬品・調理師の料理・漁師の魚なども複数個納品のものが多いため、あらかじめ納品数を確認しておいてぴったりの数で出品しましょう
前半で紹介した本質-①「マケボで何かを買う人は、多かれ少なかれものぐさな人、手間を惜しみたい人である」を忘れてはなりません
購入者の手間はできる限り省いてあげるのが、売れ行きを良くするコツです
素材系で単価を付ける際のコツ〜販売ターゲットを明確に・番外編〜
さて、前項にて「ぴったり欲しい数を売るべし」とお話しましたが、この時の単価の付け方にもコツがあります
例えば、ある一次素材の出品状況が下記の通りだったとしましょう
この状況で、あなたはグラカン納品者を狙って20個スタックの商材を出品するとします
単価はいくらに設定すべきでしょうか?
私だったら、単価350ギル(総額7000ギル)に設定します
え?最低価格付近にしろ、って言ってなかった?と思うかもしれませんが、これには理由があります
たくさん素材を欲しい人をターゲットとするのならば、最低価格(付近)への設定がベストです
ただし、今回のターゲットはグラカンへの納品者
端的に言うと、「20個は欲しいけどそれ以上は要らない」人です
この観点から、買い手の立場になって上のマケボを見てみましょう
まず、最低単価のNo.1を買うでしょうか?
いいえ、買いません
99個買った所で、納品して余った79個を持て余すことは確実だからです
(同じ理由でNo.5以降も買われることはないでしょう)
では、次に安いNo.2や3を買うでしょうか?
いいえ、買わないでしょう
今度は個数が少なすぎ、20個納品を満たせません
それに複数買うとしても、どう組み合わせても20個綺麗に買うことができません
それならNo.4はどうでしょうか?
これは候補になり得ます
個数は30個と、納品するには10個多いですがNo.1よりはマシです
トータルの支出額も最も安く抑えられます
さて、ここから価格設定の指針を考えると、下記のようになります
No.4よりも総額が安くなるようにする
その上で20個の単価をできるだけ高くする
これで、No.4よりも優先して買ってもらえ、かつ、儲けを最大限にすることが出来ます
7500÷20=375
ですから、少しここから引いて、350ギルあたりが適正な単価となるわけです
……さて、聡い読者さんならここで私の理論に穴があると気付いたかもしれません
そう、納品後に余った79個をマケボで再度売れば良いと考えるなら、疑いようもなくNo.1が最も支出が抑えられます
しかし、思い出してください、本質-①です
そう、そんなことをするのは面倒くさいのです
しかもすぐ売れるかどうかも分からないのに、無駄に必要数の5倍も買うのはやはりハイリスクと見る人が多いでしょう
そういう事情で、20個セットで多少割高なものがバンバン売れていくという事態になります
買い手の心理を上手く読んで、最大限の利益を上げていきましょう
商材用の素材の上手な買い方
あなたが製品(または中間素材)を商材とし、かつ、その素材をマケボで調達するケースのお話です
こちらが買い手になるのでできる限り安く抑えたいところですが、上手な買い方ってあるのでしょうか?
結論から言うと、一気に素材を数百個とかまとめ買いをするのは避けたほうが良いです
理由は下記の通りです
・商材を売れなくなるケースがある
前編でお話しした通り、価格暴落や厄介なライバル出現等で、売っていた商材の市場から撤退せねばならない事態は起き得ます
そうなった場合、それ用に素材を溜め込んでいると全部が無駄になります
・その素材の相場が上がる
あなたが低価格帯のものを買い占めたことで、その素材の相場は必然的に上がります
すぐに元に戻るケースがほとんどですが、稀に高止まりしてしまう場合もあり、そうすると利益が目減りしていきます
・素材の売り手に勘付かれる
一番避けたいのがこれです
「この素材、やたら買っていく人いるなぁ…何作ってるんだろ?」と売り手が調べてしまうケースです
結果、需要があると見られてその素材の単価を吊り上げてくるかもしれませんし、その人自体があなたの商材の市場に参入してくるかもしれません
どちらにしろ、待っているのはあなたにとって嬉しくない未来です
ギル稼ぎを目的にしてる以上、こういう事態は避けたいものです
ではどう買えば良いかと言うと、
1日ごとに必要量を少量ずつ買い貯める
のがオススメです
爆買いせずに安い価格帯の素材を市場に残すことで高騰を抑えつつ、下手に勘付かれることなく必要量を賄えます
転売って正直どうなの?
転売の定義として、自ワールドもしくは他ワールドで他の人から購入した商材を、そっくりそのまま自分で売り出す行為を指すことにします
まず、私は転売で稼いだことはありません
また、その善悪については特に思うところはありませんし、論ずるつもりもありません
その上で、ですが、あまりオススメはしないかなぁ…というのが正直な感想です
理由は何より、お金稼ぎをするにしては原価が高すぎることです
つまり、利益率は必然的に小さくなりますし、価格変動などで高く売れなくなった場合に負う損失が大きいです
ちなみにHQ品の場合は製作者の銘がその商材に入ってますので、作成した本人に見られると一発でバレます
そうでなくても、リテイナー名が同じなのにバラバラの銘が入った製品がズラッと並んでると他の人でも気付きますのでご注意を…
自分も一回だけ自分が作った製作物(装備)が転売されてるのを見掛けましたが、売価が私が売ってた価格と同じで「手数料分だけ損してるのでは…?」という謎のシチュエーションでした
なお、ある人が中間素材をマケボでまとめ買いし、クラフトして余った分を再度マケボに流す…なんてことは普通にあり得ます
なので、中間素材とかに関してはあまり目くじらを立てない方が良い…のかもしれません
パッチ更新時の特需について
※ここに書いてあるのはパッチ7.00〜7.01までの間の話です!!パッチ7.05以降は環境が激変し、下記では稼ぎづらくなってるのでご注意を
新パッチリリース直後はチャンス
暁月→黄金で私も経験したばかりですが、メジャーパッチリリースの直後は一気に市場が活性化します
新エリアでしか採れない一次素材
それを使った中間素材
新しいレベル帯の後半(今回ならレベル95以降)の装備品
などは非常に高値で売れるものが多いです
(前半のレベル帯の装備品は一つ前の詩学装備REなどと同等くらいなので需要は少し減ります)
ギャザラーが育っている人はとりあえず新エリアに行って一次素材を集めましょう!単価500〜600ギル、最初期で高いものだと800〜1000ギル等の破格の値段で売れるものもあります
また、ギャザラーでなくとも、モンスターの落とす素材もかなり高値で売れますので、それらを狙うのもオススメです
ただ、敵を倒すのに時間がかかると思うので、FATEの合間などでちょこちょこやるくらいでも良いでしょう
ちなみにFATEで得られるバイカラージェムで交換できるモンスター素材も同じく高値で売れます
(という感じだったのですが、パッチ7.05では価格が落ち着き、単価200ギル程度になりました
モンスター素材も良くて500ギルくらいになり、暁月エリアのものと同水準になってます)
以前のエリアの一次素材で特需が発生することも
ギャザラーの人は狙い目の情報です
今回、暁月以前のエリアの一次素材で価格が高騰したものがありました
これらは新エリアの新しい中間素材を作る時に一緒に使うサブ素材でした
例えば鍛冶師などでインゴットを作る際、
黄金エリアの鉱石A×5個 + 暁月エリアの鉱石B×1個
とかでレシピが組まれます
この鉱石Bが高騰した一次素材です
インゴット(鉱石)、レザー(アルメン)、宝石(砥石)あたりは同じ感じで高騰していました
(一方で、木材、布地とかは黄金エリアの素材だけで完結してしまうので除外です)
「まだ黄金進めてなくて…」とかって人でも手軽に稼げますので、是非該当する一次素材を探してチェックしてみてください
(こちらもパッチ7.05では価格が落ち着き、単価200ギル程度になりました)
まとめ
いかがだったでしょうか
後編は主に前編で紹介しきれなかった補足的な情報を中心にまとめてみました
とはいえ、マケボ稼ぎは奥が深いもの
また新しいことが分かったり、新たなコツが判明した際にはこの記事を更新、もしくは新しい記事を執筆する・・・かもしれません!
その時はどうぞまた見てやって下さい!
それでは、また!
(感想とかいただけるととっても励みになります!)