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何が正解で、何が成功かはわからないけれど

毎年この季節になると、ソワソワしてしまう。
お守りのたくさんついた重そうなリュックを背負い、
思いつめたような、真剣な眼差しで歩く小6くらいの子どもと、
その親御さんを見かけるたびに、心の中で祈ってしまう。
幸あれ、と。
かく言う我が家も、2023年受験に向けてスタートを切った。
もはや他人事ではない。

そもそも私は、中学受験には賛成でも反対でもなくて、
親は子どもに必要な情報、経済的支援を含めた必要なサポートをするだけで、あとは子どもが決めたら良いと思う。
実際、我が家もそうだった。
ただし、子どもにはそこまでの判断力がないので、
私は、わかりやすくチャートを作ってみた。
(これはいつか掲載しようと思う)

いわゆる受験のための勉強をはじめて感じたのは、
これはものすごく大切なプロセスなのだな、ということ。
世間一般で捉えられているような
「中学受験=過酷だし、子どもがかわいそう。親の受験でしょ」
とはまったく違う世界が広がっていた。
(これについても、いつか記したい)

最近つくづく、「学び」は一生続くものだと実感する。
子どもたちには早い段階で、学びの楽しさやワクワク感を知ってほしかったが、なかなか一筋縄ではいかない。
けれども、学校での(日々の)勉強とは違う、
「ひたすらに学び続ける」
という時間があることは、その後の人生において価値のあることだと思う。
そのとき大切なのは、決して「やらされ感」としないこと。
私たち夫婦もここだけは気をつけた。
「何のために、誰のために学ぶのか」
主語と目的をはっきりさせておくことが重要。
そう、今流行りの「パーパス」がものすごく大切になる。
ここを間違えてしまうと、親にも子にもアンハッピーな体験となってしまうのだ。

ところで、高2の娘は1月後半から、小5の息子は今週あたまから、
それぞれオンライン授業となった。
通年、リモートワークをする夫と合わせて、
家族4人が、それぞれのオンライン空間で過ごす有り様は、
なんともはや、な感じだ。

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