毎年この季節になると、ソワソワしてしまう。 お守りのたくさんついた重そうなリュックを背負い、 思いつめたような、真剣な眼差しで歩く小6くらいの子どもと、 その親御さんを見かけるたびに、心の中で祈ってしまう。 幸あれ、と。 かく言う我が家も、2023年受験に向けてスタートを切った。 もはや他人事ではない。 そもそも私は、中学受験には賛成でも反対でもなくて、 親は子どもに必要な情報、経済的支援を含めた必要なサポートをするだけで、あとは子どもが決めたら良いと思う。 実際、我が家も
2021,2,3 立春。 春の始まりにふさわしく、今朝の海は太陽に照らされキラキラ美しかった。 風は冷たいながらも、どことなく春を感じさせ、植物たちも芽吹きの時を今か今かと待っているようだ。 昨晩、めでたく「鬼役デビュー」を果たした息子。今週は塾がお休みであるのをいいことに、目一杯好きなことをしている。 小さい頃から本(主に漫画)とレゴだけは十分すぎるほど与えてきたため、隙があれば読書(7割漫画、3割児童書)に励む。 「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、彼の
2021,2,1...今年も中学入試がはじまった。 日本全国、どの子にとっても日頃の成果と実力が十分に発揮できますようにと、祈らずにはいられない。 少し前までは、高みの見物であった中学受験。 息子が新5年生になる今年、急に胸がざわつくようになり、些細な記事やニュースに思わず目頭が熱くなることもしばしば。 とくに中学入試スタートの今日は、朝から受験会場に向かう親子に想いを馳せるだけで涙が溢れてくる。 なにが正解で、なにが失敗かなどなくて、どんな子も、その子なりに懸命に勉強し、