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【インド生活】インド単身の節約術(総集編)

私がインドに移住して4-5ヶ月が経ちました。

私は現地採用&経験も比較的浅いことから、駐在やシニアの方のようなお給料ではない一方、それでも将来やいざという時ののために節約はしていきたいという思いがあり、日々節約を心がけています。

私の家計簿については以下の記事でまとめています。

今回はそんな私がインド生活でできる節約術を紹介していきます。
なお、私の生活は南インドのチェンナイだからこそできることもあるかもしれませんのでご留意ください。


節約習慣

  • 家計簿をつける

    インド生活に限らずですが、収支を把握することは節約の第一歩です。
    私はGoogle Spreadsheetにあるテンプレートから「Monthly budget」というシートを、自分が使いやすいようにカスタマイズして使っています。

  • 我慢しすぎない(趣味や娯楽に使ってもいい金額を決める)

    インド生活は普通に暮らしてもハードモードです。
    仕事やプライベートでも多くのストレスがある中、節約も意識しすぎて何も気晴らしができない・・・ということに陥らないよう、50:30:20ルールを参考に、欲しいものややりたいことにもお金を使えるようにしておくといいです。

    なお、50:30:20ルールとは、手取りの50%を必要経費、30%を自分が欲しいものや経験したいこと、残りの20%を貯蓄や投資に回すという節約ルールのことです。
    「50:30:20ルール 節約」で検索するといろいろ記事が出てきますので、詳細が気になった方はググってみてください。

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食事

  • コスパの良い果物を選ぶ

    単価がそこそこでも皮も食べられるりんごやグァバ、皮は食べられないけれど単価の安いバナナなどを購入することを意識しています。
    ドラゴンフルーツや洋梨など、おいしいけれどコスパの良くない果物はたまに気分転換で購入する程度にしています。

  • 自炊する

    これはどこの国に住んでも同じですが、何を食べるにしても自炊が一番節約できます。
    また、自炊ではより多くの野菜を摂取できたり、添加物のない食事ができたりするので、健康維持(=将来的な医療費の節約)にも繋がります。

  • 現地の料理を作る

    上述の「自炊する」とも重複しますが、自炊と一口に言っても、日本料理ではなくインド料理を自炊すると材料費や調味料費が格段に減ります。
    私は普段、朝はパンかオートミール、昼はインド米と付け合わせ、夜はドーサを自炊しており、食費を抑えることができています。

  • ベジでもいい時はベジを選択

    上述の「現地料理を作る」に付随して、ベジタリアン料理を中心に自炊すると、さらに節約に繋がります。ベジ料理は肉や魚に比べて材料費がぐんと低い上、冷蔵庫でもある程度日持ちするので、コスパが良いです。
    また、インドでの外食では基本的にビタミン(野菜・果物)を摂れる機会は少ないので、自炊でなるべく多く栄養補給するのが理想的です。

    一方、ベジ料理中心の日はタンパク質の減少に注意が必要です。
    タンパク質は1日あたり体重(kg)の単位をgに換えた分必要だと言われているので(50kgの方は50g)、野菜料理中心の日はプロテインやギリシャヨーグルトなどでタンパク質を補えるとグッドです。

  • 複数の媒体を比較して各食材の最安値を知る

    私はある程度自分の生活で必要な食材が定着しきたので、どの食材はどこで買うと一番安いというのが分かってきましたが、それまでは以下の3媒体で値段を確認していました。
    1. Amazon
    2. クイックコマース(Swiggy, blinkit, zepto)
    3. スーパー

    青果物は基本的にスーパーですが、既製品に関しては、Amazonやクイックコマースでは半額以下の値段になっている食材もあったりするので、要チェックです。

  • 食べるものをルーティン化する

    日々いろいろなものを試して作るのはもちろんいいのですが、一人暮らしでは食材が余りがちになってしまうので、なるべく何をいつ食べるのかをルーティン化してしまうと、無駄なく買い物ができる上に楽です。

  • 外食の頻度を固定する

    インドは日本よりも物価が安いといえど、ちょいいい感じのレストランで食事をすれば、アルコール無しでも2人で3,500~5,000円ほどになってしまうことはよくあります。
    もちろん人との関わりの中で一定の頻度で外食は必要にはなりますが、月に何回と外食の頻度を固定するだけで、食費の予算も立てやすく、無駄な外食は控えようと意識できるので、節約にも繋がります。

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日用品

  • プライベートブランドの大容量パックを購入

    Amazonでは「Presto(プレスト)」というAmazonブランドが日用品で展開されていたり、ショッピングモールに入っている「SPAR」というスーパーもプライベートブランドからBuy1Get1(1つ買うともう1つ無料)の日用品が揃っています。
    洗剤類やトイレットペーパー、キッチンペーパーなどの日用品はこれらをまとめ買いしています。

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交通費

現地採用の方は駐在員のようにドライバー付き社用車や家族車が提供されることは本当に稀ですので、プライベートでの移動は自費の方が多いと思います。
プライベートの移動で節約できる場面を挙げていきます。

  • メトロに乗る

    メトロは片道100円前後で移動できる上、割と電車も頻繁に来るので便利です。
    物件探しやお引越しの時にメトロの近くで探すのも一つです。

  • 複数のタクシーアプリを比較する

    私はOlaとRapidoをよく利用していて、短距離(8km以内)だとOla, それ以上だとRapidoの方が安いことが多いです。
    50ルピー以上差があることもあるので、オートやタクシーを利用する際は比較することがおすすめです。

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医療費

私の場合、クリニックや病院に行くことが最低月に2回はあり、医療費を節約することはあまり考えていません。

変に節約を意識して症状が悪化すればもっと多くの出費にもなりますし、クリニックに行って自分が気になっていることを解決できればそれ以上のハッピーはありません。

ただ2点気をつけていることといえば、

  • クリニックや病院はフランチャイズではなく個人で開業しているところに行く

  • やたら高いプロテインや栄養ドリンクが処方箋に書かれていたら、それだけ処方から外すようお断りする

この2点だけは気をつけていますが、今は月に6,000ルピー(約1万円)は医療費にかけているだけあって、節約は心がけないようにしています。

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水光熱(限界節約)

  • シャワーは午後に浴びる

    私の住んでいるところはウォータータンクが屋上にあり、日差しでタンクが温められるからか、午後12時前後から水道水がほぼ温水になっています。
    このため、午後にシャワーを浴びるとギザ(湯沸器)をつけなくても温水を使うことができるので、電気代(地域によってはガス代)を節約することができます。

  • 外出はクーラーをつけたい時間帯に行く

    私の住む南インド・チェンナイは年中夏なので、クーラーが欠かせません。
    それでも時間によってはクーラーなしで過ごせる時間帯もあったりするので、そうした時間はおうち時間にして、その他のクーラー必須時間に外出するようにすると、クーラー代(=電気代)を節約することができます。


以上、インド在住の私が普段行っている節約術でした。

インド(チェンナイ)も最近は物価や地価がかなり上昇しているので、節約生活にも身が入ります。

また節約術にアップデートや抜けていた事項があれば、別の記事でまとめたいと思います。

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