インドでインターンをしている女子大生です👩
今回はインドのごはんについて紹介したいと思います!
インドのごはんというとカレーというイメージを持つ人が多いですよね?(私もその一人でしたが)
インドにはカレーといってもいいろな種類があり、もちろんカレー以外にもおいしいごはんがたくさんあります。また、インドならではの食事のルールなどもありますので紹介していけたらと思います。
食事のルール:インドでは食事は右手だけを使って食べる
インドで食事を右手だけでする習慣には、文化的や宗教的な理由があります。主にヒンドゥー教やイスラム教の影響が大きく、これらの文化では右手を「清潔な手」とみなしており、食事や他の重要な行為に使われます。一方、左手は身体を清潔にするなどの衛生的な目的に使われるため、「不浄」と考えられます。そのため、食事をする際には右手を使うことが一般的です。
都市部では西洋の習慣も広がっており、フォークやスプーンを使うこともありますが、伝統的な場面では右手で食べることが当たり前です。例えば、ナンをちぎるにも右手だけを使って器用にちぎって食べています。そのため食事の際に左手の出番が来ることは一切ありません。
インド料理
インドは地域によって料理にかなり違いがあります。文化の違いや気候の違いなどの影響を受けており、同じ国でも違う食文化があるのはとても興味深いです。
北インドの料理
北インドの料理は、スパイスや豊かな風味が特徴です。私たちがイメージするインド料理は一般的には北インドの料理が多いです。
バターチキン(Butter Chicken)
マイルドなトマトベースのカレーで、バターとクリームが豊富に使われています。ロティやナンと一緒に食べるのが一般的です。
パニール(Paneer)
パニールはインドのカッテージチーズで、さまざまな料理に使われます。たとえば「パニールマカニ」や「パニールティッカ」などが人気です。
ダール(Dal)
レンズ豆のカレー。特に「ダールマカニ」は、黒レンズ豆を使用し、クリーミーな風味が特徴です。
ビリヤニ(Biryani)
スパイスが効いた炊き込みご飯で、特にハイデラバードスタイルやラクナウスタイルが有名です。鶏肉や羊肉、野菜などが使われます。
アールーゴビ(Aloo Gobi)
じゃがいも(アールー)とカリフラワー(ゴビ)をスパイスで炒めた料理で、ベジタリアンに人気です。
サモサ(Samosa)
揚げ餃子のようなもので、じゃがいもや豆、肉などのフィリングが入っています。スナックとして広く親しまれています。
南インドの料理
南インド料理は、米やココナッツ、酸味のあるスパイスが豊富に使われ、軽くてヘルシーな料理が多いのが特徴です。
ドーサ(Dosa)
薄くてパリパリした米とレンズ豆のクレープのような料理で、サンバル(野菜とスパイスのスープ)やココナッツチャツネと一緒に食べられます。
イドリ(Idli)
米粉と発酵したレンズ豆で作られた蒸しパンのような料理。イドリもサンバルやチャツネと共に食べます。軽くて消化に良い朝食として人気です。
ウタパム(Uttapam)
ドーサに似ていますが、少し厚く、トッピングに野菜や香辛料が加えられています。ピザのような見た目が特徴です。
ラッサム(Rasam)
タマリンド、トマト、胡椒をベースにしたスープで、酸味とスパイシーさが特徴です。消化を助けると言われています。
アッパム(Appam)
発酵した米粉で作られる薄いクレープで、カリっとした周縁と柔らかい中心が特徴。ココナッツミルクやカレーと一緒に食べられます。
インド中華
インド中華料理(インディアン・チャイニーズ、Desi Chinese)は、インドで人気のある中国料理のアレンジバージョンで、インド特有のスパイスや調味料を取り入れて独自に進化したフュージョン料理です。辛味や酸味が強く、非常に風味豊かな点が特徴です。
チリチキン(Chilli Chicken)
鶏肉を揚げ、チリソース、ニンニク、ショウガ、玉ねぎ、ピーマンで炒めた料理。辛味が強く、ドライバージョンとグレービーバージョンの2種類があります。
ハッカヌードル(Hakka Noodles)
小麦麺を使った炒め麺で、キャベツ、人参、ピーマン、ネギなどの野菜を一緒に炒め、醤油や酢、チリソースで味付けします。インドでは人気のストリートフードです。
ゴビマンチュリアン(Gobi Manchurian)
カリフラワーを揚げて、スパイシーなマンチュリアンソースで絡めた料理。ドライタイプとグレービータイプがあり、特にベジタリアンに人気です。
シェズワンライス(Schezwan Fried Rice)
炒めたご飯に、シェズワンソース(辛くて酸味のあるスパイシーなソース)を加え、野菜や肉を一緒に炒めます。インドの中華料理の定番です。
インドのデザート
インドのデザートは、豊富な甘みとスパイス、ナッツを使った独特の風味が特徴です。
グラブ・ジャムン(Gulab Jamun)
ミルクソリッド(khoya)を揚げて作った丸いお菓子で、ローズウォーター風味のシロップに浸されています。温かくても冷たくても美味しい人気のデザートです。
ジャレビ(Jalebi)
小麦粉の生地を発酵させて揚げ、シロップに浸して作られる、ぐるぐるとした形のスイーツ。外側がカリッとしていて、中はシロップがたっぷり。
ラスグラ(Rasgulla)
コテージチーズをベースにしたふわふわとしたボールを、砂糖シロップに浸したデザート。特に東インドのベンガル地方で人気です。
カジュ・カトリ(Kaju Katli)
カシューナッツを細かく挽いて、砂糖と混ぜて作られる薄い四角形のスイーツ。金箔で装飾されることもあります。
まとめ
今回はインドのごはんについて紹介しました!知ってるものや興味のあるものはありましたか?インドの食事はカレーだけではなく魅力的なものがたくさんあることをわかってもらえたのではないでしょうか。
日本にもたくさんのインド料理屋さんがあるので、気になったものがあったら是非トライしてみてください!
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