『話をまとめる』鍵は.....たった3つ ⁈
九州南部では、なんと過去2番目に早い梅雨入りをしましたね。このままいくと本州も例年より早く梅雨入りするかもしれませんね。
GWが終わったと思ったら、もう梅雨。もう少し5月ならではの晴天の毎日を楽しみたかったなぁと思っているINDEE Japanの岡本がnoteをお届けします!
最近はもっぱらネットで本を買っていたのですが、先日久しぶりに本屋さんに行ってきました。
漫画の大人買いを目的に行ったのですが (笑) 、ビジネス本コーナーも覗いてみました。根強い人気のアドラーやマインドセット関連の本が並ぶ中、目に付きやすい場所にはズラッとコミュニケーション・トーク力・話し方などの本が並んでいました。
確かに、オンライン会議やイベントが多くなってきて、対面の時よりも人とのコミュニケーション力が試される機会が増えた気がします。対面だと、雰囲気や笑顔やちょっとした雑談などでフォローできるところが、オンラインではやり辛いというのもあるのかもしれません。
そこで今日は、ビジネス・日常生活で役立つ『話をまとめる (纏める) 』という点をお伝えしていきます。鍵は、たった3つですよ!
▶『話をまとめる』ってなに?
ところで、『話をまとめる』とはどういう意味でしょうか?
Weblioを見ると、以下のように定義されていました。
<意味>
交渉をまずまず納得できる内容に導くさま
<類義語>
話をつける、話に折り合いを付ける、合意を得る、交渉を成立させる、うまく折衝する、交渉をまとめる、話をまとめる、妥結させる
引用元:Weblio類語辞典
仕事だけでなく、プライベートでも話をまとめるのが上手な人っていますよね。
みなさんは、誰か頭に思い浮かぶ方はいますか?もしかしたら、読んでいただいている方ご自身が、そうかもしれませんね。
わたしは、コロナの影響で結婚式ができなかった友人のために、共通の友人37人の意見を聞いて、それをまとめて、役割の割り振りもして、実行までの旗振り役をやってくれた、Sちゃんが思い浮かびました。
37人もいれば、賛成する人ばかりではなく、反対意見を言う人もいますし、協力的ではない人もいます。中には、日本語なのにどうして伝わらないの? と思った人もいました。(笑)
それをオンラインとSNSのやり取りでパパっとまとめたSちゃんには頭が下がります。
『話をまとめる』スキルは、仕事だけでなく日常生活でも生かせますね。
▶『話をまとめる』鍵はこの3つ!
では、『話をまとめる』ために必要な鍵をみていきましょう!
🗝1. 責任を追及せず、原因・課題を追究する
誰々が悪い、○○省が悪い、今の環境が悪い、などの批判をして誰かと共感したとしても、協調する糸口は見つかりません。
話をまとめる人は、どこがどのように問題なのか、どこが課題なのか、という点を確認しながら話をします。場合によっては、話し相手のミスや勘違いなどが原因があることがあるかもしれないですが、そんな時でも相手の責任を追及することなく、原因や課題を解消できるように話をまとめます。
誰かや何かを批判するのは簡単ですが、それだと本当にやるべきことの議論ではなく批判をして終了というパターンが多いですね。また、ミスばかりを責めるようになると、誰も率先して行動を起こさないようになるかもしれません。
*どうしたら実現できるのか?
→どこが問題? 何が課題?
*そのために何をすればよいのか?
→いまできることは何? 批判していても何も進みません。
🗝2. 落とし所ではなく、ビジョンを共有する
ビジョンとは、共通の利害・願いのこと。
相手の話も聞く前からお互い腹の中を探りあって、妥協点となる落としどころを探す。ビジョンを理解せず、お互いの組織や立場の中間地点を探しあうだけだと、お互いに譲歩したような釈然としない結果になるだけでなく、本音で話していないため、話をまとめようという気がお互いに失せてしまいがちになります。
相手の話に耳を傾けることはとても大切です。なぜなら、相手にとって何が良いのかを知るには、きちんと話を聞く必要があるから。
*この話し合いのビジョン (=お互いの利害、願い)はなんだろう?
→相手の話を聞いて、自分の意見も伝えて、まずはビジョンを共有しましょう!
🗝3. 文字通り話が「まとまっている」
“何となく” 話すのではなく、話のポイントをまとめて話がぼやけてしまわないよう意識することも大切です。
上記でお伝えした鍵2つの、原因・課題を追及するためにも、ビジョンを共有するにも、きちんと相手に伝えるには、話がまとまっていなくては肝心なところでボケてしまいます。
ポイントをまとめるにはPREP法などがオススメです!
*自分はこの話のポイントを理解しているかな?
→まず自分がこの話をして何をしたいのかなどポイントを理解していないと相手にも伝わりません!
▶まとめ
🔒『話をまとめる』鍵
🗝1. 責任を追及せず、原因・課題を追究する
🗝2. 落とし所ではなく、ビジョンを共有する
🗝3. 文字通り話が「まとまっている」
いかがでしたか?
なにかピンっとくるものはありましたか?
わたしは、“🗝2. 落とし所ではなく、ビジョンを共有する” をいままで意識したことがなかったです。
そう思えば、前述のわたしの友達Sちゃんは、なにか意見が食い違ったとき必ず「わたしたちは結婚式もできなかったKを喜ばすためにコレを考えてるんだよね?」と言っていました。その一言で、あっそうだった!Kが喜ぶことのために何ができるんだろう?と本題に立ち返れて、無事に友人Kに号泣大喜びを届けることができました。
是非ビジネスだけでなく、日常生活でも役立ててくださいね!
では、また次回お会いしましょう!!