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そりゃあ思考も停止しますって〜子ひつじとのADHD育児を振り返る①〜
子ひつじに発達障害の疑いがあると分かったのは5歳の冬。
保育園のお迎え時に副園長先生から呼び止められ、
「子ひつじちゃん…ちょっと発達支援センターのお世話になった方がいいかなって園長先生と話してたんですが…」
いきなり切り出されたのが発端でした。
確かに、疑わしい行動ばかりで、先生やお友達には毎日ご迷惑をおかけしっぱなしだったので、心当たりやもしかしてと思うところもありましたが、
①事前にお電話などで打診もなく
②慌ただしいお迎えの時間に
③いきなり話を切り出され
そりゃあ思考も停止しますって。
そしてその後、泣きました(笑)
いやだって、図星突かれた感じですもん。ばきゅーんって。
副園長先生、まさか泣いちゃうとは想定外だったようで、焦ってしまい物凄く謝ってくださいました。そう。
いい先生なんです。普段は。
関係も良好なんです。普段は。
で、ははひつじは「いつも面白おかしく子ひつじとやりとりしていた愉快なお母さん」だったので、いきなり切り出しても大丈夫かな、と思ったそうです。
「廊下でいきなり発達センターの話出しちゃった事件」は、その後園長先生と副園長先生が改めて謝罪をしてくださいました。
でも先生方もきっと、いつ切り出そう、どう切り出そうと考えていたのでしょう。
そして切り出された側は、きっとどんなタイミングでも思考停止してしまうでしょう。
心あたりがあっても、ADHDのことを知ってはいても、まさか我が子が、とはどうしても信じがたいもの。
ははひつじも例にもれず、思考停止のあとは「いやそんなはずは」と疑惑を母性で打ち消そうとしておりました。
そんなははひつじを説得したのは、当時の担任の先生でしたが、それはまた次のお話で。