inclueは、あなたと常識を見つめ直す
はじめまして。私たちは、inclueというメディアです。
これから、noteでインタビューやコラムなどを掲載していきます!
今回は、私たちの想いについてお伝えします。
人々が常識を見つめ直し、
インクルーシブになる「きっかけ」をつくる
私たちは、「インクルーシブ」という言葉を、こう定義しています。
・
・
・
世界には、どうしても好きになれない人たちがいる。
対話しても、理解しきれない人たちがいる。
でも、私たちは、そんな人たちとも一緒に生きていく。
だから、矛盾や葛藤を抱えながらも、お互いの意思を交えて、わからないところを伝え合って、誰もが自分らしく在れる世界にしていきたい。
私たちは、どうしようもなく自由だ。
どんな時に何をしてもいい。何もしなくてもいい。
誰を愛してもいい。誰も愛さなくてもいい。
一杯の紅茶であたたかい朝を迎えることも、凍てつく寒さの中で凛とたたずむことも、野に咲く花を見つめて生を感じることも、あらゆる恨み妬み僻みから死を連想することも、すべては自らと向き合い、真なる言葉で対話し、たった一つの道を築いていった結果だ。
私たちは、自分の居場所を、自分の力で見つけられる。
自分の城を、自分で築くことができる。
でも、時に「常識」と言われるものが、そんな人々の意志を抑圧する。
好きなものを、好きでいられなくする。
たった一回こっきりの物語で、私たちが私たちで在るために、
世界がインクルーシブで在るために、私たちは人々を自由の道へ解放する。
人々が常識を見つめ直す「きっかけ」をつくる。
・
・
・
これが私たちの想いであり、使命です。
偏見とは、葉と根のようなものです。
葉は、彩りあるものとして大事にされたり、目障りなものとして引っこ抜かれたり、まあいいかと放置されたり、いろんな扱われ方をされます。
私たちは、日々いろんな物事を判断しています。
人の容姿や発言、振る舞いを見て、「なんだ、こんなに薄っぺらいのか」「そんなの意味ないよ」と言ってしまうことがあります。
でも、草を支える根が決して地上から見えないように、私たちの目に映る人々の姿が、いったいどんな背景で存在しているのか正確に理解することは難しいです。
根を掘り返してみると、大地に強く張っているものもあれば、今にもちぎれそうな弱々しいものもあります。ちぎれた葉が土に刺さっているだけで、根っこがないものもあるのです。
根を捉えるための手段は、2つあります。
1つは、きれいに掘り起こすこと。
もう1つは、葉の状態をつぶさに見つめ、外から状況を捉えることです。
でも、根は一度でも掘り起こすと、葉が枯れてしまいます。
人の意思を尊重せずに知ろうとすることは、暴力的な意味を持ちます。
結局のところ、ほとんどの場合で根を直接見ることはできないのです。
私たちは、多くの物事について、絶対正しいと確信することはできません。
だから、調べたり、対話したり、事実を元に考えたりする必要があります。
「いくら知ろうとしても、知ることには限界がある」と理解を深めながら、私たちは自分のことを、他者のことを知っていくのです。
inclue(インクルー)は、「人々が inclusive(インクルーシブ)になる clue(きっかけ)をつくりたい」という想いから名付けました。
ロゴは、大きく広がっていく世界と、そんな世界を見つめ直す優しいまなざしをモチーフにしています。
これから、皆さんの愛情に包まれて、すくすくと育っていきますように。
・
・
・
はじめましての方も、ずっと応援していただいている方も、
どうぞ、末長くよろしくお願いいたします!
すべての人々にとって、インクルーシブな世界を目指して。