【X投稿詩】2024年8月
こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。
「空は気まぐれ」
アスファルトを焦がすほどの
暑さの後に
それを冷ますように
突然の豪雨
空は気まぐれ
だけど憎めない
麗らかなお転婆娘のように
今日も僕らを振り回す
(2024年8月9日投稿)
「記念日と呼ばない」
悲しみに浸った
陽炎の中の亡霊たち
彼等を見てしまったら
今日を「記念日」と呼ぶのが
何とも身勝手だと感じた
(2024年8月15日投稿)
「文化的気象観測」
雨が降ったら
雨を楽しんで
風が吹いたら
風を楽しんて
雷が鳴ったら
雷を楽しんで
嵐が来たら
嵐を楽しむ
風情の欠片を拾い
磨いて飾る様に
文化的気象観測に
間違いは存在しない
(2024年8月18日投稿)
「砂糖入り麦茶」
幼い頃の麦茶
砂糖入りの麦茶
大人になって飲む事は無くなったけど
ふとあの甘さを思い出すんだ
甘くしたって意味など無いのに
ちっちゃな僕はそれが好きだった
甘味の誘惑の単純さに
頭を使わずとも騙されてたっけ
大人になり
あの懐かしさを舌で舐める
仄かに
虚空の甘さを感じた
(2024年8月22日投稿)
「雨粒」
ガラス窓に
雨粒が付いている
つぅーっと墜ちる
雨粒が泣いている
暗い空の寒風は
雨粒を虐めているのか
雨粒は泣いている
いずれ消える運命に
(2024年8月29日投稿)
正直に言いますと、最近活動をサボっています。やる気が湧かなくなってきているのです。
11月末からずっと、空いている時間は極力詩作に時間を充てて、湧き出る言葉を編み、一つの作品として創造する日々を送っていました。しかし、8月に入っていてから、ポツリポツリとしか言葉が出てこなくなってきていました。
夏バテでしょうか?
いえ、やる気切れだと思います。
「文字を書く事」に対して億劫になったというか、「書きたいから書く」から「書かなきゃいけないから書く」というスタンスに変化してしまったというか。
まるで「趣味」から「仕事/作業」って自然と認識してしまったから、やる気が出てこなくなってしまったのだと思います。
毎月ノルマで10篇以上作って、noteとXに投稿する事が、ただの芸術活動では無くなり、工場のライン作業の様につまらないモノに感じてしまっている。「新鮮さ」「刺激」を感じられなくなってしまっている。
小説を書いていた昔も似た様な事があり、形式を変えたら治るものだと思っていました。しかし、現状は昔と変わっていません。
けど、無理矢理ですが詩作は何とか続いています。今月は無事乗り越えました。
ですが、この状態は来月も続くと思います。
来月もまた、無理をしながら書くと思います。
この「やる気の無い」という現状を楽しむべきか。
それとも苦しみながら、嫌悪の中で創作するべきか。
それとも、活動頻度を減らす、又は完全に休むべきか。
何か案があったら教えてください。
いや、案よりもモチベーションをください。
……最後になりますが、引き続きnoteとXにて(何とか頑張って)詩を投稿して参りますので、フォローのほどよろしくお願いします。
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