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【X投稿詩】2024年7月

 こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。


「シャツ上の地図」

 汗の滲みたシャツ
 夕陽に当たる

 シミは大きな湖
 もしくは大きな大陸となった

 胸に秘めた地図は果て無し
 今年の夏も旅に出る

(2024年7月3日投稿)


「危機感の詩」

 何か成さなきゃ
 消えていると当然

 残す事は
 遺す事にいずれ成る

 そうして無価値な物を
 大量生産するんだ

(2024年7月13日投稿)


「梅雨明け」

 夏の顔がムックリと
 雨雲の亡骸から現れた。

 蝉時雨の産声が
 緑の隅から聞こえてきた。
 上がる熱。
 滲む汗。
 サイダーを欲する喉の奥は
 季節の変化にまだ対応できない。

 ついに梅雨が明けたのだ。

(2024年7月18日投稿)


「25年生きた」

 25年、生きた。

 LINEを見ると、
 起業した者、
 結婚した者、
 子どもの出来た者、
 チラホラいる。

 25年、生きてしまった。

(2024年7月19日投稿)


「友人たち」

 子供心携えて
 友人たちと談笑する
 久しぶりに会った彼らは
 あの頃と変わらない

 「大人にならなきゃ」
 日々駆り出される衝動
 この時だけは
 子供の頃に戻って良いかい?

(2024年7月29日投稿)


 誰が言ったか忘れてしまいましたが、何処ぞの誰かが言っていました。
 「友人の中で、最も接し最も重要となるのは、中学時代の友人である」と。

 どうやら、最も多感である時期に味わった友人との思い出は、大人になっても色濃く残るらしいです。
 そして、そういった思い出を共にした友人との関係は、高校や大学の時に知り合った友人よりも強い絆で結ばれ、永い間その関係は続くと言います。

 敢えて細かい説明は控えますが、そういった考えが「あながち間違いでは無いかも」と思う出来事が先日あり、改めて友人たちに対して感謝の気持ちが芽生えました。

 彼らとは、よっぽど破滅的な出来事が起こらない限り友情関係は続くでしょう。
 私もそれを願っています。

 一旦、その友人の影響で遊戯王カードゲームに復帰する事になったので、カード集め頑張ります!

 最後になりますが、引き続きnoteとXにて詩を投稿して参りますので、フォローのほどよろしくお願いします。

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