
【X投稿詩】2024年12月
こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。
「母は知らない」
母は文学を知らない
僕の書き溜めも興味は無い
だから僕の欲を深く言わない
「やればいい」と励ましを添えるだけ
(2024年12月6日投稿)
「夜の落ち葉」
アスファルト 夜の道
黄色い落ち葉が落ちている
その上を走る自動車は
ヘッドライトを灯している
通る時に風吹けば
灯りに照らされ宙を舞う
スポットライト 透き通る葉脈
淡々とした冷気の中で舞う
数秒ほどの落ち葉達のバレエ
スタンディングオベーションは無い
(2024年12月11日投稿)
「冬の憂鬱」
ソファに深く沈み
晴れない心と向き合う
冷える末端を毛布に包むが
その内は温まらない
「つらい」と一言
何も無い天井に呟く
反射されない声は
寒い午後に溶けた
(2024年12月15日投稿)
「オリオンの下」
オリオンの下
我を語り合う
友の笑顔で
夜道軽やか
灯り少なく
先は真っ暗
だけど 僕等
足取り軽やか
(2024年12月21日投稿)
「平日のクリスマス」
神様のご都合に生活が合わず
平日のクリスマス
いつもと変わらずお仕事だ
何も変わらない仕事内容
ヤドリギもイルミネーションも
キャンディケインも無い
彩りの薄い現場だけど
寧ろ落ちついて心地いい
今日は帰りに
ホットスナックでも買おう
(2024年12月25日投稿)
明けましておめでとうございます。
これを書いている私は今、地元の海岸にて初日の出を見ています。

去年同様に、一人で朝早く起きて、大勢の方々と共に新たな夜明けを共有しました。
本来は同じく地元に暮らす友人達と見に行きたかったのですが、大半に「起きれる自身が無い」と言われて断わられてしまいました。
そんな寂しさはありますが、それはそれ。こうしてまた「新たな年が来たんだなぁ」と実感出来たので、今年も来て良かったなと思っています。
さて、2025年は去年以上に素敵な年だと信じ、自身も夢に向って邁進していきます。また、創作活動も新たなフェーズへと移る予定です。具体的にどうするかと言われるとまだ決まっていないところもありますが、何がともあれ常にインプットを忘れず、新たな表現方法を模索していこうと思います。
最後になりますが、引き続きnoteとXにて詩を投稿して参りますので、フォローのほどよろしくお願いします。
では、今年も1年よろしくお願いします。