【X投稿詩】2024年1月
こちらは、Xにて投稿した詩のまとめです。タイトルは後付になります。
「祈り」
「祈り続けるだけ」
言葉の羅列を並べ、
善意を語る。
何時ぞやの私は、
それを偽善だと思っていた。
だけど違う。
いざその時が来たら、
我々は手を出せない。
祈る事しか出来ない。
無力さを知った私は、
祈り続けるしか無かった。
(2024年1月2日投稿)
「安らぎ」
白い花瓶に、
枯れた花。
生き返らない者に、
少しでも安らぎを。
今日も空は、
あの日と同じ青色です。
(2024年1月6日投稿)
「星降る夜と夜行バス」
星降る夜に、
夜行バスに乗る。
君の好きなものを、
沢山カバンに詰めよう。
日頃疲れている君へ、
もう少し待っていて。
静かな夜の高速道路から、
君の住む街に行こう。
(2024年1月9日投稿)
「セピア」
サヨナラばっかの世界で、
日常はセピアに染まる。
退屈ばかりの日々に、
誰か色を付けてくれないか。
(2024年1月13日投稿)
「何者なのか」
文学者なのか、
哲学者なのか、
表現者なのか。
自分が何者なのか、
未だに答えは出ず、
永い間彷徨ったまま。
こういった悩みに、
生の実感とか、
死への恐怖とか、
目に見えないモノへの、
感触を大いに抱くのだ。
(2024年1月16日投稿)
「青い雪」
曇り空の下、
青い雪が積もった。
辺りを凍てつかせ、
時は静止して動かない。
今は夕刻なのに、
陽は厚い雲に隠れている。
溶けないまま暗闇は広がり、
青い雪は更に青くなった。
今宵は酷く冷えるらしい。
(2024年1月18日投稿/Instagramでは2024年1月9日投稿)
「大人になる」
永くて退屈な散髪の時間。
大人になって、それが短く感じる。
1分の価値が大したモノでは無いと、
大人になって気づいたからか?
何気ない日々のイベントに、
己の成長を理解した瞬間である。
(2024年1月20日投稿)
「Light」
君の目の前には何がある?
一筋の光が見えるのかい?
その光は針さ。
暗闇の世界で迷わない為の、
小さくも頼れるコンパスさ。
一瞬だけでいい。
彼を信じて進んでごらん。
さぁ、道は永いよ。
(2024年1月25日投稿)
今月から「卯野有希路」として活動開始し、詩誌投稿も積極的に行なっています。毎日が学びで、新しい発見ばかりです。そういった発見を詩に昇華出来る様に、これからも詩生活を謳歌していこうと思います。
引き続き、noteの他にXにて詩を投稿しようと思っております。どうぞ、Xのフォローもよろしくお願いします。
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